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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ショコラひよこ

2021-08-27 | +お菓子・おやつ

しばらく前、東京駅を通る用事があり、ひよこの新味を買ってしまいました。
「東京限定」と書いてあったのです。

ショコラひよこ

初めてみるこちらは、「トロワアンプレス ショコラひよ子」。

ひよ子って昔から好きなお菓子でした。(特に皮が)
いつ頃だったか、
「ひよ子発売95年目にして初めての新味「塩ひよ子」」
というようなポスターを見かけました(うろ覚えです)。

塩味の甘いお菓子は苦手なので、よりによって「塩」ひよ子かーと完全にスルー。
ただ、その後、「紅茶ひよ子」「黒糖ひよ子」など次々と新しい、食べてみたいフレーバーが出ています。
買っておかないとなくなっちゃうかも、と思いつつ、大体箱入りで5個以上なのが迷うところ。
今回は3個入りなので、味見にちょうど☆

ショコラひよこ

中身はこちら。

5個入りは多すぎと言っておいてなんですが、第一印象は、「小さっ」。
普通のひよ子よりかなり小さ目です。

(肝心の写真を撮り忘れましたが・・)四角い箱に、斜めに5区分されるような仕切りがつくってあって、箱も仕切りもダブルというかスペースを持つタイプ。
両端の三角形のところはもちろん空洞で、3か所の平行四辺形のスペースに小さなひよ子がちんまりスカスカにおさまっています。
(なんか、中国のおみやげ品みたいな・・・・。)

この小さなお菓子3個にぴったりあうようにすると、箱がとっても小さくなってしまって売り場で映えないのでしょうね。で、縦にきっちり5個並べると、サイズはそれなりだけれど値段が高くなりすぎる・・・。
いろいろな事情で仕方ないのだろうけれど、箱をあけたとき、「うわー、ここまでして箱に入れなくてもー」と思ってしまったのでした。

ショコラひよこ

さて、お菓子本体。
切ってみるとこんな感じです。
外側の皮は、いつもの美味しいひよ子の皮。
中は、ショコラ餡の中に「濃厚チョコレート」(ガナッシュ風)が包まれています。
この三層構造が名前の由来で、トロワアンプレスというのは3層の、とか三つ重ねた、というような意味のようです。

一番芯の濃厚チョコレートが、絞り出し成型の結果なのだとは思いますが、ひよ子の形に添って頭の方にまで伸びているのが好感が持てます。

ショコラひよこ

味は違和感なく、なかなか美味しいです。
サイズが小さすぎかと思いましたが、チョコレート味でやや濃厚なので一人一個食べるならばこれくらいでいいのかもしれません。
今回はちょっと乾燥気味でしたが、霧を吹いてホイルに包んで軽くトースターで焼いてみたら、出来立ての味がよみがえったかも・・。

ショコラひよこ

原材料。


それにしても最近ひよ子、いろいろな味やパッケージのが出てるよなーと思って、HPを見てみました。
最初にあたったのがひよ子本舗吉野堂(福岡の会社)。新味ひよこが見当たりません。
あれ?販売終了なのかー、と思ってよくよく調べてみたら、もうひとつ、株式会社東京ひよ子という会社がありました。
私が東京でみかけたいろいろなひよ子、そして今回のショコラひよ子も、こちらの東京ひよ子の製品でした。
違う会社だったのですね・・。

東京ひよ子のホームページに、会社の沿革が書いてありました。
明治30(1897)年創業の吉野堂から、昭和41(1966)年に分かれて別会社、東京ひよ子になりました。
(この頃かな、かつて福岡土産と言われていたひよ子が、いつの間にか東京みやげでしたよね。)
で、約20年後の昭和62(1987)年に再度元の会社と合併したけれど、また分かれ、合併から約10年後の平成7(1995)年からまた東京ひよ子として営業して、今に至っているようです。

女性社長さんがやり手なのか、平成元年に作った新工場のラインがきめ細かいのか、期間限定フレーバーや、パッケージなど、年に3回以上、新商品を出しているようです。
東京の人は移り気ですから、それに対応しているのでしょうね。

魅力的なフレーバーに出会えるのはうれしいですが、みつけたときに買わないと、期間限定でなくなってしまうこともある、ということ。買う方はぼんやりと「また今度」と思ってる場合じゃないってことですね。
でえい、5個入りでもいいから買っちゃえ買っちゃえ。

元祖の、福岡のお店は、メインのひよ子はもちろんありますが、サイドラインは東京ひよことはまた違った品ぞろえのようです。行ってみたいなー。
とりあえず、アンテナショップかな?


■株式会社東京ひよ子沿革(概略)
明治30(1897)年 初代、石坂直吉が福岡県飯塚市で菓子舗「吉野堂」開業
大正元(1912)年 12月 二代目、石坂茂がひよこをかたどった菓子「名菓ひよ子」を考案
昭和39-41年 東京工場建設
昭和41(1966)年 株式会社東京ひよ子設立
昭和62(1987)年 ひよ子本舗吉野堂が株式会社ひよ子、株式会社東京ひよ子と福岡銘菓原料株式会社を吸収合併し、商号を株式会社ひよ子とする。東京支社として営業を開始。
昭和63年 有限会社ストーンヒルズカンパニーを設立。
平成元年 新東京工場完成 平成7年 有限会社ストーンヒルズカンパニーを組織変更し株式会社ストーンヒルズカンパニーを設立。
平成7(1995)年 ストーンヒルズカンパニーの商号を株式会社東京ひよ子に変更。 
  株式会社ひよ子の東京地区の販売・製造部門を株式会社東京ひよ子に譲渡し株式会社東京ひよ子として営業を開始。
平成20(2008)年 8月 東京ひよ子オリジナル「東京 塩ひよ子」販売開始
平成21年 11月 会長に石坂博史、社長に石坂淳子就任
平成24(2012)年 5月 東京ひよ子オリジナル「紅茶ひよ子」スカイツリータウン販売開始
  9月 東京ひよ子オリジナル「東京 黒糖ひよ子」期間限定販売開始
  12月 12月1日「名菓ひよ子」は創生100年を迎える。

