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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

浮島

2008-04-17 | +お菓子(各国)

和風蒸しケーキともいえる「浮島(うきしま)」、ずっと気になっていました。あんこがメインで、少量の薄力粉、上新粉が入ります。そしてメレンゲの力でふんわりさせるものです。
冷凍庫に眠るあんこを発見して(知ってたけど)作ってみることにしました。
作り方を再度読むとノンオイル。バター入手難のこの頃、こういうお菓子もいいですよね。
電子レンジとフードプロセッサーで和菓子ができる―まったく新しい作り方でできる77品の季節のスイート』(金塚晴子著)を参考にしましたが、本では白あんのところ小豆あんで、飾りとして栗甘露煮を使っているところを干し芋、桜の花塩漬けにしてみました。また、あんこが丁度消費できるよう1.5倍の分量に換算。

■■小豆あん使用の浮島
■材料(18cm丸形)
薄力粉 18g
上新粉 18g
卵黄   3個分
卵白   3個分
あんこ  300g ・・・甘みのついたもの。白あんでも小豆あんでも
砂糖   50gと20g
塩少々
干し芋 適宜
桜の花塩漬け 適宜

■作り方
(1)干し芋をサイの目に切る。
(2)型に紙を敷く。
(3)餡と卵黄、砂糖50g、上新粉を混ぜる。
(4)薄力粉も混ぜる。
 本ではこの混ぜる工程はフードプロセッサ使用だけれど、フードプロセッサが小さかったのでボウルに入れて木べらで混ぜました。
(5)卵白と砂糖20gを泡立ててしっかりしたメレンゲにする。
(6)餡ミックスにメレンゲを混ぜさっくりと混ぜる。
(7)型に半量流し入れ、サツマイモを半分散らす。残りの生地にはサツマイモを混ぜてしまい、それも流し込む。(余り沈まないようにしたかったため)
(8)桜の花塩漬けを表面に散らす。
(9)蒸気のあがった蒸し器に入れ、ふたに割り箸をはさんで強火で10分、箸を外してふたをして中火で20分。

出来た~。

2008/4/8作浮島
2008/4/8作 さくら浮島 (和菓子)


桜の花塩漬けは、実は蒸し始めてからふと思いついたのでした。結構蒸してから慌ててトッピングしたので生地としっかり密着していません・・・・。
それに小豆あんベースだと桜色があまり目立たないですね。

2008/4/8作浮島
2008/4/9 浮島断面


ベーキングパウダーも何も入っていないのにとてもふんわかしています。
桜の花塩漬けの塩味と、小豆あんの生地の味がよくあいます。

中に混ぜた干し芋は、あまり沈まず、うまく散らばっていてくれたのですが、実は味としては、うーむ。
小豆生地と桜の組み合わせは上品な感じなのに、お芋は何だかお芋臭いというか強い香りがしてちょっと雰囲気を壊しているような・・・。
黒豆の蜜煮や甘納豆などの方合いそうです。
何も入れず、生地半量を入れた段階でシナモンパウダーを振ってもいいかも。こうすると断面に境界線が出来て面白いと本にありました。白あんなら目立つだろうけれど小豆あんでもうまく模様が分かるかな?

コメント (2)
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