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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

シチリアForno Impero のアーモンド菓子とパン

2021-01-13 | +お菓子・おやつ

シチリアのForno Imperoというお店から、パネトーネなどを取り寄せました。
パネトーネについてはこちらの記事)

パネトーネのほかに買った、アーモンド菓子とパンについてご紹介します。


どれも綺麗にラッピングされており、開封は、大変楽しい作業でした。

穴子の白焼き



さて、アーモンド菓子。
素敵なシールが貼ってありました。

穴子の白焼き

アーモンド菓子ラベル

穴子の白焼き

中身はこちら。
形状はいくつか。
上に飾りがあるものは、赤と緑のドレンチェリーやアーモンド。

食べてみると、表面は粉砂糖でサクっとしており、中はねっとり、そしてグラニュー糖がじゃりっとします。
(大半は同じ味でしたが、レモンの香りがつけてあるものもあった気がします。)
ねっとりして和菓子の練り切りを思わせる雰囲気でした。
特に新鮮なうちは、アーモンドの香りが濃厚で、うっとりします。

結構しっかり甘いので、
(これはまあ、ダンナサマは興味ないだろうし、全部私のものかなー)
と思っていたのですが、ダンナサマも気に入ったようで、
「ボクも食べるから、勝手に食べちゃだめだからね」
と釘をさされてしまいました。

トッピングのドレンチェリーですが(最近みかけなくなりましたが)、過去に食べたことがあるものは、甘すぎるしなんか薬品臭いし、食べるほどでもないかなという味のものでした。
今回のものは、サクランボの味はしないものの、柔らかくほどよい甘さ、変な風味もなく、アーモンド菓子と一緒に自然に食べてしまえるものでした。


アーモンドは、小麦粉よりもずっと貴重な材料ですよね。
小麦粉ではなくアーモンドをふんだんに使ったこれは、クリスマス時期の、高級なお菓子なんだろうなーと思う味わいでした。

穴子の白焼き

原材料は、シチリア産アーモンド、お砂糖、卵、香料。


さて、次はパン。
お店のホームページを見ると、どうもこのパンが一押しのようなのです。
「不活性ガス充填包装により、世界中にお届けできます!」
的なことが書いてあります。
え、普通パンって、わざわざネットで買わないでしょ?買う人いるの?
とは思いましたが、でもそんなに自慢の一品ならば、一度買ってみるのも面白いかな?
(→買う人になってしまった)

穴子の白焼き

La "Vestedda" dell' Impero
と書いてあります。
ヴェステッダがパンの名前・・かしらん。


穴子の白焼き

おー。
立派な缶に、立派なパン!

穴子の白焼き

原材料は、
シチリア産デュラム小麦粉、トラパニ産塩、水、母酵母、ビール酵母?、胡麻

ホームページによる作り方の手順は、
・前種を長時間発酵 (16 ~ 24 時間)
・給水 (30 分~ 2 時間)
・一次発酵 4 時間
・二次発酵 6 時間
・焼成
だそうです。

穴子の白焼き

表面にはびっしり胡麻がまぶしてあります。
そしてかなり強い焼き色。

穴子の白焼き

切ってみると、焼き色が濃いだけあって皮部分がかなり厚め。
生地の部分は、(写真うつりがイマイチですが)デュラム小麦で出来ているだけあって、黄色い色合い。


説明には、オーブンを150度にあたため、火を切ってからパンを入れて5分おき、取り出して食べる、とありましたが、ちょっと足りないかも。
何度かやってみた結果、8分の1程度のブロックの場合、しっかり霧を吹いて湿らせ、皮側が綴じ目になるように(綴じ目はふんわりと)アルミ箔に包み、150度に予熱してあったオーブンに入れて15分ほどあたためると焼き立ての感じになります。


味の感想。
内側生地部分は、温めなおすと柔らかくなりますが、日本人がいう「しっとり」ではなく、もう少し噛み応えのある感じ。
そして、わりとしっかり塩味が効いています。