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ビターコーヒー&くるみデニッシュ

2021-08-19 | +お菓子・おやつ

コーヒー味のお菓子、割と好きで、研究対象にしています。
といっても、見つけたら買うのだれど、ついパクパク食べてしまって写真を撮りそびれることも多々。

コーヒー八つ橋や東京駅ナカのコーヒーどら焼きは美味しかったなー。
コーヒーどら焼きは、また買おうと再訪したら、まさかの期間限定(レモンになってた)。ショック・・。
期間限定のものもあるし、やっぱ買ったら、とりあえず写真を撮っとかないといけないんだな・・・。



こちらは、ごく普通のスーパーで買えるもの。
Pascoの、「ビターコーヒー&くるみデニッシュ」

ビターコーヒーくるみデニッシュ

中は3つのロールが寄り集まったかたち。


ビターコーヒーくるみデニッシュ

デニッシュ生地にコーヒークリームが巻き込んであって、ところどころにクルミ、そして表面にはアイシング。

コーヒークリームが甘すぎず、ほろ苦くて、クルミとよく合います。
そしてコーヒーの苦さと、表面のアイシングの甘さがが丁度よく、またシャリっとした食感もいい感じです。
(白く固まったアイシングが美味しいので、焼きなおさずに食べるのがおすすめです)

ビターコーヒーくるみデニッシュ

原材料はこんな感じ。
なんか複雑で化学の粋を凝らしてる感じですね。



ダンナサマも大変気に入っていて、買い物に行って、みつけるたびに買ってきてしまうのがやや問題。
あんまりしょっちゅう食べると、飽きちゃうかもしれなくて勿体ないですよね。


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てまりやの「あるぷす」(玄米粉バウムクーヘン)

2021-04-16 | +お菓子・おやつ

奥飛騨へは、今回は公共交通機関で行きました。
新宿~平湯の高速バスです。

高速バスでの帰路、休憩でサービスエリアに駐車。
釈迦堂だったかな?でバウムクーヘンをみかけたので買ってしまいました。
(往路、新宿の駅ナカでやはりバウムクーヘンを見かけ、手ごろなサイズが売り切れであきらめたのでした)

サービスエリアで買ったのはこちら。
てまりやの「あるぷす」というものです。

玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

ごつごつしたタイプのバウムクーヘン。
このてまりやは、松本にあるバウムクーヘン専門店だそうで、このごつごつタイプのほか、すべっとした「みのり」、そしてすべっとして白い「あわゆき」などいろいろなバウムクーヘンを作っています。
今回、ごつごつタイプが好きなのと、玄米粉使用、という言葉に惹かれてこれを選んでみました。

(が、今ホームページを見直すと、「みのり」と「あわゆき」も、米粉使用なのだそう。サービスエリアには「みのり」はあったので、これも買ってみればよかったな~。)

玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」
玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

しおりによると、長野県産玄米粉と国産発酵バター使用で、「カリカリ、モチっとした新食感」だそう。

玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

原材料を見ると、小麦粉が全く含まれておらず、粉としては玄米粉だけ!
(小麦粉と米粉、混ぜてるのかと思ってました)
米粉のお菓子って聞いたことはありますが、ほんとに米粉だけで作れるんだ・・・。

玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

中身はこんな感じ。

パッケージを開封すると、発酵バターの香りが強く漂います。
そして持ってみた感じが、割と軽いです。

食べてみると、ふんわり→ぽそ→ミッシリという触感。
割とドライな触感なのですが、嚙み締めた最後がミッシリモッシリしていて個性的な気がします。

見た目ではわかりにくいですが、ゴツゴツの表面にお砂糖のアイシングがしてあるようで、そのショリっとした触感とひんやりした味が、ややドライな生地とよく合います。


玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

しおりに、「トースターやオーブンで軽くあたためると、発酵バターのリッチな風味が増し、焼き立てのサクっと感がお楽しみいただけます」とあったので、ごつごつの一山を1カットにして焼いてみました。トースターの、160度で3分くらいだったかな。

焼いても、表面のアイシングはとろけたりせず、サックリ感が保たれていました(溶けちゃったら残念だなーと思っていたのですが大丈夫でした)。
で、発酵バターの香りがほどよく香ばしくなって、焼き立てのような香りに。
表面がより香ばしくなり、サックリ、ふんわり、そして最後がミッシリ(←これがモチッなのかな)して美味しいです。
(食感はやはり、ドライな感じなので、見た目からしっとりケーキを予期している頭の中が一瞬「?」となりますが)

ダンナサマも気に入ったようで、また買ってもいいね~ということでした。

 

