採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ドライブルーベリー

2017-07-11 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

6/24にブルーベリーを摘みに行ったのですが、その時摘んできた生ブルーベリーでドライブルーベリーを作ってみました。 
数年前も一度挑戦しました。
その時は、単に生のブルーベリーを炎天下のもとで竹ざるにのせて天日干ししただけ。

乾きませんでした。

そうだよね。やっぱ。
それで乾いてしまうなら、木に実ったままドライになってしまいます。
生きている果皮って丈夫に出来ています。
何日もホカホカとあたためられて、あやしげな気配になってきたので、全部煮て、ジャムにしてしまいました。

その後、これなら、という方法を発見(?)。
ブルーベリー摘みから持ち帰る際に、車の中にころりん、とこぼれた一粒が、一か月くらい後になって発見されました。
それが、全く傷みもせず、完璧なドライブルーベリーに変身していたのです。
この時期、屋外に駐車した車の中は、晴れればかなりの高温・低湿度状態になります。
まさにディハイドレーター状態。
これなら大抵のものは乾きそう。でも、だったらディハイドレーターを用意した方が(布団乾燥機と段ボールで作れる)、雨が続いても気をもむ必要もなく、急カーブを曲がっても干したものが転げ落ちる心配もないし、いいかもなあ。

今回は、車干しは延期。
オーブンで短時間加熱して細胞を壊した状態で、天日干しすることにしました。
しばらく冷蔵してあって、作業したのは、7月に入ってからだったかな?

■手順
・ブルーベリーにトレハロースをまぶす。(冷蔵庫から出したブルーベリーは結露するので、簡単にまんべんなくまぶせました)
・オーブンの150度で15分くらい焼く。(果汁がしみ出さない程度を目指したのだけれど、予想より火が通り易くて結構ぷよぷよで破れる直前くらいの状態になってた)
・カラッと晴れあがった日に干す。または冷蔵庫で干す。

とても単純ですが、自分でコントロールできないのはお天気。
作業した直後からずっと天気がすぐれず、大半の期間は冷蔵庫内で干し、たまの晴れ間に天日干ししました。

自家製ドライブルーベリー

ここ数日、熱中症になりそうな晴れて暑い日が数日続き、ようやくドライフルーツらしくなってきました。

自家製ドライブルーベリー

ぷよぷよ感がほとんどなくなり、カサカサした感じになっています。

オーブンで焼いた直後は果汁はしみだしていない状態でしたが、半乾きの状態で転がしたりいじったりした際に皮が破れて汁が出てしまいました。でも、よく乾けば、手にはべたつかないです。


食べてみると、食感の柔らかさは丁度レーズンくらい。

でも、すっぱい!

このままつまむには厳しいです。
(生ブルーベリーは普通に食べられるのに、なんでだろう。たまたますっぱい粒にあたったのかな?)

焼き込むと、レーズンよりは色が出そうですが、酸味を生かせば効果的に使えそうです。

何に使おうかなあ。

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2 コメント

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ブルーベリー (ちひろ)
2017-07-12 08:07:17
私はやったことないのですが、海外のサイトで果実に針で穴をあけてから乾燥させると書いてありました。
また、シロップ漬けにしてから…が多いですよね
個人的には一度冷凍したらいけそうな気がするのですが、どうなのでしょう。今度やってみます。
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冷凍もよさそう (●ちひろさま~Fujika)
2017-07-12 11:25:28
針で穴! あんな小さいものにちまちま穴あけするの、大変そうですね。
シロップ漬けを干すのは甘みも加わってしっとり感も出て美味しくなりそうですね。そういえばドライクランベリーも、蜜をしみこませてから干すのだとか。べたつきは出ないのかな?

冷凍を干す、というのも焼くのと同じ効果だろうなと私も思いました(ドライブルーベリーを作るとき、生を焼くか、冷凍したのを使うか迷った)。
冷凍のを少しシロップに浸して(又は砂糖をまぶして)干すのかな。冷凍したものがあるので晴れが続く夏になったらやってみようかな。
そうだ、ドライブルーベリーを使ったおいしそうなレシピがあったら教えて下さい。

結果をまた教えて下さいませ☆
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