皮は、とっても香ばしい!
ここまで強く焼いたパンは、日本にはない気がします。
デュラム小麦なので、焦げた味が普通のパン用小麦粉とは違う、というのもあるかも。
あと、胡麻が美味しい!
胡麻の味がとても濃く、日本で買う胡麻とは違う味がします。
スライスするときにこぼれ落ちた胡麻も、全部かき集めて口に入れたほどでした。

全体に、食べたことがないパンの味です。
日本ではあまり売っていない味。
(といってもたいしてお店を知っている訳ではありませんが)
パン自体の味が濃いので、トップページの動画にあったように、オリーブオイルを垂らして頂くのがよく合って美味しかったです。

 

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インドのスパイス仁丹

2021-01-07 | +お菓子・おやつ

先日、地元のインド食材店に行ったときに、変わったものをみつけました。
直径1cm強に丸められたもので、表面には粉砂糖のようなものがまぶしてあります。

goli
goli

ひとつは Anar Dana Goli.
もうひとつは Hing Goli.

ヒングはインド料理の本やサイトで聞いたことがあるスパイスです。
食べたことはないと思います。
そのまま使うと、とっても臭いスパイスだとか・・?

これはどんな味のものか店員さんに聞いたところ、日本語があまり上手ではなく、「A little sweet, Good for health」みたいなことを言っていました。
飴なのか、キャラメル状なのかはよく分かりません。

まあ安いし、試しに買ってみるかな?

goli

ぱっとカゴに入れたのは、Anar Dana Goli の方。
(実はカゴに入れた時点で、2種類あるとはわかっておらず、目についたものをとりあえず入れてしまった)

Anar Dana は、買って帰ってから調べてみると、乾燥ザクロだそうです。
市販のAnar Dana Goliの説明を見ると、お菓子というよりは、胃薬(消化促進や胃酸過多抑制)的な位置づけのもののよう。
確かに漢方胃薬の原料は、インドのスパイスと共通のものも多いですよね。

goli

どんなものか割ってみると、簡単にほろりと砕ける柔らかさ。
各種スパイスと少量の水分を混ぜて押し固めただけのようです。

試しにちょびっと食べてみると、
「うあ、しょっぱい!」
酸味も強めなのですが、甘いものを予想していただけに、塩気が大変に以外で、衝撃でした。

とても酸っぱくて、塩味があり、あとはスパイスの味。
スパイスの中では、ぴりっとした黒コショウが割と目立ちます。
おいしいというよりは・・・・むむ。
刺激感と薬効を期待する、仁丹的な食べ物ってことかな・・・。

甘いものならどんな味でも食べるつもりだったけど、しょっぱいのはちょっと・・・。
レシピのサイトを見てみても、岩塩が原料に入っています。
あと、乾燥ザクロに加え、レモン汁も使っていて、酸っぱいのもなるほどです。

甘物方面ならまだしも、塩入りだと、食べきるのは無理かも・・・。
はう。

我慢してもうひとかけ食べてみたところ、「酸っぱくて塩味もある」とある程度味が予想出来ていたので、最初ほどは塩辛くは感じません。
最初は、酸味が塩味を強く感じさせたのかも。
何とか許容範囲の塩味かな。

胃薬だと思えば、なんとか消費出来るかな・・・?


あ、いいこと考えた。
カレーを作った時にちょっといれちゃえ~。

 

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福岡のお菓子いろいろ

2020-12-21 | +お菓子・おやつ

しばらく前ですが、ダンナサマが福岡に出張に行ってきました。
私も一緒に行く予定が、急用によりなしに。
で、
「お土産は何かほしいものある?」
と聞かれたので、ネットで検索して、
「お菓子だったらコレとかコレとかあるよ」
と情報提供。

お菓子には疎いダンナサマのための参考情報程度のつもりだったのですが、伝えたもの、ほぼコンプリートして、更に上乗せする勢いで、沢山のお菓子を買ってきてくれました。
(ダンナサマ、大感謝☆)

