介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

介護していません

2011-08-28 14:58:48 | 日記
昨日、父の所へ行ってきました。今回は10分でしたが、これには訳が・・・

金曜日に決まった臨時の出勤業務を終えたのが11:40頃。
色々有って、作業場所の最寄り駅に着いたのが12:30頃。
次の電車が12:39だったので、駅から家に「13:15頃には戻る。お昼ごはん用意しておいて」と電話をすると、「味噌汁の具。それに『小さめのとうふ2丁』と『油揚げ5枚』。(明日以降の)おかず2~3品。そうねウインナーとか唐揚げがいいわね」と買い物を頼まれて、家に戻ったのが13:40頃。
『温かいご飯を』との有難迷惑な親心で、ご飯の炊き上がるのを待つ事となり、お昼ご飯を14:30に食べ初める事に。
昼食が終ると、私が買ってきたおかずでは足りないし、ソモソモ味噌汁の具が無い(ハイ、買い忘れました。でも、とうふと油揚げは味噌汁の具では??)と言う事で、母は馴染みのスーパーへ買い物に出かけたいとの事。この日の天気予報では雨であり、黒い雲が垂れ込めていたので、母は父のところには寄らずにスーパーへ直行と言っていたのですが、今回は急な出勤だったので父の所へ行かないと暴れだす心配があったので、渋る母を促して父のところへ行く事に決まったのが15:00頃。
15:10に施設に到着すると、いつもと違う時間だった為か、いつもは壁際に2脚置いてある椅子が無いので、母はスリッパに履き替えるのに一苦労。
因みに、エントランスには4足の靴がありました(パンプス1足。男性用?スニーカー2足。子供がエスカレーターで巻き込まれ事故にあったことで有名になった穴がいっぱい開いている合成樹脂製サンダル1足)。
スリッパに履き替えるとすぐさま2階へ上がり、迷う事無く父の部屋へ直行。
私が先に着き部屋を覗くと、父はベッドに横になっておりました。
前回、腹痛を訴えており、その後、泌尿器科の定期健診では微熱を指摘されていたので、横になっていることには驚きませんでしたが、うたたね状態だったのか、呂律がおかしかったです。
少し遅れて母が部屋に到着し、「今日は急な仕事で朝は来れなかったの。でも、早く終らせて帰ってきたから来たわよ。お昼ご飯は食べたの?」と一気に話し出しました。
「余り食べなかった」との父の返事を「余り楽しくなかった」と聞き違えた母は、父が我侭を言い始めたと思って「楽しくなくてもここに食事を食べるの」と言い返したので、すかさず私が「『楽しくない』じゃなくって『食べなかった』っていっているよ」と父の発言をフォロー。
バツが悪いのか、母が「ネットはっきりと喋らないと、誰も判らないわよ。水は取っているの」と、次の質問を開始。
その後、短い会話を遣り取りして、「雨が振りそうだから帰るよ」と言うと、父は渋る事無く「帰れ」というので施設を後にしました。

介護していません

2011-08-23 12:34:20 | 日記
雨が予想される中、土曜日に父のところへ行ってきました。
今回は15分程度。

降水確率50%の曇天の下、9:30に玄関前に自転車を持ってきて施設へ行く準備が整ったと思ったら、母が「忘れ物をした」と言って、17日に2軒隣にすむ親戚(私から見て父方の従兄)からもらったトウモロコシを取りに台所へ逆戻り。

自宅から施設に向かう道は何回か直角に曲がるクランク状態の緩い上り坂なのですが、途中から黒猫さんの車が後ろから近付いて来るのに気付き、いつもよりも急いで坂を上る事となりました[黒猫さんは私たちを急かして居りません]。
施設に着いたのが9:43頃。息を整えている間に黒猫さんは配達を終えて、入り口ドアに張っているチラシを眺めています。私も気になって見たら、17日に施設内で夏祭りをしておりました。
施設の入り口には今回も推定27cmのスニーカーがあります。気になって仕方ありません。
施設訪問者票に9:45と記入して、2階へ。