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各国のクラッカー

2021-03-11 | +お菓子・おやつ

2月下旬、ついでがあったので大型ショッピングモール内のカルディに行ってきました。
このご時世、カルディは旅行先と言ってもいいくらいのお楽しみスポットですよね。

ほどよく安いお値段で、日持ちがして、カロリーも程々、というスナックをどっさり買い込んできました。

帰ってから原産地を確認してみると、なんか、世界各国!!
海外旅行に行けたとしても、こんなにバラエティに富んだお買い物はできないかも。

カルディのスナック

上段左から
●ギリシャ産:レンズマメチップ
塩味やや強めでローズマリーの香りがしますが、シンプルな味わい。美味しいです。

●台湾産:フライド・グリーンピース
にんにく風味が効いて塩味もあって、ビールのおつまみになりそうな味。
小分けパックされているのが意外と便利です。
特にスパイシーということはないのですが、ニンニクのせいかアジア風の味わい。

●リトアニア産:キャロットクラッカー
(リトアニアってどこ!?)
油脂や塩が少なくて素朴かつヘルシー系のクラッカー(自然食品店にありそうな感じ)。
極薄ですが、ばきっと固い歯ごたえです。
ただ、人参なのかヘンプシードなのか、なんとなく臭みが気になりました。人参じゃないバージョンがあったら買ってみたいです。

●イタリア産:グリッシーニ
塩分控えめ、サクサクで香ばしくて美味。
生ハムをぐるぐるっと巻き付けて食べてもいいですよね。
薄味に、ごく軽く焼いてあるので、あっというまになくなってしまいました。
塩分も油脂も控えめでチーズにあいそうだけれど、棒状なのでのっけられない・・・。


下段左から
●アメリカ産:素焼きピスタチオナッツ
なかなか塩味なしのピスタチオってないのですが、カルディにはあるのですね。

●スウェーデン産:ヨーテボリー サワードウクラッカー
薄手の小判型のクラッカーです。
箱は大き目ですが、中はバラバラにふんわり詰められていて、少な目。
つぶ塩がちりばめられていて薄塩味。
チーズをのせる用途かなーと思いますが、個人的には、それには塩味がありすぎ、油分もちょっとありすぎかなー。
小麦の香ばしさだったら、グリッシーニに軍配が上がるかな。


世界旅行気分で、とっても楽しめました。
次は、もうちょい高級なスナックも試してみようかな~。

カルディのバイヤーさん、さらにがんばって下さいませ~。

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タイの卵黄菓子

2021-02-25 | +お菓子・おやつ

揚げ菓子のドックチョックと同じとき、初めてみるお菓子があったので、こちらも買ってみました。

こちらはちょっと高級です。

タイの卵黄菓子

サイズ感がわかりにくいですが、一辺10cmくらいの小さなパックです。


タイの卵黄菓子

みんな鮮やかな黄色。
これは、東南アジア菓子の本でみたことがあったかも。

タイの卵黄菓子

『アジアンスイーツ』(彩智 柴田書店)という本です。
以前たまたまブックオフで見かけて手に入れたものでした。
この表紙の黄色いお菓子、似てますよね!


情報はさておき、食べてみますよ!
タイの卵黄菓子

全部同じ黄色に見えましたが、左下のもの(一番小さいもの)は中がポクっとして白いです。
右下の丸いものは中まで黄色で、少しふわふわしています。
(インドのお菓子グラブジャムーンを思い起こさせます。サイズも色も全然違いますが)
そして、なんだか香水のようないい香り! これ、美味しい!!

左上の花形のものは、右下の丸いものと同じ触感で、やはり同じ香りがします。
いい香り~。

右上の繊維状のものは、また違う触感で、ツルツルとしています。
これは香りづけはしてないようですが、極細の素麺のような食感が楽しく、ついもうひとつ、手が伸びてしまいます。


検索してみると、ちょうどこの4種が載っているいいサイトがありました。
このサイトと本の情報を総合してそれぞれ説明してみます。
4つのうち3つにトーンという名前がついていますが、これは「黄金」という意味。

●左上(花形):トーンイップ
●右下(しずく型):トーンヨート
材料は(アヒルの卵の)卵黄と上新粉。
円盤型に整形したり、しずく状に垂らしたりして、煮たてたシロップに落として煮て、いったんひきあげてからジャスミンの花入りシロップに漬けなおしたもの。
そうかー、このいい香りはジャスミンの香りか~。
甘さがあるものの、この香りでさっぱり頂けます。
『アジアンスイーツ』の拍子は、しずく型のトーンヨートでした。

●右上(鶏卵素麺):フォイトーン
日本の鶏卵素麺のようなもの。
卵黄と水様卵白を混ぜて、煮たてたシロップの中に糸状に絞り出して煮て、少量ずつまとめたもの。
鶏卵素麺って、知ってはいるけれどもう何年も食べたことがないものでした。
こんなに美味しいものだったのか・・。

●左下(極小ナツメ型):メットカヌン
細長い長円形でアリの卵みたいだなーと私は思ったのですが、メットは種、カヌンはジャックフルーツで、ジャックフルーツの種の形状なのだそう。
これは緑豆の餡を形作り(こんな小さく丸めるのは、何か型があるのだろうか??)、その表面に卵黄をつけて(くぐらせて)シロップで煮たもの。
中の緑豆餡には味が(ほとんど)ないので、甘さは表面のみ。
さほど甘すぎずポックリした触感で美味しく頂けます。
緑豆餡で表面コーティングといえば、以前記事にしたタイのお菓子ルークチュップを思い出します。
あちらは、着色したあとに寒天コーティングしてありました。


お店の人によると、「日本の和菓子みたいなもので、とても手がかかっている」とのことでした。
特に、小ささがすごい・・。
自分で作ろうとした場合、こんな小さなサイズでちまちま作るのにイラっとしそうです。
タイには行けないけれど、となり町でこんな珍しいお菓子が買えてよかったです。