おおむね写真を撮ったので、ご紹介しますね。

福岡のお菓子

左の「ひとしな」というのは、黄な粉クリームのダックワーズ。
ダンナサマはダックワーズやブッセがとっても好きなので、福岡みやげでこれがみつかって、教えておいたのでした。
単純な黄な粉味ではなく、複雑な味わいがあって、とっても美味しいダクワーズでした。


福岡のお菓子
福岡のお菓子

箱の右にあったのはこちら、柿大福。「ひとしな」と同じお店(如水庵)のものです。
外側のお餅には特に味はなく(オレンジ色に着色のみ)、餡は白餡と干し柿や柿ペーストを混ぜて柿の味にしてあります。
美味しいけど、干し柿そのままでも美味しいかも。


福岡のお菓子

梅ヶ枝餅。
ダンナサマは福岡出身で、梅ヶ枝餅にも懐かしい思い出があるようです。
頼まないのに買ってきてくれました。
大福とは違う、香ばしい味わいがありますよね。

福岡のお菓子
福岡のお菓子

これまたダンナサマの心のお菓子「鶴乃子」。
オリジナルと、以前食べて美味しかった日向夏、そしてあまおう苺。
あまおういちごは、ピンクのマシュマロの中にしっかり酸味と風味があるイチゴジャムが入っていました。
日向夏鶴乃子は、以前はマシュマロにほろ苦い味がつけてあった気がしましたが、今回はほろ苦さはあまり感じず。季節限定ではなく定番商品にするにあたって、レシピを買えたのかしらん。。。

福岡のお菓子
福岡のお菓子

これまたダンナサマの懐かしのお菓子、松翁軒のカステラ。
下の写真は、上段がカイエさんからの頂きものの栗カステラ、下段が松翁軒のチョコラーテとカスィテラ。

子供の頃にカステラを頂く機会が時々あったそうなのですが、他のお店のものだと興味なしなのに、このお店のものだと目が輝いたのだとか。
今回久しぶりに食べてみて、
「記憶の味と結構近いかも。でも昔の方が美味しかったような・・・」と言っていました。
(思い出の味はいつも至高ですからね・・・・)

私は、それほどよくカステラを食べたわけではないので、味わい分ける自信はないのですが、文明堂とは違うような気がします。
材料が、卵、上白糖、ザラメ、小麦粉、水飴とシンプルで、実直に作った素直な美味しさです。
あと、チョコラーテの方は、普通のビターなココア味かと思ったら、やや酸味のあるチョコレート味。
これは結構以外でした。
カステラにあわせて特注したチョコレートを使っているのだそうです。

ダンナサマへ、美味しいお菓子たくさん、ごちそうさまでした☆

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シコシコの笹団子(新潟・やま路)

2020-12-04 | +お菓子・おやつ

新潟の友人から、笹だんごを頂きました。
(Gさん、ありがとうございました!)

「お店から月曜に作りたてを送りますね」という連絡を頂いて、火曜日に届く予定。
わくわく。

(火曜日、朝ごはん食べながら)「今日は笹だんごが届くからね」
(先に家についていたダンナサマに出先からスカイプで)「不在票入ってなかった?笹だんごが届くんだけど」
(私が遅れて家についたとき)「笹だんご、もう届いた?」
自分では気づいていませんでしたが、ダンナサマによると、一日中笹だんごのこと話してたよ、とのことでした。

いや、あの、ほら、生ものだし。心配じゃないですか。

届いたのは、夜ご飯の準備中。
作業を中断して御開帳☆

やま路の笹だんご

小さ目の箱なのにえらくずっしりしていましたが、中にぎっしりの笹だんご。
「やま路」というお店のもので、駅などには売っていないようです。
普通のとちょっと違う味わいで、新潟在住のGさんと奥様のおすすめとのこと。
わくわく。

やま路の笹だんご

10個セットになっていて、綺麗に並ぶように結わえてあります。
束ねた先端は、藁縄のように綯ってあって、さらに結わえてあります。すごい~。
笹で綺麗に包むだけでもすごいのに、紐(?)の処理まで美しい・・。
作業風景の動画、ないものでしょうか。