2階に上がると今回も母が「部屋を見てきて」と言うので、足早に父の部屋へ向かうと・・・父はベッドに横になっておりました。
私が声を掛けると気付いて「おぅ、来たのか」言ったので、部屋から一旦出て母を手招き。
母が部屋に到着すると父は「一人しかこないのかと思って心配した」とのコメント。更に、「バスで来れば目の前だから楽だぞ」と言うので、母が「施設の前にバス停は無いでしょう。バスは表通りを走るのだから、バスを使ったら遠いわよ」と応戦(今になって思うのですが、父は施設がデイサービスの方々を送迎するためには知らせているマイクロバスの事を言っていたのかもしれません)。
続いて父は寝ている理由を話し始めました。父の話を要約すると『今日の朝食で食べた魚がいけないかったのか、腹が痛い。昔は魚を良く食べたのに、これでは怖くて魚が食べれない』と言う事でした。母が「魚が悪い訳ではないでしょう。年をとると内臓の弱いところに病気が出る様になるから、仕方が無いわね。」と言うと、父は納得したようで、明日以降も魚は食べると言ってくれました。

雨が降りそうなので「過ごし易くなったけれど、散歩は出来ないね」と私が言うと、父は何を思ったのか「田植えはまだだよな~」と、季節感の無い発言。
既に早稲は収穫をしていますから、「田植えなんてとっくの昔に終って、今は稲刈りの時期よ」と母が6応戦すると、父は怪訝そうな顔をしております。『今日は何月何日。何の日』と気にするのはボケ防止になると言う事なのか、施設のアチラコチラにカレンダーは掲示されておりますし、部屋にもカレンダーが張ってあります。ですが、関心の無い父に無駄なようです。

「散歩も出来ないし、話すこともないので、帰るよ」と言うと、「俺、腹が痛いんだから、もっと頻繁に来いよ」との注文。

なんやかんやで、施設訪問者票に書いた面会終了時間は10:00。
自転車の前カゴに積んだトウモロコシを馴染みの薬局へ渡し、いつものスーパーで買い物。
11:00頃に帰宅し、生活道路にハミ出している垣根からの雑草を草むしりをしていたら、ショウセキ膿胞症で出来た指(左手の人差し指と中指)のカサブタと言うか、硬くなってテカテカしている箇所が剥がれてしまい、痛くって草むしりは途中で中止。

介護していません

2011-08-18 13:20:14 | 日記
奇特にも私のプログを読んでくださる皆様、残暑お見舞い申し上げます。
来週には全国的に気温が下がるといっておりましたので、後数日頑張って生きていきましょう。
あと・・・酷暑のせいだけではありませんが夏は自宅のPCは使わないし、会社は13日~17日まで夏休みで締め切っており、事務所に入ったらサウナ常態は確実なので、プログを書くのが疎かになってしまいました。スイマセン。

さて土曜日に父の所へ行ってきました。
今回、施設に居た時間は15分でした。しかし、実際に父と会っていた時間数は、数分程度だと思います。

今回は「盆の入り」で色々と予定が詰まっていたので、家を出たのは9:20頃。
施設には9:25頃に到着。入り口には既に靴が2足ありましたが、その内の1足は件の推定27cmのスニーカー。施設職員であればここに靴を脱ぐ事はマズ有り得ないので、入所者の関係者だと思ってはいるのですが・・・

2階に上がると母が「アッチコッチ捜し歩くもの疲れるから、部屋を見てきて」と言うので、私は足早に父の部屋へ直行したのですが、父は部屋に居りません。
前回はトイレに行っておりましたし、通りがてら横目で男性トイレを見ると、尿カテーテールをつけている方が使用中(注1)なのを確認していたので、トイレ前の椅子に腰掛けて待っている事に。トイレを換気する為か、それとも節電対策なのか、その椅子の後ろにある空き部屋の内窓を開けて大型扇風機が風を送っていたので、とても涼しく、待っている間に熱中症の予防になったと思います。
中々出てこない。このまま涼みながら待っていても仕方ないね~と話し始めて数分後に、男性トイレから出てきたのは別の方。

それでは食堂?と言う事で、再び私が先に見に行くと、父の座る(車椅子だから「止める」とか「収まる」の方が正しいのかも知れませんね)テーブルが賑やか。父の席に居る方の後姿は別の人に思えたのだけど、少し近付いて車椅子からブラ下がっているネームフォルダーを読むと父なので、声を掛けました。
父であることが確認できたので、途中まできている母を呼びに戻り、再び2名で父のところへ。
最初、私しか顔を見せなかったので「今日は一人で来たのかと思った」と父が言うので、母は「病院に行く時は別にして、2人で来ないと脱走するから、暑くって倒れそうでも毎週無理してでもきてるのよ」と応酬。
棚吊りや墓参りの準備もあるので、この程度の遣り取りで本日は帰ることにしました。