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タイのロゼットクッキー「ドックチョック」

2021-02-24 | +お菓子・おやつ

以前、「花咲かりん」というお菓子を記事にしました。

こちらがその花咲かりん。

花咲かりん

これは日本のメーカーのものなのですが、これに似たものを地元のタイ食材店でみつけたので買ってきました。


「ドックチョック」という名前です。

ドックチョック

より丁寧にいうと「カノム・ドックチョック/ドークジョーク」
「カノム」はお菓子で、「ドックチョック」はボタンウキクサなのだそうです。
ボタンウキクサは、葉っぱがロゼット状に丸くならんだ浮草。花ではなく葉の形状からきた呼び名でした。英語の呼び名crispy lotus blossom cookieの方が、「蓮の花」で優雅な感じですね。


さてこちら、以前から時々みかけるお菓子ではありますが、買ったのは初めて。
(揚げ菓子なので、油っぽいかなあと危惧して)
今回ダンナサマと一緒に行って、「買ってみたら」というのでチャレンジすることに。

ドックチョック

全部で五つ入っています。


ドックチョック

取り出してみるとこんなかたち。
マリーゴールドや蓮の花のようです。
ロゼットクッキーの一種で、金型を流動性のある生地に浸し、油に入れて揚げたもの。
揚げたての熱く柔らかい状態でお椀のようなものに入れて成型することで、こんな花咲く形になります。

食べてみると、サクサク!
甘さはごく控えめ。
危惧したような油っぽさは感じず、カリカリ感が美味しいです。
生地が花咲かりんよりも薄くてサクサクと軽めの気がします。ついつい食べ続けてしまいます。

薄い生地なのでとてもコワれやすく、ちょっとぶつけただけで、バラバラと花弁ごとに砕けますが、どうせ食べるときは小さく割るしかないので、仕方ないですね。
(販売する側としては気をもむ商品かもしれません)

このタイ食材店は、たまに買いものに行くのだけれど、次にもしあったらまた買おう☆

ドックチョック

材料は、小麦粉、砂糖、卵、ばれいしょ澱粉、胡麻、塩、植物油脂。

花咲かりんは、材料の一番目に米粉があり、あとココナツミルクも入っていました。
(タイ食材店においてあるものの方がココナツミルクなしだなんて)
米粉の有無が食感の違いかしらん。



美味しくてお友達にプレゼントしたいけれど、輸送するのにはかなり不向きなお菓子です。


■参考情報
タイNavi の カノム・ドークジョーク
タイの観光情報のほか、タイ料理、タイのお菓子について情報がとても多いです。
レシピはありませんが、名前が分かれば検索もできますよね。

コメント (2)
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栗とうふ

2021-02-15 | +お菓子・おやつ

最近、ダンナサマが家にいることが多いので、お買い物を結構やってくれています。
昔は「おつかい」という感じでした。
食べてしまわないといけないおかずがあるのに、買い物メモにないお刺身を買ったりなど、頼まないものを買ってくることもありましたが、今では「主たる任務」って感じで、そういうことはほとんどなくなりました。
でもって、私より優秀で、スーパーの割引の曜日をきちんと把握して、なるべくその日にまとめて買うようにしているのです。

「揚げ油が切れたんだけど~」
と私が言うと、
「次の木曜に買うからメモしておいて」
と。
すごーい、計画的~☆

私は、主婦を20年近くやっていましたが、割引の曜日は、結局うまく把握・活用できぬまま・・・。
(その代わり、「なるべくギリギリまで買い物に行かない」作戦で節約を図っていました)


最近では私の方が、スーパーに行く日は少ないかも?
で、たまにスーパーに連れてってもらった人は、ぶらぶらして、「何か面白いものないかなー」とか見まわしてしまうのです。

先日、ふと見つけて(メモにないのに)買ってしまったのがこちら。

栗とうふ

「栗とうふ」 ですって。
お豆腐コーナーにありました。

前にも一度、ナチュラルとうふ チョコレート味 という期間限定のお豆腐デザートを買いました。
(なかなか美味しかった)
この栗とうふも期間限定のようですし、来シーズンまた発売されるかどうかも分からないので、買っちゃえ~☆


中身はこんな感じ。

栗とうふ

3パック入り。


パッケージの裏側を見てみると・・。

栗とうふ

「大豆からつくられた豆腐とは異なります」
だそうです。豆乳ベースなので、とうふと名付けたのでしょうか。

意外だったのがメーカー。
新潟の、一正蒲鉾株式会社 ですって。
蒲鉾屋さん!?
お豆腐メーカーではないんですね!

かまぼこなど練り製品の中では、「オホーツク」や「サラダスティック」などのカニカマに見覚えがありました。
かまぼこ屋さんが、どういう流れか分かりませんが、デザートのラインもいくつか出しています。
栗、サツマイモ、ル・レクチェ(洋梨)、濃い紅茶
今回みかけた店頭には、栗とサツマイモがありました。
(濃い紅茶に興味あるなー)

蒲鉾屋さんが、何故スイーツを・・。
製品の中では、「白胡麻豆腐」がこのスイーツに近い系統なので、白胡麻豆腐の発展形として開発されたのかもしれませんね。

栗とうふ

食べてみました。
胡麻豆腐から想像される通りの、もっちりと弾力のある食感。
そして栗の粒感があります。
パッケージ表面の、「もち つぶっ!」という言葉の通り!

