私は特にお盆だからという訳でもないのですが、ダンナサマと一緒に2泊ほど私の実家に行ってきました。
目的は、物資の交換、かな?
ズッキーニを輸出して、ジャムの空き瓶を持って帰ってきました。
実家に植えてもらったジャバラは、今年は不調のようで、実は1個だけしか残っていません。この実もちゃんと熟すかどうか・・。
そもそも木が昨年からほとんど大きさが変わっていないようなのだけれど、それでいいのかしら?肥料が足りないのかな。やはり。
ジャバラの代わり(?)に、何やら変な植物が。
ウィキペディアで調べてみると、大きな木の写真はあるけれど、「芽」の写真はありません。
「salak sprout」で調べると芽の写真、出てきましたよ~。
やはりこれは、サラック椰子のようです。
念のため日本語「サラック 芽」でも検索してみると、日本語のブログもヒットしました。
そうか、やっぱり、タネを見ると蒔いてみずにはいられないタイプの人っているんだな。そういう人(遺伝子)が農耕を進化させて来たのに違いない(タネをまけば必ず枯らす、狩猟採集縄文人(私)は、種蒔く人を尊敬せずにはいられません)。
調べたところによると、このサラック椰子、成長すると短い茎に6mにもなる葉が多数つきます。
果実は葉のつけ根に房状に実るので、まるで地面に近いところに実がつくように見えるようです。
葉は2m程度の葉柄と細長い多数の小葉からなるのですが、葉柄は、何と15cmにも達する長いトゲにびっしり覆われます。
Wikipediaの写真を見ると、SF映画に出てくる邪悪な生物のような、凶悪な様相です。
果実もヘビっぽくて不気味だけれど、葉っぱからしてこんなに異様な姿のものだったとは・・・。
それほど美味しいフルーツでもないし、冬、さっさと枯れても勿体なくないです。
そうそう、サラックの実。
インドネシアで食べた際の写真が出てきたのでご紹介します。
品種なのかレストランで店ざらしになっていたのか、渋くて固くパサパサしたものも食べたことがあります。
「ハイチュウ」味で、あら美味しいじゃない、と調子に乗って食べ過ぎると、あとで何だか胃が重たくなってくる気がします。
胃腸の弱い人(母)は超注意です。
■参考情報
実生果樹栽培記のサラカヤシの項:苗木でも次第にトゲが生えてくるようです
Fruit and sprout:トロピカルフルーツと芽の写真集(英語)
wikipediaのサラク:成長した木には凶悪なトゲが!
トロピカルフルーツ成長ノート:サラックはありませんがやや似たラタンフルーツはアルマジロのようで不気味さ満点!