やま路の笹だんご

青々した笹に、きれいに包まれています。
心なしか、かなりのボリューム感。
笹だんごを頂くのはかなり久しぶりなので、比較は曖昧なのですが、普通のよりも大ぶりに感じます。

やま路の笹だんご

こちらのお店のものは、茹でて作ってあり、固くなった場合も茹でなおして頂く、というのが特徴だそうです。
(通常は蒸して作る)

やま路の笹だんご

原材料は、もち粉、砂糖、小麦粉、あずき、白玉粉、よもぎ。

小麦粉!?
餡には入れないだろうから、皮の成分ですよね。
もち粉、小麦粉、白玉粉、よもぎ、の皮ということだと思います。

小麦粉入りの皮なのだわ。


デザートに、しおり通り、5分茹でて頂いてみました。

やま路の笹だんご

黒々するほどに、濃い緑色の皮です。
皮がとっても薄くてあんこがたっぷり。

皮が、とってもシコシコでキュウキュウするような歯ごたえです。
いわゆる「もちもち」とは違う歯ごたえ。
ヨモギが多いのと、あと小麦粉入りだからかな?

あんこは、粒あんで、甘さはほどよく控えめ。
渋切りをしっかりしてあり、塩分は少な目タイプの餡だと思います。
こういうあっさりしたあんこ、とっても好み☆

茹でた直後は柔らかくなる皮ですが、どのくらいで固くなるのか実験してみたところ、夜9時頃に茹でて、翌朝にはもう固くなっていました。
トレハロースなど入れない、昔ながらの作り方ですよね。
あと、使っているもち米の種類(硬化性)とかも関係あるのかな。
北海道のもち米品種、「はくちょうもち」や「きたゆきもち」は何も入れなくても柔らかさが長くもつのです。
こちらの図を見ると歴然。
もちの硬化性
新潟などで愛されているこがねもちは、硬化性が高く、すぐ固くなるので切り餅向きなのだそうです。
もち米を構成する澱粉は、そのすべてがアミロペクチン(うるち米は、基本的にはアミロース2割、アミロペクチン8割)。
アミロースは直鎖状の構造で、アミロペクチンは何重にも枝分かれしている構造です。
このアミロペクチンにも鎖の長さいろいろあるようで、短鎖のものの比率が高いと柔らかさが長持ちし、中鎖・長鎖の比率が高いと固くなりやすいのだそうです。

お赤飯や大福もちには柔らかさ長持ち(硬化性が低い)タイプが適しており、切り餅や米菓の製造には硬化が早い方が適しています。
もともと北海道産もち米は硬化性が低い品種がメインでしたが、全方面の用途をカバーするため、道産でも早く固くなるもち米が開発されました(きたふくもち)。
一方本州で育つもち米品種には硬化性が低いものは少なかったのですが、近年、はくちょうもちよりも硬化性が低い品種も開発されたようです(愛知糯126号)。
(気温だけでなく日長の関係で、道産米は本州で植えてもうまく育たない)
製造技術でも柔らかさを長持ちさせられるようで、特別な機械(ウルトラファインナノバブル水を搗きこんでアミロペクチンの凝集を防ぐ)による柔らかいお餅「ふわmochi」を開発したメーカーもあるようです(岩手・大林製菓)。



朝ごはんも笹だんご~☆
この朝は、とっても寒く、ちょっとアレンジしてみました。

やま路の笹だんご

茹でなおした笹だんごを切り開き、お湯を注いでぜんざい仕立て。
(左側の色が薄いものは、うちのよもぎ餅)

あんこがとても上質なので、この頂き方もまた格別でした。
それにしても、キュウキュウ、シコシコ、という皮の歯ごたえが不思議。


夜のうちに一個ずつ真空パックして冷凍。ちびちび楽しみたいと思います。
Gさん、ありがとうございました!


