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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

あぎ茸と白霊茸

2010-09-30 | +野菜
先日のオフ会(お誕生日ディナー)に、miyakoさんが珍しいキノコを仕入れてきて下さいました。中野市の「ぶどう祭り」に行った際、「JA中野市農産物産館オランチェ」で買ってきて下さったものです。


2010/09/18あぎ茸

「あぎ茸」というもの。
ころんとして、ボリューム感のあるきのこです。

2010/09/18あぎ茸

椎茸のようでもありますが、軸部分はエリンギのような風情も。


あぎ茸は、2008年5月頃から長野県中野市で生産され始めた、まだ新しい新種のきのこだそうです。
ネットで調べると、イタリア原産という説と、中国原産という説があります。
イタリアでは「アウィー」、中国では「阿魏茸」だそうです。「あぎ茸」は中国からもらった名前ですね。

豚ヒレ肉ファルシと一緒にオーブンで焼いたのですが、とても濃厚なきのこの香りがしました。アカヤマドリにも通じるような、強い風味がありました。とっても美味しいです。
このきのこの紹介サイトを見ると、「食味が非常によい」とはありますが、それほど強い風味とはありません(日本の食卓に、あまり風味の強いものは合わないでしょうしね)。おそらく収穫のタイミングなどで多少味が変化するのでは、と思います。


2010/09/18白霊茸(バイリング)

こちらは白霊茸。
調べてみると、バイリングとも言われるようです。

白霊茸は、バイリングともいい、中国の天山山脈に自生する希少種のキノコだそです。
バイリング・・・・。変な名前ですが、何だか聞き覚えが。
そうだわ、以前買ったことがあったような!その時は、「雪嶺たけ」という商品名でした(群馬県産)。「白霊茸」だと、なんだかアヤシイ漢方薬っぽいから、「雪嶺たけ」に変えたのかな。
地元のスーパーで一度だけ見かけ、それ以来一度も見ていない、幻のきのこでした。このときは、1パックに1個だけ、エリンギの先端を巨大にしたようなものが入っていました。小学生の握り拳くらいの大きさでした。

今回の、コロコロした小さなものとは全く見かけが違いますが、これは、1個を大きく育てるために、芽かきをしたものだと思います。
この大きさのものも、コロコロして可愛い! 切らずにそのまま使えるので便利ですよね。


あぎ茸も白霊茸も、どちらも元は大変な希少種で高級きのこというだけあって、とっても美味しいです。歯ごたえはエリンギよりは噛みきり易く、高齢者や子供でも食べやすいかもしれません。
どちらも、どんな料理にも合いそうです。
特にあぎ茸は、香りが濃厚なので、イタリア料理やフランス料理で使ったら面白そうです。


■参考情報
バイリングの安定栽培とあぎたけの生産を成功させたたけうちきのこ園の紹介
竹内修治さん(たけうちきのこ園)によるあぎ茸とバイリング栽培(写真多数)
(ブログ)「クサマヒサコの野菜ノート」のあぎ茸と白霊茸の記事

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Unknown (たまご)
2010-09-30 19:59:35
Fujikaさん、きのこを満喫されていますね♪
その時期に出回る食材を食べれるのは本当に幸せで贅沢なことだと最近つくづく感じます。

雪嶺たけって売ってますね!
スーパーで売っているものは大きいサイズで手を出しずらかったのですが、一度挑戦してみます♪

またまた梨の話になりますが、、
昨日とある牧場へ行ってきました。
牛と遊ぶのもそこそこに私は一人山栗がないかとか、むかごの下見も、、と周りをキョリョキョリョしていると、なんと梨があったんです!!
場所的に植えられたものではないと思うので迷わず収穫してしまいました!!
凄く小さくてかわいいので、家でまだ眺めているだけです。。。




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最近 (川越)
2010-10-01 12:15:00
こんにちは。最近スーパーなどで身かけないキノコを目にすることがあります。先日もオオイチョウタケのような、エリンギのような立派なキノコがありました。
ところで先日新潟のキノコ狩りで、ついスギヒラタケを採って来てしまいました。2004年には大勢亡くなったので恐かったのですが、食い気に負けて・・・(^^;6年振りでした。
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野性梨? (●たまごさま~Fujika)
2010-10-05 16:58:36
雪嶺たけ、そちらでは売っているのですね。こちらでは最近全然みかけず、残念です。
ちょっと高めかもしれませんが、美味しいのでおすすめですよ~。

牧場にあったのは、野性の梨でしょうか。
(それとも放任されているものかな)
目立たなさそうな実ですが、よく見付けましたね!好きなものは何故か目に入ってきますよね☆
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バイリングかも? (●川越さま~Fujika)
2010-10-05 17:02:11
オオイチョウタケのようなエリンギのような・・・・もしかしたら雪嶺たけかな?
今度みかけたら是非試してみて下さい。
こちらのスーパーではたまに生きくらげがあったりします。

スギヒラタケ、何故あの年だけ(?)突然あのようなことになったのでしょうね。
スギ林に出る数少ないきのこなのに、摘まずに過ぎ去るのは困難ですよね・・・。
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まだ原因不明のようです (川越)
2010-10-06 19:42:46
こんばんわ。スギヒラタケはまだはっきりとした原因がわからないようですが、少しずつ「こうじゃないか」という予測はできて来ているようです。スギヒラタケは他のキノコのように炭酸ガスを出さずに、青酸ガスをだしらしいです。それだけでも不思議ですね。
それにキシメジなどもいままでは普通に食べられていた茸なのに、やはり死亡するような毒が見つかったようで、キノコはなかなか油断なりません。
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キシメジも!? (●川越さま~Fujika)
2010-10-12 14:22:27
青酸ガス!怖いですね。
一旦毒となったきのこは、やっぱり大丈夫ということにはならないでしょうね。
安全が一番ではありますが、残念だなあ・・・。
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