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【漫画】艦隊これくしょん -艦これ- コミックアンソロジー 呉鎮守府編

2013-10-30 | 漫画
艦隊これくしょん -艦これ- コミックアンソロジー 呉鎮守府編 (DNAメディアコミックス) 艦隊これくしょん -艦これ- コミックアンソロジー 呉鎮守府編 (DNAメディアコミックス)
価格:¥ 890(税込)
発売日:2013-10-25

 世間の『艦これ』ブームに踊らされすぎィ!

 と、そんな感じでガンガン書籍が発売されている『艦これ』ですが、同じアホなら踊らにゃ損ってことでアンソロを買ってきました。これで通算二冊目。来月には三冊目が発売だってさ!
 ここだけの話、DNAのアンソロジーを買うのは久しぶりというか、ぶっちゃけ『こみパ』以来だったりするのでかなり懐かしい気分になりました。もう10年前の話だもんなあ。
 そして10年前も今も変わらないのは、「アンソロジーは基本的に外れ」という法則だけだと思う僕ですけど、この『艦これ』のアンソロは大当たりだったと断言しちゃいます。

 いやなんていうか、第六駆逐艦隊のネタ多めでいいですね!(NOTロリコン)

 ああ……、響ネタ(メインは雪風だったけど)と、暁ネタの漫画が最高に面白かったなあ――
 誤解を恐れずに言うと、暁は第六駆逐艦隊の中でやや影の薄い印象があったんですけど、このアンソロを読んだらすげー好きになってしまいました。たしかに加入するときの「一人前のレディとして扱ってよね!」という台詞から想像できるキャラってこんな感じですわー。
 個人的には金剛メインの話がもっと多いと嬉しかったんですが、金剛と愛宕は同人誌がくさるほど出ているのでバランスを取ったのかなーと思わなくもないです。島風のネタが少ないのも、そのへんの影響がありそう。
 他に好きなのは、加賀がRJに張り合う話ですかネー。
 加賀はホント、個々のプレイヤーの思い入れによってまったく違うキャラになるイメージが強いです。たぶん興味がない人にとっては単なるクールな正規空母なんでしょうけど、「あのクールな顔の裏には可愛らしさが隠れている!」みたいに脳内補完できる人だと、途端に撫でくりまわしたくなるキャラというか。
 例えばゲーム中の「やりました」って台詞は、おそらくほとんどのプレイヤーが聞いたことがあると思いますけど、あそこに含まれている嬉しそうな声音を知ってしまうと、ドヤ顔している加賀の様子が伝わってくるんですよね。ホントたまらん。
 逆に、というとアレなんですが、叢雲と古鷹の話みたいなのは「ああ、アンソロでつまらない漫画っつーとこういう感じだよなあ」みたいな感じで。全体のバランスを考えてシリアスな漫画も載せているとしても、アンソロジーでシリアス系の話が面白かった試しがないのが困りものです。身内ではコレを「ストライク平助現象」なんて呼んだりもします(さりげないdis)

 ともあれ、ゲームにハマっている補正もあってとても楽しい一冊でしたということで一つ。
 次に発売するアンソロジーも楽しみです。


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