ハイスクールD×D 13 イッセーSOS (富士見ファンタジア文庫) 価格:¥ 630(税込) 発売日:2012-09-20 |
読了。
折り込みカラーイラストを見る→「これは……アーシア……じゃないよな……胸が大きいし……新キャラかな? 可愛いな」→中を読み進める→件のキャラが木場だと知る
同じ気分を味わった者は多いと聞く。
つーわけで、13巻は8巻と同じ形式の短編集でした。つまり、ドラゴンマガジンのほうで連載している短編で物語の時系列が少し前後しつつ、最後は書き下ろしの短編で締める形。個人的には8巻ほど面白くはなかったですけど、十分楽しめたかなと。
例によって一つずつ感想を書いていきます。
>>特撮の悪魔
珍しくギャスパーにスポットが当たったエピソード。
ダンボールヴァンパイアの天丼ネタはべつに笑えないかな……という結論に至る。
>>イッセーSOS
前の短編で登場したテニス部絡みのエピソード。
雪女=イエティみたいなのは基本的に一発ネタだと思いますし、僕としてはそもそもあまり面白くなかったので、同じネタを引っ張られても微妙だなあ……という結論に至る。
挿絵のリアスは可愛かったですが、みやま零さんってリアス描くの苦手っぽいですよね。一番絵柄が安定してなくて、見るたびに顔が違う気がします。これがホントの「作画が安定しない」というやつですね。
>>アクマのカクラン
冒頭の女体木場が登場するエピソード。実は木場が女体化するというネタ自体は、作品スレのほうで見かけて知っていたんですが、もっとガッツリ掘り下げると思っていたので、イッセーと二言三言やり取りを交わすだけというのは食い足りない感じがしました。
どっちかっつーと、看病する小猫が可愛かったり朱乃がエロかったりすることのほうが印象に残っています。正しい形やね。
あ、ちなみに、上でリアスの作画が安定しないって書きましたが、絵そのものは巻を重ねるごとに可愛らしくなっていて好みです。13巻は特に乳と尻の丸みがこれまで以上に高まっていて最高だったのだわ。
>>蘇らない不死鳥
イッセーに2巻で倒されて以来引きこもっていたライザーが立ち直るエピソード。
この手の作品に出てくる〝悪役〟としては、ワリとライザーは好感を持てるタイプだったので、この復活エピソードは楽しかったです。レイヴェルが登場するのも嬉しいですし。
そういえば、あとがきによると次の14巻はレイヴェルメインになるようなので、もう今から発売が待ちきれません。しかしまあ、文章では「けっこうおっぱいがある」って書かれてますが、イラストを見る感じじゃあ相当なペタンですね、レイヴェル。隣にリアス&朱乃がいるせいで相対的に小さく見えるってレベルじゃねえ。
>>運動会でハルマゲドーン!
13巻で一番笑ったのがコレ。身も蓋もないことを言うと、全勢力が集まって体育祭をするだけの話ですが、だからこそ面白かった!
天使の「ああっ、堕天しちゃうう!」ってネタは出てくると笑ってしまうので卑怯。
ただまあ、借り物競走など、美味しいネタは数限りなくあったのに、尺の関係なのかロクに掘り下げることもなくアッサリめに終わってしまったのは残念でしたね。これだけキャラが増えてくると出番を作るのにも苦労しそうです。ちょっとアーシアの空気っぷりがシャレになんねえ。
>>次期次期当主さまのお悩み
今回の書き下ろしにして、ミリキャスがグレモリー眷属のもとを訊ねてくるという話。
ミリキャスの才能SUGEEと、イッセーの使い魔SUGOSOUだけカバーしておけば、とりあえず間違いはないかなという感じの内容でした。
しかし、初登場のときから感じてることですが、サーゼクスの眷属である「沖田」は……12巻までイッセーたちの前に立ちはだかった「英雄の曹操」と同じ微妙さがあるなーと思いました。ハイ。
あと『ハイスクールD×D』は「良い意味でチープ」な作品だと思ってる僕ですが、さすがにここまで設定資料集じみた話をどばーっとまとめて出されると少し食傷気味に感じてしまうところもあったりなかったり。
というか、個人的には、他のキャラが一切登場しないで、グレモリー眷属(+イリナ)だけでワイワイと騒ぐ話が見てみたい気もしますね。13巻の短編はどれもこれも「イッセー+グレモリーの誰か+ゲストキャラ」って組み合わせでしたが、このゲストキャラを省いたエピソードが読みたいといいますか。ぶっちゃけ一冊丸々使って「グレモリー眷属の日常」みたいなものを書いてもいいタイミングのような気がします。
