採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

飛騨の大あげ

2021-04-13 | +乳製品・肉・魚・卵

先日、奥飛騨温泉郷(新穂高温泉)に行ってきました。
ダンナサマの仕事の関係がありもう20年来、ちょくちょく訪れている場所で、内心、やや飽きているような場所だったのですが、今回は久しぶり。
前回は2年以上前かなあ。

コロナもあってどこにも行かない日々だったので、飽きかけた場所でも有難く、
まるで海外に行ったときのように、目につくものをシパシパと買いあさって、帰りのカバンはぎっしりでした。
(また別記事で、買い物の山をお見せしようかしら・・・)

新穂高温泉は、ハイシーズンは夏の登山シーズンなのかな。
山菜にはまだ早いようなこの時期は、閑散として、閉めている旅館も多かったようです。
経済が停滞しがちなこの時期、「買い物は善」よね??(無駄遣いの正当化・・・)

買ってきたもののなかからひとつご紹介します。

今回初めて見かけて買ったもの。
「飛騨の大(だい)あげ」

飛騨の大あげ

一片15cmほどもあり、分厚いお揚げ。
パックから出した方が、大きさと分厚さが実感されます。

高山市街のスーパーで見かけ、
「限定入荷!見つけたときが買い時。メインディッシュになれるお揚げです」
のようなポップに惹かれて買ってきました。

飛騨の大あげ

パッケージにあげステーキのレシピがありました。
ステーキとは呼ばないけれど、薄揚げでも作る、大根おろしとショウガを添える食べ方です。


①揚げをパックから取り出し、お皿にのせてラップをせずに1分加熱。
②フライパンに油をひかず、焦げ目がつくまで両面をじっくり焼く。
 (このときキッチンペーパーで揚げやフライパンの油を吸い取りながら焼くといいです)
③大根おろし、刻みネギ、生姜などをのせ、醤油または希釈しためんつゆ等をかける。


こんがり焼いて、ダンナサマと分けるため、半分にカット。
おお、中はこうなってるのか!

飛騨の大あげ

揚げたことにより、水分が抜けてスポンジ状の組織になっています。
スポンジ状にしては、なんだかずっしり感のあるお揚げです。
豆腐自体が濃いのかも。

このままかぶりついてみたところ、両面がサックリ、中はふんわり。(んー、ちょっとパンみたい?)
豆腐の味も濃く、表面もサクサクで(油をよく吸い取って焼いたので油っぽさは気にならず)美味しいです。


でも、まるごとかぶりつくと、少々分厚いかも。上下のサクサクを同時に食べてしまうというのも勿体ない感じ。
なのでこうしてみました。

飛騨の大あげ

厚さを半分にするように切り開き、その上に大根おろしとショウガ、お醤油を。
こうすると、お豆腐のスポンジ部分に大根おろしのジューシーな汁が沁み込み、皮のサクサクとお豆腐のジューシーさの対比もよりアップ、ほどよい厚さになって食べやすいです。
(片面サックリ、片面しっとりで、オープンサンドのよう?)

この大揚げひとつを二人で分けて、十分な満足感でした。


飛騨には、豆腐を巻き簾で巻いてよく茹でた、固くなってスが入っている「こも豆腐」というものもあります。この揚げといいこも豆腐といい、固めの(ドライ感のある)お豆腐が好まれる土地なのかしら。
私もお豆腐は固ければ固いほど好み(できれば厚さ半分くらいに脱水して食べたい)なので、こういうの、好み☆
買ってきてよかったです。

保冷剤と保冷袋、持って行ってよかったな~。

 

コメント (2)
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