採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

カノンさんのピールチョコ

2020-05-12 | ■おともだちの味研究

お友達のカノンさんから、この時期恒例の柑橘ピールとキューブチョコを頂きました。
毎年、今年も作っていらっしゃるのかな~(食べたいな~)、と、心密かに楽しみにしているものです。

カノンさんは、とっても研究熱心で、パッケージなども毎年いろいろ工夫されています。
郵便局のスマートレター(180円、厚さ2cmまで)にあうような詰め方を工夫されたり。
私はもっぱらヤマトのコンパクトボックスでしたが、今度、スマートレター使ってみようかな。
(今回頂いたものは、もっと大きな箱でした)

頂いたお菓子をご紹介します。

カノンさんのピールチョコ

こちらは、スマートレターよりは大きな梱包用のパッケージ。
透明なお惣菜などが入るパック(厚さ3cmくらい)に、素敵な模様のナプキンを入れて包んであります。
(包みの写真を撮ったはずがどこかに・・)
キューブチョコは、ダイジェスティブビスケット、くるみ、ラムレーズンが入ったガナッシュで、表面にはチョコを流してあります。
ピール(甘夏)の方は、お砂糖まぶしのもの、そしてチョコ+ココアがけ。チョコがけの方は、お砂糖まぶしはしない状態でチョコをかけてあります。どちらもしっとり柔らかで美味☆

このセットは定番の組み合わせですが、今年は他にもいろいろ作られていました。
それぞれご紹介します。
カノンさんのブログの「ピール 砂糖漬け 柑橘」カテゴリに詳しい情報がありますので是非どうぞ。

カノンさんのピールチョコ

① スライスオレンジの甘露煮:
生協で買われたというオレンジ。希望より大きかったようで、この大きさのものを薄く切り、煮崩れないように煮るのは大変だったと思います。
とてもジューシーでオレンジの風味満点☆
大ぶりなので、4分割して、ダンナサマと分けつつ、ひとかけずつ頂きました。

①’ スライスオレンジの甘露煮+チョコ:
これもおそらく生協のオレンジ。今年はえらく大きかったり小さかったりしたようです。オレンジの種類も違うように見えます。この小さい方が皮がしっかりしていて、煮崩れる心配も少なさそうです。
チョコとオレンジの味はぴったりですよね。
色も鮮やかでお店のものみたいで素敵・・。

② 獅子ゆずの輪切り甘露煮:
あの立派な獅子ゆずを輪切りにして作るピールは、カノンさんのオリジナル。
今年は、それなりの厚さでまず甘露煮を作り、乾かしたあとに薄く削いで、軽やかなピールを目指したとのことです。
(厚い1枚から薄いもの1枚しかとれないので、贅沢!)


カノンさんのピールチョコ

見て、すごい種類!

③甘夏?ピール(酸味あり):
上の写真の詰め合わせのピールは、酸味がないタイプでした。
こちらは、果汁と一緒に煮てあるのか、酸味があるタイプ。私は柑橘の酸味は大好きなので、これ、とっても好み!

④カラメル色になったピールの砂糖まぶし:
焦げないように弱~い火でじんわり煮ていたら、焦げてないのにシロップが茶色になってしまったそうなのです。
こうなると、柑橘の苦みは弱まって、でもカラメル味というほどでもなく、和菓子のような感じ?
乾かし具合のせいか、カリカリ感があって、上品なお干菓子みたいでした。

⑤カラメル色になったピールのシナモンまぶし:
表面の茶色い粉、ぱっと見ココアかな~と思って口に入れたら、とってもいい香り!!
シナモンでした。
これ、大好き☆
柑橘の苦みが薄れた状態で、カラメル風味も隠し味になっているせいか、シナモンがとってもよく合います。
冷蔵庫に常備したい・・。
このカラメル色のピールはハプニングによって出来たものということなので、一期一会の味かもしれません。

⑥チョコ+ココアまぶしピール:
上の写真のパッケージに入っているものと同じ(だと思います)。
ピールがとても柔らかに煮えていて(表皮のツルツルは、次の⑦以外すべてのピールについて剥いてあります)、チョコと、表面のほろ苦いココアの味とよく合います。
頂くたび、美味しいなあ、と思っています。

⑦花ゆずの皮4分の1ピール:
(下の方、かじりかけですみません)
これだけは表皮のツルツルした部分がついた状態です(他はみんな削ってある)。
ウォーキングしていたら、道路に花ゆずがポタポタ落ちていて、拾えるだけ拾って帰って、加工したそうです。
ゆずピールってグニグニのゴムみたいになりがちなのですが(私が作る場合)、こちらはとってもソフト。
花ゆずが薄いので、相対的にチョコ感が高めで、軽い食べ心地ですがチョコ満足度は高めで絶品です。
カノンさんに拾ってもらった花ゆず、幸せものだなあ。

⑧河内晩柑の砂糖まぶしピール+チョコ:
黄色い柑橘の河内晩柑を使ったピール。
もともと薄い色の柑橘ですし、表皮を剥いてあるので、仕上がりは個性的な白さ。
味は、うっすら酸味がつけてあるのかな?もともとの皮の味かしら。
ほのかに酸味と苦みがあって美味しいです。
チョコがけしてあるのですが、全部コーティングせず、少し白いピールを見せていて、その対比も素敵。
見た目も味わいもとても上品なピールだと思いました。


カノンさん、たくさんの研究成果、ありがとうございました!
ごちそうさまでした☆

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1 コメント

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いいなぁ~! (ふたマニア)
2020-05-13 15:55:17
今年は時間もあるので、ピールチョコを作ろうと思い、材料調達先の「のーそん」に連絡をとると封鎖中。なんでも、万一を考えて、ピールを出さないことにしたそうで、残念!! 仕方ない、用意したチョコだけ食べて太っちゃお。
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