味は、思ったよりずっと栗感があります。
ちゃんと、栗味のデザートになっています。
甘すぎず、丁度良い味。

このままでもなかなか美味しいけれど、あんみつや白玉あずきなど、和風スイーツのパーツとして使ってもいいかも。(すでにコンビニスイーツに使われてるかも?)
和風でなくても、モンブランやココアロールケーキの中に適当なサイズに切って仕込むのも面白いかもしれません。
ケーキ屋さんのケーキにはスポンジ、生クリームだけでなくババロアが使われていたりしますが、自分で作る場合、そこまでは作れないので、こういったものを利用してみるのもアリかなと。

 

コメント (4)
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カルネヴァーレのパリパリ揚げ菓子 キャッケレChiacchiere

2021-02-05 | +お菓子・おやつ

お友達から、この時期でないと手に入らないという、イタリアのお菓子を頂きました。
(marinoさん、ありがとうございました!)
カルネヴァーレ(謝肉祭)の揚げ菓子、キャッケレChiacchiere というものです。

キャッケレ

クロワッサン・ドールCroissant D'or という老舗お菓子屋さんのもの。
とってもコワレやすいので、お店の人にも「送るのはやめたほうがいいよ」と言われたそうなのですが、ものすごく厳重に梱包して下さって、パーフェクトな状態でした。

キャッケレ

中はこんな感じ。基本的には細長いのですが、3列分で1枚になっています。

キャッケレ

あまり油脂を含まない薄い生地を揚げてあって(揚げたあとにオーブンで加熱してあるのだとか)、更にほどよくふくらんで空洞も出来て、パリッパリ。
シンプルな生地の味と粉砂糖の甘さ、ごくあっさりした揚げ油のコクがあわさって、後をひく美味しさです。
やめられないとまらない。

甘党でないはずのダンナサマが「ボクこれ好き~」と明言。(私がこっそり食べないようにだな)
ひとりじめできなくなってしまいました。


イタリア料理シェフの方によるこちらのブログによるとこのキャッケレはミラノ地方での呼び名で、「おしゃべり」という意味だそうです。
ほかに、トスカーナでは「Cenciチェンチ」(布切れ)、リグーリア、ピエモンテでは「Bugieブジーエ」(うそ)と呼ばれるとか。
私は、子供の頃にお菓子の本で見たドイツ、ローテンブルクのお菓子シュネーバーレンこちらのサイトに写真が)を思い出しました。シュネーバーレンは、長いリボン状の生地が球形にまるまっている(丸い金網に入れて揚げるのだったか)揚げ菓子です。
(特にカーニバルのお菓子という訳ではなさそうですが・・。)
食べる分には、短いリボン状の方が食べやすそうですね。

他にもイタリアのカルネヴァーレのお菓子としては、トルテッリ(フリテッレ)という揚げ菓子があって、これは揚げシュー生地のようです。揚げて空洞になった部分に、カスタードやリコッタなどクリームを詰めるのだとか(美味しそう!)。
クリームを詰めず、干しブドウを混ぜて作ったフリテッレ・ヴェネツィアーナは、ヴェネツィアで特に愛されているのだとか。
(そういえばこれ、栃木の産直のパン屋に売ってて食べました!ちょっと脂っぽかったけど生地は好みでした!)

カーニバル時期の揚げドーナツといえば、ドイツのクラプフェンやポーランドのポンチキがあります。
これは、円盤型のパン生地のもので、ミスタードーナツのエンゼルクリームに似た感じのもの。
こっちも、季節になるとみんな食べまくるもののようです。

本来は、謝肉祭というのは、食事の節制と祝祭の自粛をする四旬節(灰の水曜日(2/4~3/10。2021は2/17)~復活祭の前日の46日間)の前日。
節制直前に、美味しいものいっぱい食べちゃえ、ということだったのでしょうか。
(真冬、エサが十分に確保できないためもあり豚を屠畜したのだそう。このとき脂からラードがたっぷりとれるので、揚げ物を作る習慣があったのでしょうね)

今となっては、四旬節中、お肉屋さんやお菓子屋さんが閉まるようなことはないと思いますが、この時期になってしまうと、カーニバルのお菓子は、作らなくなるお菓子屋さんもあるようです。(復活祭までは作っちゃう、という場合もある模様)
ヨーロッパに行くならば、念のため四旬節前までか、新たな始まりの復活祭後がよさそうですね。

〇謝肉祭関連スケジュール

┌灰の水曜日の約一週間前(謝肉祭期間のスタート)
脂の木曜日(灰の水曜日の6日前) この日は、ポーランドでポンチキをいっぱい食べる日だとか
│(この一週間くらいが謝肉祭)
└マルディ・グラ(フランス語)/告解火曜日(灰の水曜日の前日、謝肉祭最終日)
┌灰の水曜日(2/4~3/10頃)
│(この間が四旬節。46日間)
└復活祭の前日
復活祭(3/22~4/25頃)


○かんちがい

ごく比較的最近になって、カーニバル(謝肉祭)は、厳冬期直前の、食材食べ尽くし祭りのようなものだなーと理解するようになりました。
それまでは、子供の頃に刷り込まれた「リオのカーニバル」という単語でしか知りませんでした。
でもって、グラマラスな美女がビキニ水着のような薄着で練り歩く様子から、カーニバルって、なんか、盆踊りや夏フェス(←この単語は昔はなかった)みたいなものかなーと思い込んでいましたが、(本来は)夏と違うし・・・・。