とまあ、そんな感じで今回も楽しめましたよということで一つ。
そもそも、私はハイスクールDDはアニメしか見てないんですよ。残念ながら。
なので私の指摘は全部作品内容ではなく、伝説の悪魔ジンメンさんの論拠のおかしさや、管理人さんに向けた言動や態度という作品以外の問題なんですね。
後出しになったのはこちらの不手際でしたが、私としてはハイスクールDDを特別面白いとも、つまらないとも思っておりません。この時点で、「私が信者である」という前提の貴方のレスが、全て無意味なものになるということです。お疲れ様でした。
で、これ以上曲解、誤解をされても面倒なので分かりやすいように言いますね。
問題なのは貴方自身です。
そして、私を勝手に信者というレッテル貼りすることで貴方は自身の正当性を主張しようとなさりましたけど、これも前に管理人さんが指摘なさった「思い込みと先入観で他人の意見をねじ曲げ、都合の良い解釈をする」に他ならないんですね。
ちなみにこの行動、どこでも見かける痛い人の行動ですんで、これも気をつけた方がいいですよ。と加えてご指摘しておきます。
さらに付け加えておくと、私は別に伝説の悪魔ジンメンさんやすごい漢さんが言われている悪魔側を悪としてみる視点の主張については否定しませんよ?
それはあくまで個人の主観による「人それぞれ」の範疇ですし、私とは違った見方があってしかりなのですから。
ですけど。描かないことが悪い。主人公がペラいなどに加えて、作者や編集の能力不足をことさらに主張し、さも自分の考えてる内容、展開の方が正しいかのように、何度も人の話を聞かずにし続けることが意見の押しつけであり。アニメしか見ていない私が感じる範囲としても内容がファン心理から離れすぎているため、ファンの方にするには不適切であると言わざるをえません。
この違いを理解せず、一方的に、悪い見方を受け入れないのは信者の視点だ。盲目だ。といわれる貴方こそ、盲目的な視点の持ち主であると私は思います。この場合信者というよりはアンチとなるのでしょうが。
しかるべき礼節とは「相手の話を聞く」ことです。
都合の悪い部分をスルーなさってる部分などをあげたものです。
作品の悪いところの主張を「おそらくファンであろう人のブログで延々と悪態としてわめき散らす行為」も礼節をわきまえてない行動であると私も思いますけれど、それを「管理人さんにやんわりとやらない方がいいと指摘されても止めなかった」ことも礼節に欠けていると思いませんか?
私は重ねて指摘したに過ぎません。
残念ながら貴方がおっしゃっている作品の「良いところ、悪いところの主張」とは無関係です。
私はあなたのハイスクールDD関連での発言内容について、その内容そのものを否定しましたかね?
最初は、内容に不適切な部分があるのではないかという指摘。次は貴方自身の言動の酷さの指摘です。
私は一度も、イッセーやリアスを含んだ悪魔の扱いに関する主張を否定したりはしていないはずですが?
最後に、ライトノベルを盾にして、ご自身の心を守るのはみっともないと思います。
これが信者とファンの相違の部分なんでしょうね。
その作品が好きでも、その作品にとって都合の悪い趣旨の意見を受け入れられるのがファン、受け入れられないのが信者…と。
私は当初はこのブログの趣旨から、どちらかといえばファン寄りの要素と思ったのですが、突き詰めていくと段々信者属性が見えて透けて来た、といったところでしょうかw
意見と逃げ(この場合は当作を「ストーリーもの」というジャンルとした場合の、至らない部分に対する指摘に対する受け手の度量)とは、やはり違います。その辺に関しては、説得力云々というのは、逃げになってしまうのではないのでしょうか。
…もっとも、FSMさんの場合は「まだ」多少はそういう方向性での価値評価基準において、若干の不満と物語性に関して発展の可能性に対し醒めた視点な分、完全に「信者」寄りとも言い切れない部分もあるにはありますが…(汗)
良いところは良い、駄目なところは駄目という事が「しかるべき礼節をわきまえた方がいいですよ」「相手の主観に踏み込んでまで~」という汚言で言葉を濁さねばならないというのなら、まぁ、作品の格の低さをファン的視点で自ら自認してしまっている、
…つまりは、そういう事なのではないでしょうか!?
