採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ナポリ2018:外食(1/2)

2018-10-01 | +海外

ナポリ旅行、7泊もしたのですが、外食は確か6回でした。
うち1回は、考古学博物館前のバールで軽食を食べたのですが、写真なし。
写真記録があるのは5回分。

まずは最初の2回について記事にしたいと思います。

■■ナポリ駅前付近にて、ランチ(9/1) 

朝のにわか雨が止むのをまって、チェックアウト。荷物を預けて外出し、とりあえず、名所らしいというスパッカナポリを目指しました。
細い道の両側には、おみやげ屋さんや飲食店がぎっしり。
(平行して2本、観光通りが並んでいて、京都の新京極ともう一本の通りを思い出しました。こちらはアーケードではないけれど)

1人だったら、一軒一軒念入りにウィンドウを眺め、お腹が減ったら歩きながら食べられる何かを買うところ。
でも男性二人が一緒のためそういうわけにはいきません(どっしり座って、ワインなども頼んでのんびりしたい模様)。

にぎやかなこの辺りでランチかなー?と思っていたら、そうでもなくて、駅前まで戻ってきました。
ダンナサマはテラス席のあるレストランが大好き。
細い道沿いの狭そうなお店よりも、広い方に来たかったのでしょうか。

シーフードがあって、テラス席があるレストランをチョイス。
外席はかなりいっぱいだったのですが、テーブルと椅子をアレンジしなおしてもらって、3人席を用意してもらいました。


記念すべきナポリの第一食はこちら。

ナポリランチ

ナポリのレストランにてランチ

ピッツァ(トマトソース+生ルッコラ+生ハム+チーズ)
手長エビのパスタ
タコのトマト煮

この写真ではなかなか伝わらないですが、どれも皿の大きさが大きい!
ここでは小さく見えるピッツァですが、直径30cmくらいあったと思います。
運ばれてきて、「うわっ」と声を上げてしまうほどのボリューム感です。
(みんな中高年なので、そろそろ量が食べられなくなる年頃。くやしいけど)

ピッツァは、さすが名物、美味しいです。(専門店のピッツェリアの方がいいのかもしれないけれど、レストランでも十分)
ただし、サイズが大きいので要注意。西洋人一家でも、3人で2枚、などという頼み方をしていました。
私はこんがりして味があまりない耳の部分が特に好きだなあ、と思ったのですが、ウェイターさんが食べ残しを下げているのを見たら、ソースの載っている中央部のみ食べて、耳の方を残している人もいました。そっちが主流かしらん。

タコのトマト煮は、美味しいことは美味しいのですが、ものすごく塩辛かったです。
それで、量が猶更多く感じました。

パスタは、薄緑色のソースが何だか分かりませんでした。
私の推理では、ピスタチオ+ニンニク+クリーム+エビダシ少々、じゃないかなあ。
風味がとても濃厚でした。
これが一番美味しかったけれど、ほかの2品の量が多く、後半はかなりがんばって食べないといけない状況でした。
タコトマト煮ではなく、サラダ系のものにしたらもう少し軽かったのだろうか。
 



■■エルコラーノ遺跡観光後、国鉄エルコラーノ駅付近にて、遅めのランチ(9/4) 

朝からチルクム・ベスビアーナ(私鉄)でエルコラーノ遺跡に向かい、脚が棒になるまでじっくり観光。
その後、重力に負けて(?)坂を下りて国鉄の駅に向かいました。
お昼ごはんが気になるところですが、遺跡より海側は観光客はあまり来ないところのようで、お店も少ないです。
グーグルマップを頼りに進むと(ナポリ到着後、simカードを買いました)、駅のそばに数件レストランがある模様。
開いてるといいなあ、と願いつつ、てくてく。ふう、暑いよう。

エルコラーノ駅近く

エルコラーノの海

かなり歩いて、ようやく海が見えてきました。
ポンペイ噴火の起源79年は、エルコラーノ遺跡の端部が海でしたが(船着き場の遺跡があって、逃げるための船を待っている犠牲者の骨が出土しています)、ずいぶん陸地が増えているということです。

レストランが何件かあるうち、ダンナサマがひとつをチョイス。
あまりに喉が渇いて、お料理が運ばれてくる前に、白ワイン1本目がほぼ空になってしまうということに。
(水を頼むべきだった!)

 

エルコラーノ駅近く

タコのサラダ

ひと品は、サラダ系を頼まないと量が大変、という知恵がつき、タコサラダにしてみました。
でもずいぶんと盛りがいいです。
味付けは控えめ、あっさりしてちょうど良かったです。

 

エルコラーノ駅近く

シーフードパスタ

ダンナサマは、細長い麺が大好き。という訳でシーフードパスタ。
こちらも、あっさりした味付けで(塩辛すぎたりせず)、美味でした。


もうひと品、英語メニューにあった swordfishのソテー というのを頼んでみました。
いちばん値段が高いメニューで、何だろうと思っていたら、魚市場にあった、筒切りで売られているカジキマグロが出てきました。
そうか、あれのことをsword fish というのね。鼻先のとんがりが、剣なのね。
ワイン2本目を頼んでがぶがぶ飲んでしまったため、写真がありません。
(イトウ様、写真ありませんか?)

 

エルコラーノ駅近く

国鉄エルコラーノ駅

沢山食べて、ワインを2本も飲んで、大満足で帰途につきました。
当然ながら、宿についたら、(飲みすぎと時差のため)お昼寝。
この日の夕食用に浅利を買ってあったのですが、とても料理する気にならず。
(作ったとしても食べられなかったと思う)
「ワイン2本も飲むからじゃん。せっかく浅利買ったのに。私、もう今晩は料理しないからね!」
と我々夫婦の間が険悪になりましたが、イトウさんが(我々が寝ている間に)サラダを作ってくれました。この晩はみんなでサラダ一皿のみ。
(浅利は翌朝に順延)


 



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2 コメント

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よられが...... (ふたマニア)
2018-10-03 14:21:31
ずぅるっ~。とても美味しそうな旅ですね。この季節だと、ポルチーニ茸や値段がその3倍もするウォヴォリ茸をぜひ食べてほしかったなぁ......。キノコばかりは産地で味が大きく違うのです。ワイン以上に土から直接栄養を吸収するからでしょうね。秋は国内でも旅先でのキノコが楽しみ。地味ーに、マタギの宿なんてのもいいものですよ。あー、マツタケのフライも食べたいなぁ。
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イタリアのタマゴタケ! (●ふたマニアさま~Fujika)
2018-10-10 14:46:05
ふたマニアさんも、海外あちこち出かけていらっしゃるのでは☆(お仕事でお忙しくて観光どころではないかもしれませんが)

ウォヴォリ茸は、調べてみたところタマゴタケですね。そんな高価なものだとは! ポルチーニもタマゴタケも、今回の旅行では見かけませんでした。もうちょっと後だったのかなあ。
旅先の山の幸、いいですよねえ。
岐阜の食堂「かたつむり」のお料理、印象深かったです。
https://blog.goo.ne.jp/fujika_0000/e/78d445e94abaa2c8bd646542bec1ecd2
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