いつものスーパーに着くと、母は手にしたメモを見てはおりますが、メモを無視し自転車の積載可能量をも無視してカートに色々な物をぶち込み始めました。最後に、我が家を住処としている野良猫4匹の為に「猫のえさ」を買おうとするので、『これだけでも自転車に乗せるのが難しいと思うけど、餌は絶対に必要なの?』と聞くと諦めてくれました。ネコの餌は、このときに諦めた洗剤等を含めて、午後、私がバスで駅前まで行って入所費用引き落とし口座(注2)への入金をする序に買い物してきました。

(注1)
先ずはアメリカ映画などで登場するトイレ個室を思い浮かべてください。
日本のトイレであればドアを閉めてしまえば中は見えませんが、海外のトイレの一部は足元が見えます。
介護施設のトイレ[入所者用]は、このドアの部分がカーテンになっております。
少なくとも父が入所した3箇所の介護施設の内、2箇所はそうなっておりました。
(注2)
現在入所している施設では、「入所費用」「立替た医療費」「行楽費用等」は銀行引き落としとなっております。
引き落とし口座は年金の受け取り用口座にも指定しているのですが、父は老齢基礎年金のみを受給しているので、偶に残高不足を起こしてしまいます。
6日に施設に行った際に施設から「2か月分が引き落とし不可能でしたが、いつでしたら大丈夫ですか?」と尋ねられ、『8日の週には入金しておきます』と返答すると、15日以降の再引き落としにしてくれる事となりました。お金は既に私の預金から20万円近く降ろして用意しておいたのですが、暑さで外出できなかった母の代わりに私がギリギリになって入金。
因みに、入所費用は月額7万円です。
月額15万円~30万円は必要と言う方も居られますが、それは『介護付き有料老人ホーム』の類が多いと思います。

刑事が来ました

2011-08-12 12:07:31 | 日記
8日(月)と9日(火)の両日、会社に刑事が尋ねてきました。
結論を先に書くと、捜査協力の為に会社敷地内を写している防犯カメラの画像確認と、画像のコピーの為です。
別に、私や会社が法に触れるような事をしたわけではありません。
しかし10年以上前に防犯広報の収録に協力した際には「ピーポー君」のグッズが頂けたのですが・・・今のところ、何も届きません。

それでは経緯を[事件は実際に起きておりますが、固有名詞や時刻などは誤魔化して書きます]
○事件のあらまし
 事件の種類:窃盗(車上荒らし)
 [被害者が自宅前の路上に駐車しておいたジャガーの窓ガラスが割られ、
  助手席から現金200万円と携帯が盗まれた]
 発生日時:8月8日
 犯行時刻:被害者は5:50~6:00と推測していた。
 犯行現場:具体的な住所はナイショ。だけど、警視庁管轄下だよ。