事実、真に物語として一定以上の完成度の作品なら、肯定と否定が意外とぶつかりつつもお互い、相手の意見を受け入れられるものですからね。
なにかを見たり読んだりしたとき、他の誰かと共感できると嬉しいですよね。感じ方が同じ部分、違う部分、両方があるからこそ、重なったときに嬉しいといいますか。
つらつらと感想を書くだけのブログですが、よろしければこれからもよろしくお願いします!
貴方はもっと、しかるべき礼節をわきまえた方がいいですよ。
管理人さんが何度も警告なさってますが
「ハイスクールDDのファン」の人のブログで「作品をいたずらに貶める発言」を「相手の話を聞かずに主張し続ける」のは人としてどうかと。
悪魔の行動の酷さをさんざん主張なさってますけど、人としての行動の酷さを省みて、反省の1つでもしてた方が実生活にとってプラスになると思うので、今後はハイスクールDDに関わる時間をそちらに割くことをオススメします。
>FSMさん
お返事ありがとうございます。
以前からブログの方は拝見させて頂いておりまして、私個人としては共感できる感想記事も多く、自分と似たような感じ方、とらえ方をされている人だなと思っておりました。
もちろん、すべてに同意できるといったことはないのですけれど、そういった「自分とは違う」という部分も含めて、今後の感想記事も楽しみにしています。
世界観の設定等の作り込みの話ではなく、「ご都合主義で解決してしまう」物語の展開についてチープと申し上げているのですよー。思い込みと先入観で他人の意見をねじ曲げ、都合の良い解釈をするのは感心できません。
あのですねー、言いにくいのですが、他人とやり取りするときは、まず相手の意見をキチンと受け止め、日本語を理解してからご自身の意見を述べるようにしてください。
またしても「逃げる」などとトゲのある言葉を用いてしまってますし、誤解を恐れずに言うと、伝説の悪魔ジンメンさんはコミュニケーションスキルが欠如しておられるのではと不安になってしまいます。
言葉遊びも何も、僕はそういう風に感じている、という主観の話であって、それを言葉遊びと感じるのはそちらの自由(主観)ですけど、客観的な事実ではないのですよ。……この話、最初からずーっとしているんですけど、全くご理解して頂けてないみたいですねー……。
率直に申し上げて、異なる意見(主観)の持ち主を納得させるためには、自身の意見に誰もが納得するであろう説得力というものが必要になります。そして、伝説の悪魔ジンメンさん並びにすごい漢さんのご意見には、その説得力が欠けている、と指摘しているのです。
お二人の間では、意見の相違が見られないのですから、お互いに正しいことを述べているように見えますよね。そりゃそうですよ。
ですが、僕を含む他人というのは、全員がお二人と同じ意見の持ち主ではないのです。そんな当たり前のことは、指摘されるまでもなく理解してくださいw
重要なのは、決して各々の意見が正しいとか、間違っているとか、そういった問題ではないということです。だからこそ僕は、最初のコメントで、相手の主観に踏み込んでまで自分の意見を主張しようとは思わない、というスタンスを説明しました。
ですけど、話はそこで終わりませんでしたよね。すごい漢さんなどは、「とんでもないことになっている」とご理解しているにも関わらず、話題を打ち切らずに続けています。ハイスクールD×Dのファンのところに出向いていって、作品構造を否定してみせるなんていうのは、一般的に見て「とんでもないこと」であり、「相手の主観に踏み込む行為」に他ならないです。本来であれば、その時点で切り捨てられても文句は言えないですよw
良いですか? これはいくつか前のやり取りから、すでに相手の主観に踏み込む行為になっているんです。そして、最初に境界線を踏み越えてきたのは、伝説の悪魔ジンメンさんです。最後に「逃げる」などという言葉を用いたことからも明らかなように、伝説の悪魔ジンメンさんは、意見の正誤を主張するという愚行に及んでしまっているのです。
繰り返しますが、これは各々の『意見』が正しいとか、間違っているとか、そういった問題ではないです。伝説の悪魔ジンメンさんの『行為』そのものが完膚無きまでに間違っているという話です。それは絶対に勘違いしないでください。
内心でどんな思想を持っていようとそれは人の自由ですが、どんな場所でどんな相手に対しても自分の思想を振りかざして良いなどという道理はありません。
