ロウきゅーぶ! 2 (電撃コミックス) 価格:¥ 599(税込) 発売日:2011-08-27 |
漫画版『ロウきゅーぶ!』は本当に面白いので絶対に買うべき。これは確定事項。
実際ここまで見事なコミカライズは、なかなかお目にかかれないレベルだと思います。と言いつつ、最近はワリと良コミカライズが多い気がしますが、その中でも「買え! 原作買うのに尻込みしてるやつも買え!」と猛プッシュできるくらい素晴らしいです。ハイ。
や、マジで面白いですコレ。1巻を読んだときにも面白いと思ったけど、2巻は軽々とそれを飛び越えていった感じ。
特に顕著なのは、原作1巻の山場でもある、智花が苦し紛れにシュートを撃つと思わせ真帆にパスを出すシーン。あそこって、原作だと伏線になっていたSNSのやり取りが、智花の「私が負けるなんて」という台詞の次のページに挿入されるという、「えっ、これ伏線として扱ってもいいの?」みたいな唐突な演出になっていたんですけど、漫画版では構成を入れ替えることでめちゃくちゃ感動的なシーンに昇華されているんですよね。原作の唐突っぷりでも少し感動してしまった僕は、漫画版の見事な演出に涙なしで読むことができなかったわけですが(それはキモイ)。
とまあ、これに代表されるように、キャラの表情や仕草などが細かく書き込まれているおかげで、同じシーンでも印象が好転している例が非常に多くなっております。個人的には、
葵は絶対コミカライズで特をしたキャラだと思う!
てか、葵はアニメでも相当可愛くなっていたので、元々こういうイメージだったというほうが正しいのかなー。僕はどうも登場してからの押しつけがましい言動のほうが先に立ってしまっていたけど、照れた様子であれば、あんな台詞やあんな行動もすべて印象が良い方に転がるもんなんだなあと驚きました。
ちなみに2巻で一番好きなのはこのシーン。
ヤキモチ妬くもっかんかわえええええええええええ!!!!!!!111!!!1
風呂のシーンも捨てがたかったけど、僕はこちらを選んだよ! 選んださ!
しっかし、たかみ裕紀さんすげえっつか、上手い作家さんってSDというか、崩した顔がどうしようもなく可愛いんだよなあ。
この智花も超好き。
んー、コミカライズってどれくらい続くのか不明瞭な部分が大きいだけに贅沢は言えないですけど、『ロウきゅーぶ!』はできるだけ原作の先のほうまで読みたいッスわ。原作も3巻あたりからブーストがかかったように面白くなるので、あれやこれを是非ともたかみ裕紀さんの絵で見てみたいなあ。
というわけで、『ロウきゅーぶ!』好きには絶対オススメの一品ですよということで一つ。
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