● 笹野彫り／大黒様 1人目

３つ前の記事、お鷹ぽっぽと同じく山形県の笹野一刀彫で

農閑期に作られていたという、民芸の品。

大黒様お２人が　今、当店に居られます。

今日はお１人目。















衣の裾の部分、薄らと彩色の跡が見受けられます。作られた当初は、艶やかな大黒様だったと見受けます。



豊穣を司る大黒様の象徴でも有る、肝心の小槌が...

かなり以前に折れてしまったらしく（更に古色が付いているので）

そこが又魅力、という人も居る。

神に頼る事無く己の力で何とかしいや、という事か。


笹野彫りの特長とも捉えられる、迷いや邪念を感じさせない彫りと

削ぎ落とされた（抽象化された）ミニマムさ。

多くの大黒様が乗っかっている米俵も、無い。

なんしか、この迷いの無い所

憧れまする。





山形

明治期

W4.3 ×H8.7　cm

☆ お陰さまでご売約済みとなりました、ありがとうございました。


＊若干傾いておられます。

　様　と付くと、何故だか敬語になってしまいます。

明日は２人目のご紹介です。

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年末の店舗営業予定ですが、今一度。

＊12/15(日)迄は通常営業致します。

12/16(月)～26(木)迄、岡山県倉敷市児島　KAPITAL／SOHOギャラリー　でのイベント（12/20-23 ）　「 冬したく 」への

出展及び、入れ替え等に伴い店舗での営業はお休みさせて頂きます。12/27(金)-29(日)通常営業です。

よろしくお願い致します。

FUCHISO