本当はこんなこと言いたくないんですけどね。ここまで言わないと分かって頂けないようなので。
なお、これは蛇足ですが。
上記した「思い込みと先入観」というのは、ハイスクールD×Dに関する意見からも見て取れる傾向なので、どうか一度冷静になって、自分とは異なる視点で作品に向き合っている他人のことを許容できるような大人になってくださいませ。
氏のブログ見ればわかりますが、設定や世界観設定を見る限りでは、チープとは言えないと思いますが。
まぁ確かに、意図的にチープにするという手法はありますが、そういう作品である、というのには、明らかに聊か拘り過ぎていると言えます。
まぁ、これもひとつの「違和感」という事ですかね。
言うなれば、D×Dは「真面目に馬鹿をやる」という姿勢の、丁度逆の作品ということですね。
>>すごい漢さん
お久しぶりです。
>>一番問題なのは主人公のイッセーがとにかく「ペラい」キャラクター
それは私も常々思っていましたw
この主人公、本当に悩んだり考えたり、疑問に思ったりという事をしませんよね。例えばある出来事がきっかけで変な恋愛トラウマを抱えているくせに、同じ出来事が原因の希代の聖女を血生臭い世界に引き込んだ事に関しては、全然考えていませんし。
つか、チープとか何とかで済ますには、この作品は血が流れすぎていますからね。
ナンセンス系オムニバススタイルの作品で肩の力を抜くのはいいけど、一応物語形式なんだから、チープとかそういう言葉遊びに逃げないで、踏むべき韻はきちんと踏むべきだと思いますが。
>こういうガチ物語系では、(略)
僕はハイスクールD×Dをガチ物語系と考えて読んでおりませんので、どうやら対話をする上で重要な共通認識が、最初の時点で噛み合っていなかったようですねえ。なんという悲劇。
というか、ハイスクールD×Dって作中における問題が、ほぼ全てご都合主義で解決してしまうチープな作品だというのは疑いようがない部分なので(僕はそのチープさが気に入っていますが)、その認識は共有できていると思っていたので驚いてます。やはり感じ方は十人十色ということですね。ブログの過去ログにも書きましたが、1巻を読んだときに僕は「なんだこのweb小説wwww」と思ったくらいなので、こんなに熱く語れる方がいらっしゃるとは夢にも思っていませんでした。
なんというか、作者の石踏先生は、こんなに熱意のあるファンがいて幸せですね。羨ましいです。
こういうガチ物語系では、まさに「作家の意図」というのが作品の面白さや作風等々、骨子に大きく関わってくるわけですが、D×Dの場合その「作家の意図」が兎に角希薄なので、その辺に戸惑いを覚えてしまう人もいるのかもしれませんね。もっとも、かく言う私もそのひとりなわけですが。
もっと言えば、敵が強くなり過ぎて(というか、人間と神が弱過ぎて)頓挫した過去の富士見の名作「スレイヤーズ」に近いものがあるな…と。
>D×Dの勢力間のパワーバランスと人類の扱い
これに関して、一番問題なのは主人公のイッセーがとにかく「ペラい」キャラクターなのが、色々な悪循環を引き起こしている要因なのかな、と。
・主人公が性欲しかない人物だから、「喰われ」を防ぐ為に、あんまり完成度の高い悪役を出せないし
(この辺は木場もおおいにバツを喰っている節があります)
・ヒロイン達を突き放せないから、俯瞰的・客観的な視点で物語を構築出来ない
(レスにあった眼を抉る云々というのは、多分に、そういう事にかかってくると思う)
etc.って所でしょうか。
>パワーバランス云々
少なくとも禁書とホライゾンに関しては、伝説の悪魔ジンメンさんの言いたい事もわかります。
・イッセー…ただ破壊・殺戮力に特化した進化、パワーインフレ
に対し
・かみやん…理<ことわり>に反する力に関しては絶対無敵だけど、物理化学には完全に無力
・全裸…人心洞察に長けるが、直接的戦力や特殊能力に関してはダメ
ただ「強い」、強ければいい、敵を殺す力があればいい…ではなく、弱さと強さのメリハリがしっかりしている分、自ずと「考える」必要性が存在している分、物語的にも練れて来るという事です。
なお、これは
>作品としての舵取り
にも関係ありますが、要するに、イッセーがもっと「考える」例えばはぐれ悪魔の件で「これが主に見限られた、あるいは中途半端に冥界に関わった人間の末路なのか」と疑念を持ったり、サイオラーグや曹操の件で「正しいよレイナーレ、俺もヘタすりゃこうなっていたわけか」と、神器の在り方について思いを馳せたりとか、主人公がペラい人物像過ぎたのが、そもそも設定ゴテゴテのガチバトルスタイルの作品をやるという点において、間違いだったということなのでしょうね。