■参考情報
謝肉祭のお菓子で検索すると興味深いページが沢山出てきます。

イタリアのカルネヴァーレ菓子

ベニスのフリテッレ

フランスの謝肉祭菓子ベニエ

イタリアの謝肉祭菓子

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フィロのミニパイ

2021-01-21 | +お菓子・おやつ

だいぶ前にフィロペーストリーを買ってありました。
何か作ろうと、一旦解凍したものの、イマイチやる気が盛り上がらず再冷凍。

で、12月の中旬だったか、たまたま、ジェイミーオリバーの動画で、フィロペーストリーを使った小さなパイ(ミンスパイ)を作っているのを見ました。(記事末尾にリンクつけますね)
フィロペーストリーを大きいまま2枚、バターで貼り合わせて12個用マフィン型に敷き詰め、具を詰めて切り離さずにそのまま焼くというもの。
切り離さずにオーブンに入れちゃったときは目が丸くなりましたが、こんがりサクサクに焼けたあとに、ばきっと割って出来上がり、なのです。
(大胆かつ合理的なジェイミーらしい方法!)

そのときの具は、ミンスミート的なものをパイシートでロールして輪切りにしたものでしたが、そんな感じの方法でミートパイとかアップルパイ、パンプキンパイとか作ったらいいかも~☆

年末、余力があれば・・・と実家にフィロペーストリーを持って行ったのですが、結局冷蔵庫で待機したまま、また持ち帰ってきました。
2度も解凍してしまったのフィロペーストリーを、もう冷凍庫に入れる訳にはいきません。
がんばって作ってしまうことにします。

まずは具の準備。
用意したのは三種類。

フィロのミニパイ

ひとつは、ミートパイ。
イノシシのひき肉と玉ねぎ、スパイスを炒め、茹でた麦を混ぜたもの。
トウモロコシも入れたらいいかも☆、と思ったのですがダンナサマに聞いたら「入れないで」とのことで断念。
(私はトウモロコシ大好きなのですが、ダンナサマはそれほどでも、なのです。変なのー。ちぇ)

フィロのミニパイ

あと二つは甘系。
左はりんごとローゼルのジャム(冷凍してあったものを少しチンして水気を飛ばした)に、水分吸収を期待して茹でた麦を混ぜたもの。
ピンクのアップルパイ、いいのでは☆

右はパンプキンパイ。
加熱して冷凍してあったかぼちゃと、卵、牛乳、砂糖、スパイスをピュレ状にして、ぽってり固めに混ぜたもの。

作っても作ってもフィロ生地がなくならず、具を使い切ってもまだ生地があったので、急遽マッシュルームとハム、小麦粉を炒めて少し牛乳を入れたものも4個分作り足しました。(写真とりそびれ)



フィロシート、使い慣れないのでいつもアタフタなのですが、今回もやっぱそうでした。

◎毎回作業後に思うけど、始めるときは忘れているポイント
・フィロが2枚広げられるくらいの広い場所を用意
・乾いたふきん+濡れ布巾を用意して乾燥防止

溶かしバターと、今回は霧吹きを使ってみました。
フィロを広げ、まず全面に霧吹き。
そこに溶かしバターをケチケチ塗り、そこに次のフィロを重ねます。
2枚重ねたところで、これでは具を入れるのにはかなり頼りないことが判明。もう一枚重ねることにしました。
同じように、霧を吹いてバターを塗って、三枚目。
三枚重ねると、かなりしっかりして、触っても安心感があります。

三枚重ねのフィロ生地を、6個取りマフィン型にはめこみます。
ゆとりをもたせつつ窪みに押し込むように。
さらに底に、底面積くらいのサイズでいいので、2枚重ねのフィロの端切れを敷くといいです。
(特にアップルパイなど水分の多いもの)
この窪みに具を詰めていきます。

フィロのミニパイ

具を詰めたところ。
この写真より、気持ち少な目がいいかも。

具を詰めてみたところで、このまま焼くいて焼けてから割るのではなく、上が閉じ気味の小さい丸いパイがいいかなーという気になりました。

という訳で、6個に分割。

フィロのミニパイ

それぞれの窪みの境目をハサミでカット。
そしてぴらぴらした部分を、そっと絞り寄せるようにします。
(ネパールのモモみたいにぎゅうっと絞るのではなく、ふんわり寄せる程度がよい)
閉じたぴらぴらの上から、再度霧吹き&溶かしバターをぺたぺた。

で、それを12個取りマフィン型に移してオーブンへ。
(なぜこんなことをするかというと、12個取りの方は浅くて、具詰め作業に不適なので。あとどんどん次のものを作るため。)

フィロペーストリーって、いったい何枚入りなんでしょう。(←最初に数えなよ!)
包んでも包んでも、焼いても焼いて終わりません。

フィロのミニパイ

なんかどんどこ出来てくるし。

数えられないくら出来上がって、ようやくフィロが尽きました。

フィロのミニパイ

包み方ですが、この上の写真くらい、テキトーにふんわりしていた方がいいです。

フィロのミニパイ

作業後半、だいふ手馴れてきて、こんな感じでよりきっちり綺麗にたたんでしまったのですが、そうすると、せっかくのフィロのパリパリ感が減ってしまうようでした。
どうせ収納するときは、積み上げず、一層に並べるしかないので、上方向にフワフワ広がっていてもさほど問題ないです。
(おせんべいの缶など、浅い缶にしまうのが都合がよかったです)

フィロのミニパイ

味見。
見た目は上がヒラヒラと盛り上がっているので大きく見えますが、パイ部分はサクサクで軽く、具は少な目で、とっても軽いパイです。
このサイズで、普通のパイ生地だと結構食べ応えがあると思いますが、フィロのこれならば、朝食に3つは余裕です。

