採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

きじたまその後

2017-09-05 | +きのこ以外

 

雉の卵

しばらく前に記事にしましたが、畑の片隅で、雉の卵をみつけました
一旦巣を離れたメスは、もう帰ってこないということなので、折角なので持ち帰りました。

まずは殻の外側をよく水洗い。
そして冷蔵庫へ。

半分ヒナになってたらどうしよう・・・。
ドキドキしてしばらくは保管してありましたが、意を決して割ってみることにしました。

殻の一部にヒビを入れてみたものの、鶏卵のようには、パカっと割れてきません。なんか固いような・・。
これってやっぱ、中が半固体ってこと???
髪の毛を半分逆立てながら、殻だけを切るように、はさみで殻をカット。

雉の卵

割れました!
やった!普通の卵だった☆

鶏卵に比べ、黄身の比率が高く、卵白部分が少ない気がします。
(今度鶏卵を割って、同じ器で写真を撮ってみます)

雉の卵

殻の内側は、なんともいえないブルーグリーン。
アローカナという品種のニワトリの卵は、殻の外観がこんな水色なのですが、よく似た色に思いました。

殻が割れにくかったのは、殻内側の膜がとても丈夫だったためのようです。野生動物だからかな。

雉の卵

Duckbill師匠によると、雉の卵の卵かけごはんは卵かけごはんの王様だとか。

でも、冷蔵庫でだいぶ待たせてしまったし、野良の雉だし。
ちょっと心配なので、半熟目玉焼きにして、白いご飯に載せて食べてみました。


ちょっと生臭かったりしないかな?と心配していましたが、全然違って、ほのかに草の香りがするような、植物系の味わいでした。
ニワトリと違って、配合飼料ではなく、野生の雑草類を食べているせいでしょうか。
飼育の雉だとまた味が違うのか、それともほぼ同じなのかな。

とっても美味しい!

白いご飯の味と、ほのかに草っぽいながらもコクがある卵の味、そして少量のお醤油、と、植物性の淡いうま味が複合するような印象で、よく合います。(最近は「卵かけごはん用醤油」などといって、出汁などで味付けしてある醤油がありますが、そういうものではなく、上質の本当のお醤油を使った方が雉卵の味を味わうにはいいと思われます)
黄身の比率が高く、黄身の濃さが薄まらないので、そのあたりも卵かけごはんにぴったり、なのかもしれません。


何個もあったので、うち2個は溶き混ぜて塩少々で卵焼きにしてみたのですが、雉卵の風味は残るものの、目玉焼きの方が印象深い味でした。
きじたまは、半熟目玉焼きがおすすめ!


(ヒナになりかけの卵は結局ありませんでした。ほっ。)

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