この辺は「仮面のメイドガイ」とか、殺す殺されるとかいうのがないジャンルならば、問題もさして無かったのでしょうが。
>主観と客観
自分は幸い例示された作品は一通り読んでいるので、伝説の悪魔ジンメンさんの意見には大いに頷けますし、客観としても相応に問題は無いと思いますが、まぁ、もう少し表現を和らげたほうがいいかとは思いますね。
例えば「イッセーとリアスが人間と悪魔の相容れない立場上反目しあうようになる展開を望む」とか、「人間の扱いが悪すぎる」とか「フリードも曹操も、どうせなら相応の大義名分があり、最終的にイッセー達に殺されるにしても、一矢報いたうえでにするべき」とか、これだけでも相手の受け取る印象はかなり良くなるかと。
なんというか、その、申し訳ないです(´・ω・)これに懲りずにうちのブログを見て頂けるとありがたいです。
>伝説の悪魔ジンメンさん
コメントありがとうございます!
ええと、僕のコメントに対するレスの、
>この辺のパワーバランスの差配は、電撃系はしっかりしていると思いますが。禁書も境洞も。
ここなんですが。
ちと言い辛いんですが、これって「伝説の悪魔ジンメンさんがそう考えている」というだけ(=僕が最初のレスで書いたような個人の主観)にすぎないので、説得力に欠けるというか、説得力皆無ですw
この場合は、該当作品と、その作品の作家さんがそうした意図を持って書いたというソースを一緒に提示して頂かないと、「でもそれってキミがそう思ってるだけだよねw」と流されてしまいますよー。
や、これが最初から最後まで主観的な感想の範疇を出ないのであれば、それで構わないんですけどね。
どうも伝説の悪魔ジンメンさんは、僕や朝凪さんへのレスを見る限り、個人の主観を超えた話をなさっておられますので、そうした場合、自分の主観を述べるだけでは、単なる意見の押しつけになってしまいます。
ですので、伝説の悪魔ジンメンさんが、なんらかの客観的な事実について語りたいのであれば、上記した形の説得力を求めたいですね。(ただその場合は、ご自身でブログやwiki等を用いて、ハイスクールD×Dに関する考え方というものをまとめて、完成したときにURL等で教えて頂けるだけで構いません。)
ですが、もしもそうではなく、あくまでも伝説の悪魔ジンメンさんがご自身の主観のお話をなさりたいのであれば、申し訳ないのですが「僕はそこまでの熱量をもってハイスクールD×Dという作品を見ていません」とお返事させて頂きたいと思います。
最後に、以前と同じことをもう一度書きますが、極端に批判に寄った意見はできるだけ角が立たないようにしてくださいね。
ファンと思しき方を相手取って、「ヒロインの片眼を抉り取る」なんて言えてしまうのは、完全にアウトですよー。
前述の「無力な者が強力なものを救うというカタルシスへと結びついたかと。」というくだりは、見方を変えれば「無力な者が強者(達)に対して、してやってみせる」という事と表裏一体であるとも言えます。特に佐天涙子の場合は、前段階として、無力な者のコンプレックスを挟んでいる為、単純に「能力者に対抗できる人間として描かれたわけではない」というのは、甚だ早計であるといえます。
これは例えるなら、フリードが死に間際にリアスやソーナの片眼を抉り取るないし顔面にバッツリ傷を刻むとか、曹操が死に間際に、天・冥界の合計約三分の二を完全復興不能状態にまで完滅する…という位に痛快?な事ですねww
>>佐天さん~
半分違いますね。
何故なら、この場合その前に「レベルアッパー事件」、更にもっと前の時点で、無能力者の高ランク超能力者に対するコンプレックス(やや卑屈な姿勢という形で具体的に表現されていた)が前段階に存在し、その上で、例の終盤の展開があったからこそ、無力な者が強力なものを救うというカタルシスへと結びついたかと。
そもそも、もうアーシア悪魔に堕ちているし、それこそ、ここでの例えは不適切かとww
佐天涙子の例は「作中に出てきている主要メンバーの特性に合わせた話を作った」に過ぎず(ハイスクールDDで言うなら、アーシアの治癒能力が勝敗を分けた等)、佐天さんが人間(無能力者)代表として、能力者に対抗できる人間として描かれたわけではないと思うのですがどうでしょう?