■参考情報
やま路の笹だんご 紹介記事

やま路の笹団子 紹介 (包む画像あり)

うるち米の個性的な品種 
 もちもちの低アミロース米(ミルキークイーン)や、血糖上昇をゆっくりにする高アミロース米、などなど。

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sacoカヌレ(岐阜)

2020-11-24 | +お菓子・おやつ

岐阜のお友達から、とってもお洒落なカヌレを頂いたのでご紹介します。
(miyakoさん、ありがとうございました!)

sacoカヌレ」というカヌレ専門店のお菓子です。

sacoカヌレ

油紙のパッケージで、なんかものすごくお洒落~。
金ボタンみたいなのが見えますよ。 ほよ~。

sacoカヌレ

口部分を一度折り返し、ラベルをセットしてパンチ穴をひとつ。
そして鋲みたいなので留めてあります。

sacoカヌレ

上段:ヘーゼルナッツ、チョコレート、バニラ
下段:オレンジチョコレート、抹茶、紫芋
6種類もあります。


sacoカヌレ

一番ビビッドな色なのは紫芋。
切ってみると、中も綺麗な紫色でした☆
味は、それほど芋っぽい訳でもないです。美味しいカヌレです。


sacoカヌレ

こちらはバニラと抹茶。
抹茶は、黒々するほどに抹茶が使われていて、ほろ苦い風味満点でした。
バニラはやさしい味わい。ラム酒の香りは控えめで、バニラ風味です。

写真は撮りそびれましたが、チョコレートやオレンジチョコ、ヘーゼルナッツも美味でした☆


こちらのカヌレ、味がいいのは勿論ですが、一個のサイズが大き目でたっぷり感があるところがすばらしい!
最近、高級系のパン屋さんにカヌレがおいてあったりしますが、「ええっ、こんな小さい型あるんだ・・」と思うほど小さ目だったりします。そしてお値段はお高い・・・。
クロワッサンと変わらないようなお値段だったりしますが、原価は多分だいぶ違うと思うんだけど(バター使用量は断然少ない)。

ボリューミーで美味しいカヌレ、堪能しました☆
岐阜の、どんなお店なんでしょう。
ネットで日本全国に発送しているのかな・・・。
miyakoさん、ご馳走様でした☆☆


ダンナサマと半分ずつなので、ひとりあて3個。
ちびちび大事に頂きましたが、満足、というよりは、呼び水、って感じ。
私も型を持っているので、久々に作ろうかな。
まとめて作って、冷凍しておくといいですよね。
うちのカヌレは自家製ノチーノ(青くるみのお酒)で風味付けしています。これもまた、結構乙なのです。

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越の笹舟(新潟の笹包み餅)

2020-11-10 | +お菓子・おやつ

10月から、ダンナサマが時々出張に行くようになりました。
しばらく前は北海道。
あまりに久しぶりのため、
「え、羽田ってどうやって行くんだっけ。ちゃんと飛行機乗れるかしら」
とか言ってました。
ずっと出張なかったですからね。

出張のたび、大きなお洒落保冷バッグを、すすす、と差し出して、
「これに何かおみやげをね☆」
とお願いしています。

北海道のときは、ぱんぱんにお買い物してきてくれました。
空港のあのめくるめくショッピングモールで、つい魚の干物にくらっときてしまったよう。
カレイと、甘塩タラ
(干物か・・。)
気分はさほど上がりませんでしたが、夕食のメインディッシュに、即戦力になりました。
特に甘塩タラは、じゃがいもとあわせたミルク煮が美味しかった☆ 好評でした。

で、先日は新潟。
「米どころだよねー。お餅とか。餅菓子とか。大福とか!」
今度は潜在意識に刷り込むべく、事前にアピール。

今回は、袋8分目くらい買ってきてくれて、お菓子も。
大福餅セットと、あとこちら、「越の笹舟」。

越の笹舟

新潟といえば、繭型にぴったり笹で包まれた笹団子が有名ですが、こちらは初めてみます。
笹でふんわり巻いてあります。
五個、エージレス入り袋に入っていました。

越の笹舟

笹をあけてびっくり、中のお餅はセロハン包みで、しかもきなこもち!
なるほど確かに、こうやってふんわり包んであるだけだと、お餅が裸のままでは乾燥してしまいますよね・・。