実際、使っているバターも、これだけ大量のパイが出来た割には、とっても少な目。
霧を吹いてうるおいを出したところにバターを塗ったのがよかったのだわ(化粧水をたっぷりはたいてから乳液を塗る要領)。
冷凍フィロ生地って、ぱさつくというか粉っぽい仕上がりになることがありますが、今回はその問題がありませんでした。

側面と上部については、フィロ3枚重ねが丈夫さ敵にも食感的にも丁度いいです。
底面については、前にも書きましたが、3枚だけだとやや頼りないので、あと2枚分くらい端切れを敷いておくとよさそう。
フィロは、1枚だと本当に扱いが厄介ですが(破れやすかったり、既に破れてたり)、三枚ならば多少ラフに扱っても大丈夫。

すべてのフィロをまとめて三枚重ねにしてから次に敷いたり詰めたり、という手も考えましたが、窪みに詰めるのに、バターが固まってしまうと作業しにくいです。(固くなって破れる)
バターを時々熱くしなおして、その都度、重ねて、具を詰めて、という作業をした方がいいかもしれません。


それにしてもフィロ生地1パックは多いので、最初に解凍したとき半分に分けて、半分使って、残りを冷凍しておくのがいいかも。


 

■参考情報
インスピレーションのもとになったジェイミーオリバーのフィロ使用ミンスパイ。
作りながら方針変更したりして、全体的に違う感じのものになってます。

 

 

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実家のリビングの壁塗装

2021-01-20 | +お菓子・おやつ

年末実家に行った折、残り半分の壁の塗装をしてしまうことにしました。
28日に実家に移動し、29日に作業というスケジュール。

以前(同じ2020年の3月下旬頃)、リビングダイニングのうち、ダイニングの方の半分だけ塗りました。
そのときは、母の様子的には、残り半分はまあいいかな、みたいな雰囲気だったので、やらないつもりなのかなーと思ってペンキなども引き揚げてきたのですが、どうやら、天井を見上げるたび、「黄ばんでるなー」と思っていたのだそう。

オーナーがやる気なら、塗装職人(私)はがんばっちゃいますよ。
塗装で一番大変なのは、家具をどうにかすることなので、そのあたり、オーナーがのり気にならないと、なかなかです。
ペンキも追加で買って、実家に届くようにしておきました。

実家に行ってみると、壁にかけてあった額はすべて絵とりはらってありました。
あとは家具。
前日の話し合いのときには、「半分ずつやるか?」という意見も出ましたが、リビングが使えない状態がまる二日、というのもかなり不便です。
結局、小さなものは運び出し、大きなものは、部屋の中央にまとめて積み上げ、ブルーシートをかけて保護することにしました。
ブルーシートは、私が那須から持ってきてありました(←グッジョブ、私!)

翌朝は、まず家具を動かして、作業出来るスペースをつくり、そのあと養生、そして塗装、という手順です。

作業にいそしんでて、あと母が「あんまり撮らないで~」と言ってたので写真は少な目、アングルもいまいちなのですが、いくつかご紹介します。


実家リビングペンキ塗り

こちら、塗装前。
天井は、この家が新築だったとき(三十数年前)以来の、布壁紙。
黄色いですね・・。
天井の素材は、前回ダイニング塗装時にネジを刺しなおしたときに分かったのですがベニヤ板。そのヤニが染みているのかもしれません。
壁については、最初は天井同様布壁紙だったのですが、これまで2回張り替えたそうです(そのうち2回目は、父と母二人でDIYでやったそう)。
(私は少なくとも1回目の貼り換えのときは家にいたはずですが、記憶になし・・・。子供だったからかなー。ほほほ)
そんなに古くないので結構白いですが、よく見ると、不均一な色合い。


実家リビングペンキ塗り

養生で結構大変だったのが、照明器具。
壁付けの照明と天井照明がひとつずつついているのですが、どちらも取り外せないタイプ。
壁付けの方はこんな風に、なるべく土台だけでも外すようにしてみました。

実家リビングペンキ塗り

天井照明は、とれるものなのか動かしてみたときがハラハラでした。
なまじ外れてしまうと、この重たい照明が落ちてしまうかも!?
(ちょっとつついてみただけで分かったのですが、すんごく重いのです)

幸か不幸か簡単にとれるようなものではなく、このままにしておかないといけないことが分かりました。
(結果的に、暗くなるまで時間がかかったので、天井照明がないままだと困ったことになったから、ついたままでよかった)

かなり天井にくっつき気味なのが、養生するにも、この先塗装するにも厄介です。
養生用マスカーと、持ってきたビニールごみ袋などを駆使してなんとかくるみました。


実家リビングペンキ塗り

養生でもうひとつ面倒だったのはこのケーブル。
ドコモの契約でTVがどーとか、で、電話線のあたりから、巾木を伝ってリビングドアの周りを伝ってTVまでずーっと伸びています。
工事の人が丁寧にねじ止めしているのを外していきました。
ケーブル、固定具、ネジまとめてマスキングテープで巾木にとめつけたのですが、ネジは別途貼っておいた方がいいです。
(2か所ほど、マスキングテープを外すとき、ネジがひっついてどこかに行ってしまいました・・・。)


