チベットなのに蒙古絞り???
チベットと蒙古(モンゴル)は巨大な中国隔てて遠く離れた異国 なのになぜ。
陸続きの両地では、人と共に工芸の技法も行き来した様で
いずれの国にも有る絞り。なのでか総称して蒙古絞りと言われているようです。
先日訪れた民藝館にも、蒙古絞りが飾られていて(それは織組織に絞りの美しい衣装でした)
あ!フウチソウにも有ったはず!!と思いだされ、ごそごそと引っぱり出して来た訳です。
ウール素材なので、今位の季節からが丁度良いと思われて仕舞い込んで有った布。
裏を見ると、十文字部分だけは手で染料を挿しているのが解る。
江戸の時代は茶人達に舶来布として珍重され、茶席の寄り付き等で使用されていたのだそう。
ただし、それはあくまでもその当時の愉しみ方。
この蒙古絞りはあと数十年で200歳を迎える為、残念乍ら敷き布としての人が座る、上を歩く等の用には向かないかと思います。
このように少し薄過ぎて向こうが見える箇所が有る(フェルトの制作工程上の特長でも有りますが)
ならば、壁面の装飾にこのままで、少し生地感は薄まるけれど額装しても保護になり良いのかも。
又は、花器やオブジェ等の敷き板の代わりに。
衣同様、インテリアも模様替えの季節。
蒙古絞り (おそらくチベット)
毛氈(もうせん=フェルト)
19c初頭頃
幅 66 × 長さ108 cm (絞り紋φ7cm程)
SOLD OUT. Thank you !
* 茜と藍の重ね染めの毛氈の為か色相がとても複雑。
それが平面的な布地なのに奥行きが感じられる所でも有るのですが。
画像での表現の難しい深い緑と言いますか、藍と言いますか色の再現が難しい布。
チベットと蒙古(モンゴル)は巨大な中国隔てて遠く離れた異国 なのになぜ。
陸続きの両地では、人と共に工芸の技法も行き来した様で
いずれの国にも有る絞り。なのでか総称して蒙古絞りと言われているようです。
先日訪れた民藝館にも、蒙古絞りが飾られていて(それは織組織に絞りの美しい衣装でした)
あ!フウチソウにも有ったはず!!と思いだされ、ごそごそと引っぱり出して来た訳です。
ウール素材なので、今位の季節からが丁度良いと思われて仕舞い込んで有った布。
裏を見ると、十文字部分だけは手で染料を挿しているのが解る。
江戸の時代は茶人達に舶来布として珍重され、茶席の寄り付き等で使用されていたのだそう。
ただし、それはあくまでもその当時の愉しみ方。
この蒙古絞りはあと数十年で200歳を迎える為、残念乍ら敷き布としての人が座る、上を歩く等の用には向かないかと思います。
このように少し薄過ぎて向こうが見える箇所が有る(フェルトの制作工程上の特長でも有りますが)
ならば、壁面の装飾にこのままで、少し生地感は薄まるけれど額装しても保護になり良いのかも。
又は、花器やオブジェ等の敷き板の代わりに。
衣同様、インテリアも模様替えの季節。
蒙古絞り (おそらくチベット)
毛氈(もうせん=フェルト)
19c初頭頃
幅 66 × 長さ108 cm (絞り紋φ7cm程)
SOLD OUT. Thank you !
* 茜と藍の重ね染めの毛氈の為か色相がとても複雑。
それが平面的な布地なのに奥行きが感じられる所でも有るのですが。
画像での表現の難しい深い緑と言いますか、藍と言いますか色の再現が難しい布。