絶賛プレイ中の『星空へ架かる星』があまりにも酷すぎる。
以下ツイッターで呟いたのをそのままコピペ。
星空へ架かる橋ヤベエ。なんだこのクソシナリオ。
個人的に、ファーストインプレッションがあまりよろしくなかったキャラから攻略はじめるんですよ。美味しいモノは最後に取っておく派なものでね。
だから「理不尽暴力」を「ツンデレ」とはき違えているような悪しきテンプレを背負った日向伊吹から攻略をはじめたわけなんです。
そしたらもー、すごいね。まさか共通より個別のほうがイラつくとは思わなかった。
1.主人公は伊吹やかさね、こよりなどのダメヒロインに無責任な噂を流されることで「プレイボーイ(笑)」として悪評が広まっていたんだけど、噂の先頭に立っていた自分(伊吹)と付き合ってるってのが体裁悪いから、伊吹は交際を周囲に隠したいと言い出す。
2.周囲の目に触れないように付き合うのは、田舎では至難の業。なので、主人公は、毎日放課後に一度帰宅してから、伊吹の部活の終わる時間に再び登校するという行動を繰り返し始める。朝は部活の朝練がある伊吹に合わせて早い時間に家を出るようになる。
3.この主人公の行動を受けて伊吹の考えたこと。「こいつって意外と私のこと考えてくれてるんだ……ポッ」オイオイオイ、そんなレベルじゃねえだろ。全然いい話じゃねえし。
4.その後、周囲に交際を隠したいと言い出したのは自分なのにも関わらず、親友である初に主人公が取られると思い込み、今度は必要以上に周囲にベタベタするところを見せつけるような奇行に走る。極端から極端に走るねえ。
5.伊吹の様子があまりにもおかしいので、主人公と初が相談をしていたら、その場面を目撃した伊吹が公衆の面前で初を罵倒しはじめる。そこからの流れがまた信じられない。伊吹「私たちしばらく距離を取りましょう」えええええ、すげー自己完結型。
6.そしてここからが本番。伊吹のことを諦めきれない主人公が一計を案じる。その内容は、他の人間の目につくところで初に自ら引っぱたかれることで、かつての自分の悪評を更に上乗せし、その悪評が伊吹の耳に入るように仕向けるというものだ。
7.ようするに、伊吹とサシで話し合うための時間を作りたかったということらしいんだけど。主人公が自ら流した悪評に、他のヒロインたちが踊らされすぎ。デカイ女「見損なった」とか。こっちもお前を見損なったよ。攻略する気なくなったわwwwww
8.その後、噂を聞きつけた伊吹が教室で主人公をビンタ(笑)いちおう、直後に「あのときは気が動転した」「よく考えたらあんたがそんなことするはずない」というフォローは入るけどさあ。もうこの時点で伊吹がどうでもよくなってる僕。
9.伊吹「もう一度……私と付き合って下さい」ココ選択肢用意してくれよ。
10.そして最後は、何故か主人公と伊吹の後をつけてきていたこよりが、「女を泣かせる不届き者め!」とレールガンを放って勘違い暴力オチで締め。金払ってストレス溜めるエロゲユーザーは業が深いわ。このメーカーの作品は二度と買わねえ。
注目集まってる作品内に、このレベルのシナリオがあるのはキツイですねえ。
若者のエロゲ離れが進むのでは。
ちなみに上記したシナリオにおいて、僕は何気に、伊吹以外のヒロインの株がダダ下がりになることが一番の問題だと思っていたり。や、ぶっちゃけ共通シナリオの時点で、伊吹自身にはある程度の諦めがついてるのですが、まるで茶番のような展開で他のヒロインの魅力まで損なってしまうのは、誰得な状況じゃないですかね。
で、なんとなく思ったんですけど、コレ例えば丸戸さんだったら、同じ展開でも、攻略ヒロインたちは主人公のことを信じ続ける立ち位置に置く(悪評が流れたときに「きっとなにか事情があるに違いない」みたいに言わせる)んだろうなと。別に主人公が顰蹙をかってフルボッコにされる展開そのものを否定したりはしませんが、やっぱこういうところでフォロー役を用意するってのは絶対必要なバランス感覚だよなあ。
あー、しんどかった。
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