こえでおしごと! 4 通常版 (GUM COMICS Plus) (ガムコミックスプラス) 価格:¥ 609(税込) 発売日:2010-07-24 |
新! 展! 開!
やー、面白かったなー。三巻の前振りの時点で期待はしてましたが、まさか柑奈の同級生二人が加わったことで、ここまで作品の色が変わるとは。これまでは同年代のキャラが元樹だけでしたし、学園モノとしても業界モノとしても中途半端な印象があっただけに、四巻でこういう方向に舵取りしたのは大英断だと思いますハイ。コレによってフィクション色はますます強くなりましたけど、話が面白くなるならそっちのほうがいいですし。ていうかこの二人、他の漫画で「アナルセックスなら近親相姦にならないから問題なし」って言ってましたよね。
それにしても、柑奈の同級生二人が増えたことにより、文花は明らかに煽りを受けてますね! 巨乳キャラポジションも思いのほかアッサリと奪われてしまい、酒波さんに対するツッコミを繰り返すだけのキャラになってしまった……。外見的にも葉月が2Pキャラ(色違い)みたいな感じで似てますし、こりゃ本気で立場ないな! 紺野あずれ先生描き分けできてないな!
しかし小鳥の「柑奈はトランス状態のときイったって分かってるんだから、オナニーをしているのは間違いない」という分析は恐ろしい。こうなってくると、一種の特殊能力と思われていた柑奈のトランス状態って、ただ単に人目を気にせず素の自分を出してるだけってことになりますよね。僕はトランス状態というと、一種の神懸かり的な、いわゆるイタコさんが口寄せをしているときのような状態を想像していたんですけど、そんなことはまったくなくてワロタ。いやあ、エロゲヒロインに相応しい固有能力ですよね。コレ、エロゲじゃねーけど。
何はともあれ、とても楽しい一冊でした。演技で勃たせるとか何とか、やってることはマヌケなのに、キチンとラブコメになってるあたり大したもんです。
そういえば、アニメイトで買ったらペーパーと、作中で柑奈が読んでいた台本の一部が特典としてついてきたんですけど、最近ってこういうオマケをつけるの流行ってるんでしょうか。取り扱いに困ること間違いなしの一品です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます