採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マイヤーレモン完全利用

2009-05-19 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
以前miyakoさんに頂いたマイヤーレモン、ちょびちょび使いながら大切にとってありました。
でもずっととっておける訳でもないので、何かに加工しなくては。
勿体なくて何に使っていいのか踏ん切りがつかないままでした。

たまたまその日ダンナサマがいたので相談したら、「レモンオイルにしたらどうお」との提案が。
「グッドアイデア! じゃあよろしくね」と作業を頼んでしまいました。
(言わなきゃよかった、と思っていた模様)


2009/4/25マーヤーレモン摺り下ろし 皮をすり下ろします(ダンナサマが)。

マイクロプレーンのゼスターグレーターが大活躍です。
高いかな、と思いつつ買ってしまったけれど、買って良かった(実は幅広タイプが欲しくなっている今日この頃)。
2009/4/25レモンオイル

それを瓶に入れ、オリーブオイルを注ぐだけ。
冷蔵、もしくは冷凍保存がいいと思います。

左はユーレカレモン(かずさんありがとうございます!)。
中・右はマイヤーレモン。
色が違いますよね。


スッキリした香りのユーレカレモン、みかんっぽい香りもするマイヤーレモン、2種類のレモンオイルがあるなんて、贅沢だ・・。


皮をすり下ろされてしまった哀れなレモンは、すぐに果汁を絞ります。

マイヤーレモンは皮が薄めで果肉も柔らかく、まだ絞りやすいですが、普通のレモンって固いですよね。
丸のままゴロゴロ揉み転がす、とか一度冷凍する、などなど各種方法はあると思いますが、もうひとつ、(本では見たことがない)いい方法があります。

レモンを2つに切り、断面に包丁を立てるようにして、ぐるりと1周、切り目を入れるのです(2周切ると果肉がぼろぼろこぼれてしまうのでダメ)。
皮を突き抜けない程度、でも深めに。
そうすると、それほど力をいれずにしっかり果汁が絞れます。
もし良かったらお試し下さいませ。

2009/4/25マイヤーレモン果汁 ダンナサマが絞ってくれました。
果汁は、種を取って冷凍しました。

レモンオイルとレモン果汁をあわせればレモンパスタがまた作れます。
2009/4/25マイヤーレモンの白いところ こちらが絞り終わった皮。
これを半分に切って薄切りにしてマーマレードにします。
マイヤーレモンは、白い部分に苦味が少ないので、下ゆでや水晒しは今回はしませんでした。
精油や果汁分が流れ出してしまいそうで勿体なかったので。
(奥に、薄皮をむしられて食べられてしまった可哀想な皮が)
2009/4/25作マイヤーレモンママレード

酸っぱい方のレモン果汁、甘夏の果肉と一緒にママレードにしました。
(2009/4/25作 マイヤーレモン皮、甘夏果肉、レモン果汁、果糖)

2009/4/25作マイヤーレモンママレード とても明るいレモン色のママレードになりました。
表皮があった場合、もっとオレンジ色に近くなるはずです(摺り下ろし残った部分がそんな色だった)。
表皮のカチっとした固さのない、珍しい食感のママレードになりました。
大成功!

しかもとことん利用しつくして、満足感もひとしお。




表皮をすり下ろす、という方法は、文旦や晩白柚など表皮がとても固い柑橘に応用できそうな気がします。

そういえば、文旦ピールを作るとき、表皮を包丁でこそいで作ったこともありました。
文旦ママレード、今度すりおろし方式でやってみようかな。

文旦オイルってのも楽しいかも。
表皮が固すぎる場合、香りの移ったオイルだけ使えばいい訳だし。

コメント (10)
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