お餅部分は、お砂糖がしっかり入って、あとよもぎ?も混ざった緑色の求肥。
中には粒あんが。
小粒ですが、とっても甘いです。

越の笹舟

セロハンから出して笹の上にのせてみました。
ただこうやっても、笹の香りが移るというわけではないです。
見かけは笹包みで風流ですが、味には特に関係なしでした。

とはいえ、「新潟みやげ」で検索して、これどんな感じかなー、と思っていたので、買ってきてもらえてよかったです。


そう考えると、笹で包んでから蒸してある笹団子は、笹の風味がしてより個性的です。
二日ほど経って、笹がカサカサになっても、お餅はむしろより笹風味が強くなって、ほどよい、しねっとした歯ごたえで、美味しいですよね。
蒸しなおすことも出来ますし。
新潟物産展があると必ず売られていますが、よく売れているように見えます。
やっぱ笹団子ならではの個性と魅力があるからなんだなー。

「今度新潟県アンテナショップに笹団子買いに行こうか。久しぶりに食べたくなったよね」
と二人で話していました。


ダンナサマへ、次の出張のときもまたよろしくね~。

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そばがゆ(蕎麦と玄米のポン菓子)

2020-10-28 | +お菓子・おやつ

栃木県の道の駅伊王野にて、薄味の好みのおやつを見つけたのでご紹介します。
名前は「そばがゆ」。

そばポン菓子

そばがゆ、という名前ですが、ポン菓子です。


そばポン菓子

ちょっと小ぶりサイズ。
お椀やマグカップに4-5枚入れてお湯を注ぐとすぐにそばがゆが出来るとのこと。
ポン菓子という名前だと、直径10cmくらいはありますが、これは5cmくらいです。
容器に入れやすいように、小さくなっているのかな。


そばポン菓子

長野県長野市で製造されていて、原材料は、国産蕎麦の実と、国産玄米。(どちらも国産だなんて贅沢だこと)
塩なし!

この、何も味がないのがとっても好み~☆☆
ポン菓子としてパリパリ食べると、味がなくてとっても美味しいです。
なんとなく香ばしい感じはあるものの、蕎麦の味は、あまりしないような気がします。

麺の方のお蕎麦はさほど好きではないですが、このポン菓子は好み・・。
エンドレスで食べてしまいそうになるのを止めるのが大変なほど。

一袋、ぐっとこらえましたが、3回で食べ終わってしまいました。
もっと買えばよかった・・。

 

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かわいくておいしい上生菓子(御菓子司 紅谷三宅)

2020-09-23 | +お菓子・おやつ

たまたま、ネットのニュースサイトで、とってもかわいい和菓子の記事を読みました。
上生菓子が、あざらしとかペンギンのかたちなのです。

よく読んでみると、栃木県真岡市の和菓子屋さん「御菓子司 紅谷三宅」とのこと。

真岡市って、聞いたことがあります。
うちの北の方で、那須に行く途中に通る場所です。

シルバーウィークの連休、マイタケの発生状況を見に行きがてら、その和菓子屋さんに行ってみることにしました。
事前に電話予約して、お目当てのお菓子を確保しておきました。


早速ご紹介。
どうでしょう、この可愛さ!

上生菓子

ペンギンとあざらしの、どちらも赤ちゃん。
まるっこくて、赤ちゃんのイメージにぴったり。
SNSで話題なのだそうですが、みんなに見せたくなる気持ちがよく分かります。
(なので私もこうやって・・・)

上生菓子

まるまる~。
後ろ側にはかわいい後脚もついています。
可愛くて食べちゃうのがはばかられます。

和菓子であざらしやペンギンって、斬新な気がしますが、丸っこいフォルムがなんだかぴったり。
(改まったお茶席には、あまりにも心がなごみすぎて向かないかも?)