あの話は「能力者の力を妨害する装置」に影響を受けない佐天さんが活躍できたわけですけど、別に能力者に対抗できる能力を示したわけではありませんよね。
翻って、ハイスクールDDで、悪魔に対抗できる人間の勢力と同類で語ることはできないと思います。
ただ単に人間が何かしらの形でハイスクールDDという作品に関わり、一度でも何かしらの活躍を見せればそれでいいというなら、その例でも構わないと思うんですけれど、コメントを見る限り恒常的に人間という勢力が悪魔に対抗しえることを示せなければダメなようなので例として不適切ではないかなと。
遅ればせながら。
ソロモン72柱クラスのクソ悪魔が、その筋のプロ(例:裏高野、英国王立国教騎士団、ゴーストスイーパー、アンチスキルetc.な組織及び職種に属する人間)達に一切取り締まられる事無く、好き勝手(町レベルの現世の私物化、学校の名目での魔術工房製作・運営etc.)しまくっている現状は、既に絶望そのものではないでしょうか。正直、これではフリードが世界に絶望し狂気に染まったのも道理かと(若干の独自解釈あり)。
まぁ簡単ですね。
ぶっちゃけ前にも書いた通り、敵にも個々の大義名分がきちんとあって、イッセー達に冷や水を指す展開があって、人類の退魔(天)組織及びリアス達に一発ブチ喰らわせる位の「人間」のライバルがいて、そういったキャラクターによって、舞台の町(学校)を取り返す(守る)展開が過去のエピソードとしてあって…
つまり、真っ当な「人間」の勢力が無いのが問題なわけで。
この辺に関しては、FSMさんも先の書き込みにおいて「違和感」という言葉を用いて返答してくれた部分ですが。
この辺のパワーバランスの差配は、電撃系はしっかりしていると思いますが。禁書も境洞も。
ご質問の件に関しては、ちょっと僕にはよく分からないというか、この場合は判断つきかねると言ったほうが正しいでしょうか。
というかですね、まず大前提として、僕は『ハイスクールD×D』の世界が人類にとって絶望的であるとは、どうしても思えませんw
極論かもしれませんが、伝説の悪魔ジンメンさんとすごい漢さんの考え方を突き詰めると、「異種族、異能力が登場するラノベは総じて人類にとって絶望的な結末を迎えるしかない」となりませんか?
