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今年の5月、キッチンの食器棚を取り替えて、こんな風に作ってみました。 真ん中あたりにある引き出しが、カトラリー入れ。
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この取っ手が、予想外のヒット。 処分した洋服入れの扉についていたネクタイ掛けを、何かに使えるかも、と取ってあったものです。ふと思いついて再利用したのですが、これが大変に具合がいいです。 細くて指にひっかけやすく、また金属製なので手が濡れていることもあるキッチンにぴったり。
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すごくいいなあ、これ・・・。
棚板にスライドレールをつけたものがこの食器棚をはじめ家中のあちこちにあるのですが、引き出すときの手がかりがないのです。
棚板をぐっと指先でつまんで引っ張って使っていますが、引っ掛ける方がずっと楽。
同じような取っ手をつけたいな・・・。
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検索してみると、類似のネクタイ掛けにこんなものがありました。(約550円) でも、ネジ穴の位置が、棒の上下になっており、薄い板の端部にとりつけるのには不適です。 (無理矢理90度ひねるという手もあるか・・?)
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ホームセンターにないか、リサーチ。 通常は取っ手は引き出し前面につけるため、裏から留めるようになっています。正面側からとりつけられるような、ネジが見えるタイプの取っ手って、ものすごく少ないです。
これよりも、もっと細くて長~い棒がいいなあ。
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これは、ステンレス製でごく単純なつくりではありますが、引き戸用なのかな、左右(上下?)非対称の形です。
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しかも、ひっかける部分も変な形状。 引き出し用ではなさそうですよね。
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固くて細くてまっすぐな棒・・・
ホームセンターを練り歩いていたら、ふとひらめきました。 バーベキュー用串! とても長いものが家にあったはず(スモーク用に買った)。そして、土台というか高さを出すのには、ワインのコルクがいいかも!!!
バーベキュー用串の両端にカットしたコルクをとりつけ、こんな感じで試作してみました。 使い勝手はなかなかいいです☆ 板のまんまより、断然引き出し易い!
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でも、 片側に串の柄が・・・。 これはない方がいいかな、やっぱ・・・。
まっすぐで固くて細い棒・・・。
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打開策保留のまま、懸案だった倉庫部屋を片付けていたら、いいものを発見! 以前、何かに使えるかも、と拾ったステンレスのこれ。 (本来の用途は不明)
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角のところをジグソーでカットして、念願の金属棒を手に入れました。
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かなり長い棒なので、コルク3個で固定。 正面から45mmの長いネジ(コーススレッド)で留めました。 (コルクは、太さが同じものを選び、カッターで3cmにカット。2.5cmでもよかったかも)
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農作物部屋に作った新しい棚(サツマイモ置き用)。 下3段がスライドレールつきの引き出せる棚板になっているので、取っ手をとりつけておきました。
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あちこちの棚板が引き出しやすくなって、便利になりました。
あと、材料費がほぼゼロというところも嬉しいです。
当面、これで使ってみようかと思います。
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こんな、なんちゃって貧乏DIYでは誰の参考にもならなさそうだわ。
ちゃんとした商品はないか捜してみました。
今回私が捜したようなものは、取っ手/引き手というよりは、タオル掛けかも?
「タオル掛け」でヤフオクを捜してみると、いくつかみつかりました。
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これこれ! 今回私が捜していたのは、こんな感じのシンプルなものでした。 細い鉄の棒で、正面からネジで留めるもの。 高さ(取り付け面からの出っ張り)は約3cmで、ほぼ希望のサイズ感です。 でも、お値段が2300円・・・。
アイアン細工ってどこかで習えるのかなあ・・・。 (お店はヤフオクのこちら)
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正面からネジ留めするもので、しかもネジ穴が左右方向に配置されている、興味深いタイプ。 これはタオル掛け部分が折りたたみ式だから出来る構造です。 板の端部にタオル掛けをくっつけたいならばこれはよさそう。 500円とお手頃。高さは約5cm(今回の私の目的にはやや大きすぎ)。 (お店はヤフオクのこちら)。
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アルミパイプ製なのですね!
台湾で見たまな板に、まさに、もとはパイプ製で両端を潰したような取っ手がとりつけられていました!
イケアの水切り用ラックMADVIKENをばらせば、手頃なパイプが沢山とれそうです。
(つい先日イケアに行ったときに見つけました。なるほど、と思っただけで買わなかったのですが、サイトにないということはもう廃盤の現品処分品?買っておけばよかったかも!)
おお、良いところに気づきましたね。でも、MADVIKENは亜鉛メッキの鉄パイプですので湿度が高く換気の少ない倉庫内では錆びやすいです。むしろ今、Amazonでも安売りしているHapponがおすすめです.こちらはステンレス製ですので錆には強くなります。でも、棚板にねじ止めするときに鉄のビスを使うと電位差で錆が生じやすくなります。できればステンレス製のビスを使いましょう。注意点は、これ、痩せても枯れてもステンレスなので工作は力仕事になりますからね。ステンレスへの穴あけはチタンコーティングしたドリルがおすすめです。...なんて、凝っていると道具ばかりが増えてしまう!
電位差でサビというと、イオン化傾向のアレ(金かるなまああてにすなひどすぎる借金で覚えてましたが、今調べたらこれじゃリチウムがはいってない)でしょうか!?
以前銅の火鉢の灰の中に古釘が沢山埋めてありました。これってイオン化傾向を利用してサビを鉄の方にひきよせる技かなと思ったのですが、如何でしょうか。違うかな。