ほかの形のものも買ってみました。

上生菓子

黒猫さん。

上生菓子

白猫さん。

この猫たちは、写実性はあまりなくて、デフォルメされています。
顔だけ、ということは、チェシャ猫・・?



いわゆる普通の、エレガントな季節のお花の形状のものもあります。

上生菓子

左は桔梗、右はなんだろう。


上生菓子

これは、萩ですね。


可愛くて切断は憚られますが、中も見たいし切ってみました。

上生菓子

中は小豆の漉し餡になっています。

上生菓子

お花の方も、似たような感じ。


どれも練り切りで作られているのだと思いますが、ものにより、微妙に味が違うような気もしました。

味わいは、と~っても上品。
甘さは控えめで、すっきりした甘さ。甘すぎないので、するっと1個、食べられてしまいます。
上質な味わいです。
お値段は、上生菓子ならこれくらいかな、という価格プラス100円くらい。(確か1個450円)
ケーキ屋さんのケーキと同じくらいかな。

でも、ケーキとは違う味わいと体験ですよね。
たまには贅沢な和菓子を頂くのもいいなあ、と思いました。


お店には、午後1時すぎくらいに伺ったのですが、店頭のお菓子はほぼ完売状態。
練り切りのほかにも何か・・・(栗の季節だし何か栗のものがあれば・・・)と思っていましたが、売れ行きが早いようでした。
(連休中だったせいもあるかも)

どら焼き

この足跡のどら焼きは予約しておいたので1個ゲット。

丹波大納言蒸しようかん

お店でみつけて買ったのは、こちらの「丹波大納言蒸し羊羹」だけだったのですが、これが大当たり。
小麦粉入りの、もっちりした羊羹なのですが、甘さが絶妙で(甘すぎない)、小豆の味もよくて、絶品。
(どら焼きよりもこちらが格別!)
未開封の場合は賞味期限が長い品物のようですが、買ってから時間が経つと、段々塩味が効いてきます。
私の好みとしては、できたてほやほやかな。
お値段も手が届きやすく、これは次も買いたいと思いました。




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焼き芋のブルーチーズのせ

2020-08-31 | +お菓子・おやつ

このあたりでは有名なお芋屋さんの「かいつか」というお店があります。

畑で沢山お芋を育てているので、普段はお店で買うことはないのですが、お友達からここの焼き芋を頂く機会がありました。(キョウコさん、ありがとうございました☆)

さすがお店の商品、別格ですよ。

かいつかの焼き芋

昨秋収穫のお芋をいままで熟成させて作った焼き芋。
蜜が沁み出ています。
中身はしっとりを通り越して、とろりんなめらか、クリームのよう・・・。
冷たい状態で頂くと、しなやかな皮があって、中がクリーム・・・これは・・・ヒロタのシュークリームのよう。
(余談ですが、ヒロタという会社、もうなくなってしまったようですね)

冷たいものも美味しいですが、3分ほどトースターで焼くと、皮がパリッとして、中は熱すぎず丁度どいい温度。
皮パリ、中しっとり、今度は・・・そうだ、モナカみたい!
比較的細めで、丸かじり出来るサイズなのも、モナカっぽさを感じる理由かもしれません。


和菓子みたいで美味しい~、と思っていたところ、ちょうどその日に見た『孤独のグルメ』に、焼き芋のブルーチーズ乗せ、という一品が。
あ、いまちょうど、ブルーチーズも家にある。

番組ではホクホク系の焼き芋の斜めスライスに、ブルーチーズ少々を乗せて軽く焼いたものでしたが、しっとり焼き芋を贅沢に使って、似たものを作ってみました。

かいつかの焼き芋

焼き芋に縦に切り目を入れ、その裂け目にブルーチーズを散らします。そしてオーブントースターで少々トースト。

デザートというか和菓子というか、スイーツ系だった焼き芋が、ブルーチーズをのせると、ワインのつまみにちょうどよさそうな味わいに☆
ブルーチーズがかなり塩味や風味が強いので、まったり濃厚な焼き芋に負けていません。
これはまた、違った味わいでいいかも☆