お二人は、つまるところ、人の尊厳が人以外のモノによって脅かされる可能性を内包した世界観と、そうした世界観を許容する作家と編集に対して疑問を呈しておられるのですよね。
失礼ですが、僕にはこの話の着地点が見えないです。
お手数ですが、具体的に『ハイスクールD×D』を例にとって、どのような展開であれば疑念を抱かれなかったのかというのをお聞きしてみたいですね。すごい漢さんは「すべての神器の完全封絶が究極に理想的な結末」、伝説の悪魔ジンメンさんは「『ハイスクールD×D』は人類破滅を暗示している」とそれぞれおっしゃっていますが、最初に述べたように僕にはどうしてもピンとこないのですよ。
あ、ちなみに、これは別に「文句があるなら自分で書いてみろ」的なナンセンスないちゃもんではなく、純粋に『ハイスクールD×D』が作品としての舵取りを間違ったのはどのポイントなのかというのを知りたいからです。
あとできれば、電撃文庫で〝違和感〟と真剣に向き合って改善していると考えておられる作品名を教えて頂ければ幸いです。
これは完全に余談ですが、個人的に近年の電撃文庫レーベルは商業主義に走るあまり、中身を蔑ろにしている作品ばかりという印象ですので。
少し気になる部分はありますが、取り敢えず、FSMさんのスタンス「好きだけど疑問は抱いている」というのは伝わりました。
でも、そうなるとその「違和感」のない、「違和感」と真剣に向き合って改善している、他社(特に電撃)と比べた際、何か、喩えるなら「くしゃみが出そうで出ない」類のもどかしさ、やりきれなさを感じてしまいますかね。
さて、このままだと荒らしになってしまうので、D×Dについての話をば。
FSMさんは曹操の件を出しましたが、見方を変えれば、性格はどうあれ、強力な「神器」の使い手であり、喩えるなら某聖杯戦争に参戦すれば、その宝具の強力さと人的能力でさぞかしいいサーヴァント(クラスはランサー?)になりそうな御仁だったのが、結局天魔外道にみすみす屈したという事は、人類は更に絶望的な状況へと陥ったという風にも見て取れるわけで、もう「神器」は人類の希望たりえない…という、人類破滅への暗示とも取れるのですが、FSMさんはどうお考えでしょうか!?
要点が曖昧にならないよう、二点に分けてレスさせて頂きます。
まず一つ目。すごい漢さんのコメントを受けての僕の返信と、伝説の悪魔ジンメンさんのコメントにおける要点である、「ハイスクールD×Dという作品における(というか、それを読んだ読者の持つ)善悪の価値観」についてです。
これに関しては、正直、読者ひとりひとりの好みの問題にすぎないと考えておりますので、正否については語っても意味がないという部分でコンセンサスをとれると考えております。ただ僕個人としては、すごい漢さんと伝説の悪魔ジンメンさんのおっしゃることには頷けますし、先だってのコメントレスに加えて、当ブログの12巻の感想などを読んで頂けると、お二人の抱く〝違和感〟(ここでは便宜上こういうふうに呼びます)を、僕が同じように抱いているとご理解して頂けるのではないかということを改めて述べさせて頂きます。
また、少々話が脇道に逸れますが、僕はこうした〝違和感〟を同レーベルの『だから僕はHができない。』に対してより強く感じています。アレはもう分かりやすく、人間と死神が共存しているセカイであるにも関わらず、死神側が一方的に生殺与奪の権利を握っているという描かれ方をしていて、しかもそれに対して誰も疑問を感じていないというのが気持ち悪くて仕方がありませんでした。
で、こうしてみると、富士見ファンタジア文庫というレーベルの、こうした〝違和感〟を改善できない体制が透けて見えてきます。一読者にすぎない僕には、敢えてそうしているのか、それとも作家さんと編集さんの技量が足りないせいで不備が残っているのか、どちらなのかは分かりかねますが、どちらにせよ手の届かない問題ですよね。
つまり、読者にはどうすることもできない問題であり、かつ読者ひとりひとりの好みにすぎない問題でもあるので、善悪の価値基準に関しては見て見ぬフリをしている、というのが僕自身のスタンスです。
二つ目。こちらが本題といえば本題になるのかもしれませんが。
率直に言って、13冊も出ている原作ラノベを買い続けている読者って、その作品が好きなのは間違いないですし、多かれ少なかれ登場人物に好感を抱いているとも思うんですよw
そういう相手に向かって、俺はこのキャラが憎いからぶっ殺したい、というような発言が「できてしまう」のは、色々な意味で危ないです。僕はたまたま熱が冷めているタイミングでしたが(13巻がイマイチだったというのと、内容がマンネリになっているから)、コレ、他のファンの人だったらすげー不愉快になったんじゃないでしょーか(^^;
こういうことはあまり言いたくないですけど、物事にはソレに相応しい時と場所というものがあるので、極端に批判に寄った意見はできるだけ角が立たないようにする気遣いが必要になると思います。
とまあ、そんな感じで。
自戒も込めてレスさせて頂きました。
やってくれないかなぁ…!?(ガチ)
はじめまして…というか、HN的には別の掲示板でお会いしたような気がするのですがw
>>現世にふたたび(後略)
それやると一発で作品が終わりそうですねw
某種ばりのひどい主役変更が見れそうですww
>FSMさん
本来なら先にご挨拶するべきだったんですが、文面の内容上敢えて逆にさせていただきました。
相済みません。
>>ようするに(後略)
まぁ、これはあからさまに人類の味方をしてくれているというスタンスのキャラないし勢力があれば、問題は無いんですけどね。一応、既に死滅し(or殺害され)てしまった「神」が、それに相当するのでしょうか?
