2007年7月に行ったイタリア旅行の記録の続きです。
今回は乗り物の写真が多いです(ダンナサマにカメラを預けていたため)。
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7月6日、朝宿を出てペルージャに向かいます。
5泊もするともう我が家のような宿。残念だけれど移動です。
荷物を抱えて電車を乗り継がなくてはいけない移動は結構気を遣うので、気分を引き締めて!
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ヴァポレットで駅に向かいます。 懐かしのリアルト橋ももう見納め。 |
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リアルト橋をくぐって運河の上流側?本土寄り?に向かいます。 |
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愛しの市場です。野菜や果物、魚ももっと買ってみたかったなあ。
トロ箱に魚と氷を詰めてペルージャのキッチン付き宿に向かうことも考えたのですが、乗り換えがある移動で荷物になることと、途中アクシデントがあったりしたら何時間かかるか分からないこともあって諦めました。
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朝なのでお仕事の舟がいます。 これは郵便船ではないかな? |
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警察舟。
もっと早朝だと工事用資材を積んだ舟やお店に食料品やペットボトルを納品する舟が多いです。 |
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えっと。何だっけこれは。 Traghetto? あとで調べます。 →かずさんに教えて頂きました。渡し場という意味だそうです。おそらくSan Marcuola。ここは橋から遠いため対岸に渡るための渡し場があります。 |
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ヴェニスS.L.駅に到着。 この駅で降りて舟に乗り換える、というのが由緒正しいヴェネツィアへの入り方だそうです。
「ヴェニスに死す」の時代ならば冷蔵庫くらいあるヴィトンの箱形スーツケースを付き人に持たせた淑女がしずしず歩いていたのでしょうね・・・・。 |
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駅前にはタクシーが沢山。
ところでヴェニスS.L.駅から本土側に行くにはローカル線専用券売機で切符を買わなくてはいけません。 長距離用券売機でも買えるのかと思って苦労しました・・・。 |
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静かな駅前広場だったけれど・・・ |
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あっという間にこんな旗を持った団体さんに占領されてしまいました。 |
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S.L.駅から数分で本土側のメストレMestre駅に到着。
ここで特急に乗り換えです。 |
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電車。
鉄分多め(鉄道マニア)のダンナサマにカメラを持たせるとこういう写真が。 電車と汽車の違いにも無頓着な私にはコメントつけようがないです。 小学校3年まで電車もバスもない暮らしだったのですもの。 |
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電車と線路。 |
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このスリムなかたちは多分特急電車だな。 |
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特急電車の予約券を本当の切符に替えるためにものすごく並びました。 しばらくはのんびり。 昼食用にサンドイッチを仕入れて、ビールも・・・(これはヴェネツィアのスーパーで買っておいた)。
フィレンツェでももう一度乗り換え。 おんぼろ電車だなあと思いつつも・・・・ |
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ペルージャまでもう楽勝ね、と思っていたらそうは問屋がおろしません。さすがイタリア鉄道。
トラズィメーノ湖近くと思われる場所で電車がストップ。冷房も止まってしまいました。 イタリアの鉄道の不確実性について予想はしていたのでパニックにはなりませんでしたが・・・。
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周囲の人の反応は色々。じっと待っている人あり、携帯で連絡しているひとあり。 日本で同じことが起こった場合を想定すると、かなり穏やかな対応。 電車を降りてしまう人もいました。お迎えの車が来るのでしょうね。いいなあ。
かなり待って発車したかと思いきや、またここでもストップ。 |
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少し走ってはここでもピタリ。 でも少しずつペルージャに接近しています。 (大きな湖を回り込んでいるため景色はあまり変わらないのだけれど) |
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ようやく快調に飛ばしてます。あとちょっと・・・・・・・・。 |
と思ったら、トラズィメーノ湖が見えなくなったあたり(後でペルージャの隣駅ということが分かりました)でとうとうストップ。大勢の人が下車していきます。
ペルージャ駅に宿のご主人が迎えに来てくれているはずなのだけれど連絡するすべもなくただ座って発車を祈っていたところ、背の高いおじさんが、「Are you Mr.**** ?」と。
列車の便名を伝えておいたので、なんと探しにきてくれたのでした。とっても助かりました。
ちゃんと予定の電車を知らせておいたのは我ながらよい手配でした。