採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2016.8台湾:台湾のホームセンター(特力屋)

2016-08-23 | +食べるもの以外

先週は、台湾に行っておりました。
ダンナサマは仕事なので、昼間はフリータイム。
(台湾のお友達とお出かけした日もありました)

今回は、出かける前にスライド棚板への取っ手取り付け作業をしていたため、気分は何だかDIYモード。
「そうだ、台湾のホームセンターに行ってみよう!」
と予めお店の場所を予習しておいたのでした。

行ったのは、「特力屋仁徳店」。
市内中心部の宿から、タクシーで向かいました。 

特力屋仁徳店(台南市)



行ってみると、水回り用品の充実ぶりにびっくり。店内で一番スペースを割かれていました。
日本はお風呂といえばユニットバスですが、台湾は年中暖かいので、シャワーのみでも寒くありません。DIYで設備を交換するお宅も多いのかもしれません。

この、 オーバーヘッドシャワー(大きな円盤から真下にシャワーが出てくる)、我が家にもいつか入れたいなー、と構想中です(ダンナサマの希望)。日本だと通常のホームセンターにはこんなに陳列されていない気がします。
大手メーカー品は8万~10万円以上とべらぼうに高価ですが、楽天では格安のがあって、1万5千~1万7千円程度。 
ここにあるのは5000~13000元(1万7千~4万円)。 

特力屋仁徳店(台南市)



出かける前の取っ手とりつけ工事は一段落しましたが、台湾の取っ手もチェック。
(クリックすると拡大します)
でも、正面からネジ留めするものはやはりほとんどないです。

特力屋仁徳店(台南市)



こちらの取っ手は大きくてカッコイイですが、やはりネジ留めは裏側からのタイプ。
業務用のようで、1000元以上の購入が必要のようですが、ひとつ200元程度なので5個くらい買えばすぐにクリアできそう。

特力屋仁徳店(台南市)



あ! 正面からネジ留めするタイプを発見!
まな板にとりつけられていました。

特力屋仁徳店(台南市)



スライドレールは、日本とほぼ同じ品揃えでした。
ブルム社もしくはヘティヒ社の底付け三段引きタイプ(側面から見えない)があったら買って帰ろうと思っていましたが、おいてませんでした。

特力屋仁徳店(台南市)



ポールを支えるゲンコ。
既製品としてのタオル掛けの品揃えが多いせいか、これは随分目立たないところにありました。見付からない、と諦めかけたほど。

特力屋仁徳店(台南市)



首長タイプ(かなり長い)のみで、日本にはある短いタイプはありません。

特力屋仁徳店(台南市)



あと、中央部分にネジがついています(初めて見るタイプ)。
長さ調節ではなく、おそらく取り付け角度の誤差調整用かなと思います。

特力屋仁徳店(台南市)



その他面白いと思ったもの。
布製の収納箱。
上端が木枠で、下部が布。 

特力屋仁徳店(台南市)



こんな支柱をマジックテープでとめるようになっていて、使わないときはペタンとたたんでおけます。
(上の写真の下段に畳んだものが)
日本にもあるのかな? 

特力屋仁徳店(台南市)



竹製のスノコ状のラック。
組み立てる前の状態で、色々と使えそう。
(でもちょっと高いかな。1000元(約3300円)) 

特力屋仁徳店(台南市)

棚受けのない、壁から生えたような棚板って、スッキリしてカッコイイですよね。そういうキットが打っていました。
2箇所、支柱を壁にネジ留めし、そこに板をはめ込むという構造です。 

特力屋仁徳店(台南市)

こちらはガラス製水筒。
強化ガラス製なので薄手で透明感が綺麗です。
プラスチックやステンレスの水筒は、口をつけて飲むのは美味しそうじゃないなあ、と思っていましたが、これならよさそう。
でも洗うのにはボトル洗い器具が必要です。
危ないところでしたが買わずにこらえました。 
(そもそも水筒が必要なことってすごく少ないですし、軽さでいったらペットボトルが一番軽いです) 


期待していた「見えないスライドレール」がなかったのは、ちょっと残念。
とはいえ、じっくり見物して、楽しみました。
(多分台湾の友人の誰よりも、念入りに見て回ったと思う) 

(写真がなかったので忘れていましたが)気づいたのは、手すり関係がないということ。
念入りに捜したつもりですが、見あたりませんでした。
日本では、陳列棚1本(4mくらい?)が手すりやバリアフリー関係のものに割かれています。
日本ではそれが当たり前かと思っていましたが(最近のこと?)、台湾は、まだ高齢者の比率は少ないのかもしれません。
台湾は、5階建てマンションを、縦に細長く分割して分譲するパターンが結構あります(日本にはないですよね)。小さめの部屋が階段で縦に連なっているという感じ。 
各戸とも地階を持てるという意味ではいいかもしれませんが、上の方のフロアは、年をとるにつれて使わなくなることは必至。
しかも、床はタイルや石など冷たい素材が多いので、うっかり階段から足を踏み外したら、ものすごく痛そうです。 
20年後くらいには、家庭用ミニエレベーターの需要がぐっと増えているかもしれません。 


特力屋から台南市方向に少し歩いたところに、こんな専門店が。 

特力屋仁徳店付近

タイル製の流し(洗濯台?)のみ、製造販売している様子でした。
左側の赤い部分は洗濯板のように見えますが、洗濯ものを手洗いする需要ってそんなにないよですね?
もしかして水切りカゴ的なものかな?

台南は、旧市街の痕跡が残っているのか、幅4mくらいの小さなお店が多いです。
そして、その小ささは、一人の人が、自分の得意な、好きなもののみ扱うのにぴったりな感じ。
なんかいいなあ、と思うのでした。
 

コメント (2)
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