実家リビングペンキ塗り

中央付近に家具のかたまりが2か所。
床には余ったブルーシートと、あと段ボールを開いて隙間をガムテでふさいで並べてあります。

実家リビングペンキ塗り

これもこのシート、なんだか素敵な模様・・・。
大胆な花柄が北欧デザイン(イケア)ぽいような。
母によると、42年ほど前に外地から日本(この家の前の家。集合住宅)に引っ越してきたのですが、外地の方の家についていたシャワーカーテンなのだそうです。
新品で買ったものではなくすでにある程度使っていた品物だということは、45年モノくらい?
シャワーカーテンのようなビニール素材が、そんなにもつものなのでしょうか??
(でもデザイン的にはそのくらいの時代の雰囲気かも・・・?)
(私的には)記憶の彼方のあそこから、二度の引っ越しを乗り越えてこんなものがよく生き延びて・・・と、母の梱包技術と物持ちの良さを尊敬してしまいました。
(そういえば、私のおもちゃとか絵日記もとっておいてくれています)

実家リビングペンキ塗り

さて、養生がひとまず終わり、ようやく塗装が始められる状態です。
この時点で11時50分。
昼食を食べてから塗り始めることにしました。
昼食は、母が準備してくれた雑炊(だったかな)。
ごはんの支度や片づけをせず、DIY作業だけしてていいなんて、ラクチン!


■塗装後

近いアングルで、一回塗り後、二回塗り後の写真を並べます。

実家リビングペンキ塗り
実家リビングペンキ塗り

一回塗りだとかなりムラがありますが、2回塗るとほぼ気にならなくなっています。
多少テカリ具合が違うのですが、よく乾くとテカリはなくなって、均質な質感になります。

ペンキは、いつものベンジャミンムーアのナチュラという水性ペンキ。色はSeaShell、少し黄色みがかった白で、ツヤは半ツヤ(egg shell)です。
ベンジャミンムーアは、以前、半日塗装教室でお世話になって、素人でもきれいに塗れる、という謳い文句を信じてずっとお世話になっています。
通常シリーズでも匂いはないですが、このナチュラはさらにエコ系?だそうで、部屋中塗りまくっても、全く匂いがないです。
(なぜナチュラかというと、特にエコにこだわった訳ではなく、一番最初に買ったとき(鳥取)、注文したら通常シリーズが品切れでこのシリーズしかなかったため。その後買い足す際、やはり同じものがいいかなーとずっとこれになってしまいました。値段もほぼ同じなので。)

塗装は、壁の上部が私、下部が父と母、天井はダンナサマ、という分業体制。
じつは長柄ローラーが一つしかなく、脚立もひとつ。
そして脚立に上がれる人も、私だけ。
という理由でこの分担です。

鳥取といい、前回の実家洗面所やリビングといい、基本的に一人で作業する心づもりだったので、こんなに作業人員がいることに慣れていませんでした。(今回は父の参加が想定外。リビングのときなぜか参加してなかったので、今回もそうかなーと思い込んでた) 
なので道具が不足!
ローラーは二人分、柄の長いものと短いものを用意してあったのですが、三人目の作業員(私)は幅の狭いローラーしかありません。
3人体制の塗り作業ならば、長柄つきのちゃんとしたローラーがあとひとつと、ペンキ入れ容器がもうひとつあるとスピードアップだったかなー。(天井:長柄 壁:長柄ひとり、短い柄ひとり)
壁の上部は、長柄ローラーさえあれば脚立の昇降なしで塗れたので、疲労感とスピードが全然違います・・・。



実家リビングペンキ塗り
実家リビングペンキ塗り

天井の、1回塗り後と3回塗り後。
天井は、とても黄ばんでいるのと、あと布壁紙ということもあり3回塗りが必要でした。
ほぼ全部、ダンナサマが長柄ローラーでやってくれました。(ところにより、父も参加。)
壁のきわ部分と照明のそばは、ローラーが入らないので、脚立に乗った私が。
天井塗装って、ずーっと上を向いて腕を上げての作業で結構つらいものがあるのですが、弱音もはかずにえらいです。

ダンナサマの作業は、那須の外壁塗装を見ていても思いましたが、ゆっくり目ではありますが、着実・丁寧。
セカセカしていないので、結果的にアラがでなくて、いい感じに仕上がります。


実家リビングペンキ塗り

これは何かというと、床の養生の上に垂れたペンキ。
このあたりは壁の形状もシンプルで塗りやすい場所なのですが、それでもこんなにぽたぽた落ちます。
やはり事前のちゃんとした養生は重要です。
万一養生のないところにしずくが垂れた場合は、すぐに濡れ雑巾で拭けばOK。しずくが乾いていた場合、スクレイパー的なものでこすれば結構落ちます。


■塗装メモ
養生
・床養生用に空き段ボールが多めにあるとよい。どうせ車で行くので、うちから持っていくといいかな。
・絶対に座って休憩する必要があるので、座る椅子も何かをかぶせて養生しておく(今回はこれを忘れて椅子の座布団に少し被害あり)

道具類
・人数分ローラーを用意する。
・バケツと長い柄も出来れば人数分

塗り
・部屋の入隅などこまかいところは、刷毛で塗る必要があるが、ついつい刷毛にたっぷり含ませてどぼっと塗ってしまいがち(私の場合)。
 たっぷり塗るとなかなか乾かなかったり、垂れてきたり、二回目塗りの際にヨレたりするので、刷毛に含ませるのは控えめに・・。

塗り終わったら
・半乾きのうちにマスキングテープなどを外す。
  今回は、疲れて、夕食後だいぶたって、乾き気味のときに剥がしたら、少し割れてはがれた場所があった。
・養生を剥がすときも、塗装ウェアを着ておいたほうがいい。
 ところにより乾いてないところや、しずくなどが垂れる(今回いくつかの服に被害あり)

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