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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

キムチのもと(ヤンニョム)

2011-02-22 | +野菜系保存食
とある近所の産直に売っている「キムチのもと」が、結構美味しいよ、とお友達に教えて頂きました。
早速私も買ってみよう。
友人の畑から大根とカブを抜かせてもらってきたので、大根キムチなんていいのでは☆

2011/02/11キムチのもと こんな感じの、コテっとしたペーストです。

2011/02/11キムチのもとで作った大根キムチ ちょっときつめに塩をして水分を出した大根とカブに和え、My切り干し大根もちょっと入れて、あっという間にキムチの出来上がり。割と甘口で辛さ控えめで、漬けたての浅漬けでも美味しいです。

拍子抜けするくらい簡単だわ・・・。
2011/02/11キムチのもとで作った大根キムチ 材料を見てみると、唐辛子、ニンニク、生姜、砂糖、食塩、だし汁、イカ塩辛、りんご、アミエビ塩辛、ゴマ、昆布、とあります。

意外と普通の材料ばかり。
我が家にあるもので作れそうな気がする・・・。



というわけで、まだ市販品は残ってはいますが、キムチヤンニョムに初チャレンジすることにしました。
まずはレシピ検索。
最初にヒットしたサイトが、この市販品とかなり近い構成で、しかも我が家にあるものばかりです。これはラッキー、と他をろくに調べもせず、参考にすることにしました。

冷蔵庫や冷凍庫をあさると、大体材料が揃います。
(うちの冷蔵庫ってすごい)
早速製作開始!
計量して、出汁の鍋を一度煮立て、その他は生のまま混ぜるだけ、と意外と簡単そうですが・・。
あれ?水2カップって随分多いような・・・。まあいいか、「きょうの料理」のサイトだし、間違いはなかろう。

(ここに落とし穴が)

■■キムチヤンニョム
こちらのサイトを参考にしましたが、水の量は各自様子を見ながらがよいと思います。あと、写真はレシピで出来上がるものとは違っています)
■材料(出典の3倍量で作成)
【液体】
出汁パック 2袋(袋を破いて使用)
水 資料には6カップとあったが、2~3カップでよいと思う
白玉粉 大さじ3 (分量の水から大さじ3とりわけて溶かしておく)
はちみつ 大さじ3
三温糖(または砂糖) 大さじ1.5
【粉末】
粉とうがらし150g弱、パプリカパウダー適量  あわせて200gくらい
【非加熱のもの】
蝦醤(中華食材のエビ塩辛ペーストのようなもの。アミエビ塩辛の代わりに使用) 約220g
ズガニ醤油漬けの液体部分
りんご 2コ分
にんにく(冷凍を使用) 6かけ分
しょうが 60g
白ごま 大さじ3のところ、増やしてざざっと投入。大さじ5くらいか
【水分吸収用】
切り干し大根微塵切り
薄切りのドライニンジン

■作り方
(1)出汁パックをやぶいて水と一緒に煮立て、一旦さます。
(2)白玉粉に少量ずつ水を加え、なめらかに溶いておく(一気に水を混ぜるとダマが消えないので注意)。
この水溶き白玉粉を出汁に加え、弱火で煮立てて糊状のものをつくる。
(この段階でえらく水が多いと思ったんだよなあ。水なんてあとで足せる訳だし、直感に従うべきだった・・。)
更に蜂蜜と砂糖も加える。
(3)唐辛子をボウルに入れ、あら熱をとった糊状だし汁を加えて混ぜ、完全にさます。
(4)冷ます間、りんご、にんにく、生姜をスティックミキサーでピュレ状にし、その他非加熱のものとあわせておく。
(5)冷めた唐辛子液に、りんご等のピュレを混ぜる。
(6)この段階で水分多すぎのちゃぷちゃぷのため、切り干し大根やドライニンジンを混ぜてみました。ほどよい甘みと旨みも期待したいです。
薄めの仕上がりなので、すぐ使わない場合は冷凍保存!

2011/02/12蝦醤 アミエビ塩辛の代わりに使ったのはこちら。
蝦醤(シュリンプソース)は、だいぶ年代物ではありましたが、極めて塩辛いし発酵食品だしずっと冷蔵庫にあったし味見して大丈夫だったのでOK。
「真かに漬」もとても塩辛いもので、少しだけ残っていたものを漉して使いました。
2011/02/12作キムチのもと 作りながら水がえらく多いと思ったのはあたっており、じゃぶじゃぶの出来上がりに・・・。
ああ、やっぱり・・・。
そうだと思ったよ。

何か水分吸収剤に・・・ということで、冷凍庫にあった切り干し大根やドライニンジンを投入。
2011/02/12作キムチのもと コテッとしたペーストの方が嵩張らないし保存性も高そうだし、よかったのになあ・・。
ゆるめピュレがこんなに沢山出来てしまいました・・・。


キムチヤンニョムの問題点は、味見してみても辛すぎてよく分からないということです。
でも、割と買ったものと近い気がする。

市販ペーストよりはややhotな気がします。
そして甘さの方は随分少ないような感じです。市販品は結構甘めに作ってあるのかも。自作品にももうちょっと足してしまおうかしら。
塩分はだいぶ控えめのように感じるので、下漬けの際にしっかり塩をするとよさそうです。
最後、水分を吸収させたくてゴマを多めに投入してしまったので、ゴマの風味がやや突出していますが、野菜と混ぜたら薄まるはず。

最終的には発酵の力によって美味しくなってもらうことを期待しよう・・・。
(お裾分けされちゃった方、他力本願でスミマセン・・・)


それにしても、「みんなのきょうの料理」サイトには騙されたなあ。
確かにレシピ通りに煮干しや昆布を入れて10分も煮たら随分蒸発して水分が減るはずで、この辺を適当に読み飛ばしていた自分が不注意でした。出汁パックの場合はその分少なめに加減しなくてはいけなかったとは思います。
でも、用意する水の量だけ書いて、使うだし汁の分量を書かないというのは、ずいぶん杜撰なレシピでは。鍋の大きさや火加減によって随分違ってくるはずでしょうに。
出来上がり写真も、材料表に載っていないものが混ざったものが写っているし。
ちぇー。

別にすごく変なものが出来た訳ではないけれど、なんだか悔しい気分だわ。
やはりレシピはいくつか比較してみるべきですね・・・。
コメント (2)
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