>>身も蓋もない話を(後略)
これに関しても、本当に「イッセーたち=善」であれば、別段、何の問題も無いんですが、実際は
『イッセーたち=※吐き気を催す邪悪』
『イッセーたちに敵対する存在=悪以下のゴミ(但し、たまに結果的に一理以上あるケースもあり)』
になっているから、問題があるわけでして(汗)
>>おっぱいを突けば
まぁ、実際おっぱいとガチ話を両立している作品もありますからね。電撃の通称「鈍器」と呼ばれる作品と、仮に言っておきますがww
>>多様性
中二狙いならむしろ多様性があったほうがいいのに、DDは設定が中二のくせに内容(作品の指向性、方向性という意味で)は多様性・イデオロギー全否定ですからねぇw
これに関しては、富士見も質が落ちた、といわざるを得ませんね…!
※「吐き気を催す邪悪とはッ!何も知らない無垢な者を利用する事だッッ!!(by ブチャラティ)」
(左道の心得の無い、無力な人間をも契約対象として狙っているので(実際、多少変則的だったとはいえ、犠牲者も出てしまいましたし))
コメントを興味深く読ませて頂きました。僕は2chの『ハイスクールD×D』作品スレを見ていたことがあるのですけど、そこですごい漢さんと似た意見を目にしたことがあります。ようするに、(僕たち)人間からしてみれば、イッセーたちのような「人外」、もしくは「人以外」の存在というのは、総じて害悪にすぎないよね、ということですよね。なかなか頷かされる意見だなと思いました。
ただまあ、『ハイスクールD×D』がイッセーを主役にした創作物というのは大前提なので、どうしてもイッセー寄りになるというか、身も蓋もない話をすると「イッセーたち=善」、「イッセーたちに敵対する存在=悪」という構図になるのは避けられないのかなと。
同時に「おっぱいを突けば大抵のことが解決する」という大味な作風において、作者の石踏さんがそういったイデオロギー的な問題を取り扱うつもりがあるとは到底思えないため、考えるだけ無駄なようにも思えますねw
個人的な好みを言うなら、僕は(すごい漢さんがおっしゃるように)もっと作品に〝多様性〟を持たせて欲しいと思っていますが、今作においては曹操が「コイツの主張にも一理ある」という感じではなく、セコイ小悪党として描写されたままヤられてしまったので、これから先も〝多様性〟に関しては期待できないと判断しております。
誰か、「悪魔のようなおぞましいバケモノになる位なら…見やがれ!これが魂の誇りと人間の尊厳だ!!」とか言って、腹かっさばいて心臓を悪魔に投げ付けてやる位の"人間”のキャラクターっていないものですかね!?>DD
禁書や境洞とかなら、こんなキャラいそうですけどww
現世にふたたび光と生をもたらす為に闘う救世主<メシア>とか、調子くれてる天魔外道達に報復し現世に秩序を取り戻そうと闘う人類解放戦線的なレジスタンス勢力とか、人類の裏切り者のイッセーに人の心を取り戻させる人間の女性とか、リアスに「誓いません!貴方達のような悪魔には絶対従いません!!」と一発ブチかます無垢な少女とか…本当にこの作品はそうでもしないと「人類」に救いが無さ過ぎますからね…!
最新のプリキュアじゃないけど、この作品程バッドエンド(デビルマンエンド、なるたるエンド)が似合う作品はそうは無いと思います。いや、まぢでwww
更に言うならば、何故項羽じゃなくて曹操がいるんだよ?レッドクリフを見せてやろかゴルァ!とか思っているんですが。虐殺エピソードにも事欠かないし、赤龍帝ともおおいに因縁もある人なのに何故項羽じゃないんだよをゐとか思います。