キョウコさん、おいしいお芋をご馳走様でした~。

 

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ミスタードーナツの「大福ドーナツ」

2020-08-19 | +お菓子・おやつ

お盆の週末、余りに暑くて家から一歩も出られないくらいだったのですが、あまりに無為に過ごしているので罪悪感も沸いてきて、最寄りのショッピングモールに行ってきました。

そうしたら、同じこと考えている人たちがいっぱいいるようで、結構な混雑。

ダンナサマの夏のサンダルか何かを買えたら、と思っていたのですが、ダンナサマったら、お店一軒見ただけで、
「ま、今年はいいかな」ですって。
ショッピングの極意が分かってないなー。
念入りにリサーチすると、意外な出物に会えたりするのに。
しかも、何軒お店をめぐっても涼しいモールなのに。

仕方ないので、食料品をちょっと買って、ジェラート1個をふたりで分けて食べて、最後、ミスタードーナツへ。
明日の朝ごはん用に何個か買っちゃおう☆

行ってみると、なにやら期間限定商品のポスターが。
「もちクリームドーナツコレクション」
ですって。
もち? え? なんで? いま? お盆とか夏とか8月とか、何か関係ある?

ミスド大福ドーナツ

動揺のあまりポスターの写真を撮り忘れたので、ミスドのサイトから画像をお借りしました。

もち・・・。
この暑い夏に、なんでお餅なんだろう。
おはぎ、からの連想でしょうか。
でもおはぎは、お彼岸だから、もうちょっと後ですよね。
表面の粉やキラキラ感が、涼しさを連想させる・・・?
でも、12月やお正月の方が、お餅や雪っぽさに似合うような気もします。

「あー、こういう季節だよねー」という納得感というか連想が全く湧きません。
でもまあ、ミスドさんのがんばりに敬意を表して、一個だけ買ってみました。

ミスド大福ドーナツ

一番不思議な外見の、「大福ドーナツいちご」。
うーん。なにをやりたかったんだろう。
雪見だいふくのドーナツ版を作りたかったのかな? 
それともおっぱい的な?
いちご大福かな?


ミスド大福ドーナツ

ちょっと冷やして、夕食後のデザートに、ダンナサマと半分こ。

断面を見ると、下部はシュー生地ドーナツ。
そしてホイップクリームと、いちごジャム、全体を包むようにぎゅうひ。

全部が口に入るように、ひとくちかじってみました。
フカフカしたドーナツを噛んでいくと、時折、ぎゅうひのもっちり感と、クリームの味が。
うーむ、それぞれは悪くないけれど、この4種類を同時に食べる必要はないかも?

下部のシュー生地ドーナツは、ほとんど空洞の軽さで、しっとりふんわり。
なのでこれだけで味わいたいです。
ぎゅうひとクリームを剥がして、これだけ食べると、うん、シュードーナツの味☆
このドーナツが売り出されたら、買いたいくらい好み☆

剥がしたぎゅうひとクリームといちごジャムは、カットした桃をくるんで食べました。
桃と求肥も、合うな☆
もっちりの中にジューシーでやさしい味の桃。偶然でしたがぴったり☆


思うに、もち的なもので、フカフカのものを包むというのは、既存の和菓子にはあまりないのではなかろうか。
おもちには、基本的には、みっちりしたものを包みますよね。
あんことか、あんこ+いちご(いちご大福)、とか、サツマイモ(いきなり団子。これは小麦粉皮だけど)とか・・・。
密度がないものを餅でくるむと、中がフカフカと変形するせいで、折角のもちもち感を感じにくいのではないかと思います。

フカフカのものでもちを包む方が、まだアリかも。
餡とぎゅうひ入りのモナカとか、京都の若鮎(カステラ生地で、餡とぎゅうひを包んだもの)とか・・・。


新ジャンルに挑んだミスタードーナツは、なかなかのチャレンジャーだと思いました。
いったいどのような企画会議で通ったのか、思いを馳せてしまいます。

 

コメント (4)
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