○8日
朝8時ごろに警察から電話が入る。受け答えをした社員から改めて私宛に電話が入る旨の言伝。
8時40分頃に「○○警察署刑事課の佐藤です。御社の防犯カメラの画像を確認したいので、今から伺いたいのですがご都合は如何でしょうか」と丁寧な問合せ電話が入ったので、いつでもokですよと返答。
電話では推定犯行時刻がAM5:50~6:00と言っていたので、操作方法をマニュアルで確認しながら推定犯行時刻10分前からの画像を再生すると・・・不審者が1名写っています!しかし、そのものは当社の敷地に入って来て建物の影に消えた後、約1分後に敷地から出て行きました。犯行現場付近には向かっておりません。
推定犯行時刻までの再生が終ると、同僚と2名で即座に不審者が消えた建物の影付近を見回りましたが、異常なし。
電話が有ってから約40分後に佐藤刑事が到着。
到着までに私が再生画面を見ていたが唯一の不審者は関係ない旨を話し、佐藤刑事の要請で改めて私と佐藤刑事の2名で等速で画像確認を開始。
佐藤刑事は『被害者の方は絶対に犯行時刻は犬を散歩させていた5:50以降だといっているのですが・・・おかしいですね。確かに不審者はこの1名だけですが、犯行現場には向かっていませんね。』と言うと共に、先程の不審者による被害が有るかどうかの確認をしたかと聞いてきたので、不審者に対する被害は無い旨を返答。
続いて、佐藤刑事が『被害者は非常に興奮して居りましたので勘違いも有るかもしれません。再生時間をモット前にして画像確認したいのですが、立会いは大丈夫ですか?』と言う事になり、何と4:30から再生開始。(1時間30分も見続けるの?やめてくれよ~)
流石に佐藤刑事もそこは判っており、今度は3倍速再生(それでも30分だよ~)。
途中で私は電話の応対で画面を見ていなかったのですが、刑事の目は犯人を見つけました。
電話の応対が終った私に佐藤刑事は画像解説を開始。
『録画時刻5:30:**~
 カメラBの左端から歩いてきて、カメラCに向かい、最後はカメラDから消えた犬を散歩させている方が被害者』
『5:35:**~
 カメラAの画面上部を左から右へ横切る白い靴が映っている。
 白い靴を履いた人物がカメラBとカメラCの間を何度も往復しています。
特にここ!何度も公道の様子を確認する為に十字路付近をウロチョロしていますよね。』
『5:38:** 
 ハイ、間もなくこの人物が画像から消えます』
(「着手」と呟いた後、秒数をカウント。30秒カウントして「逃走」と呟く)
『1分以上経過しても、どのカメラにも写っていませんね。公道を完全にカバーしているカメラB~E方向には逃げていないことは明らかです。』
(画像を2倍速で早送り)
『5:55:**
  被害者が戻ってきました。この後、被害に気付いて110番が入ります』
丁寧な解説が終ったので、私が『とりあえずこの方が非常に疑わしい容疑者ですね』というと、『いいえ、犯人で間違いありません』と佐藤刑事は断言。
4度目の再生(今度は5:35から)を開始し、報告書や交番に張る手配書に使う為に言って、持参したデジカメで画面を撮影。
翌日、再生画像を外部メディアにコピーしに来るといって帰りました。
さて、その日の夜、私が改めて犯行時刻から再生を開始した所、佐藤刑事が見落としているある事実を発見。序だから、容疑者の行動を時系列に纏めたメモを作っておきました。

○9日
昨日の騒動を画面再生をしながら社内で説明していると、佐藤刑事から『これから伺っても宜しいでしょうか』との電話。
律儀に昨日と同じ8:40頃に佐藤刑事が到着してので、データーコピーに必要な機材を接続。
コピーを開始する前に、昨日作成したメモを見ながら、佐藤刑事に私の推論を説明
『5:35:**
 カメラA画面右端から白い靴が消えて、カメラB画面左端に写るまでに約20秒。ここで窓ガラスを割る。』
『5:36:**
 ガラスを割った音で誰かが来ては困るので、十字路をウロチョロしている』
『5:38:**
 カメラB画面左端から姿が消えて、約15秒後にカメラAの画面上部を右から左へ駆け抜ける白い靴。この間に窃盗を実行』
これを聞いた佐藤刑事は驚いて、その5:38:**の場面を再生して、実際に画面を指し示して欲しいというので、喜んで再生。
佐藤刑事、携帯を取り出して「推測でしかなかった逃走方向が、カメラで確認できました」と、どこぞへTEL。
コピー時刻の範囲を『5:25:00~6:05:00』に指定して録画データーをコピー中に雑談が始まり、「あの後、周辺の(私設)防犯カメラを調べたけれど、僅かでも公道を写している物は何処にもなく、この録画データーが捜査での重要な証拠」「本庁捜査第×課から、データーの入手が出来たらその足で直ぐに持参する様に要請されている」と言う状況であることが判明。
画像データーをコピーしたDVDと私の書いたメモを持って佐藤刑事は帰っていきました。


しかし佐藤刑事、素人の私が口出すのもなんだけど・・・疑問があります。
1 確かに、このクソ暑い夏場にサングラスとマスクで顔を隠し、(多分薄地の)色の濃い長袖ジャバーを着て、軍手をしている人間を見たら、私も犯人だと思いますが、他に不審人物が写って居ないからと言って、この白い靴を履いた人を「被疑者」では無く「完全に犯人です!」と断言していいのかな~。
2 5:20分ごろにジョギングしている男性は犯行前の容疑者を見ている可能性が有るけれど、任意での事情徴収を現場で行なっていません。9日以降の録画データーを再生して、このジョギングをしている男性がホボ同時刻に通過しているのを私は確認しましたが、既に任意での事情聴取済みなの?
3 『車上荒らし』は突発的な犯行とは限らず、「機会があれば実行しよう」と思って数日に及ぶ下見が行なわれていることもあるのでは?会社の警備用カメラは2箇月を経過した録画データーは上書きされて消えていってしまいますよ!何日分ものデーターコピーの為に会社に長時間居られても困りますが、40分程度だけの録画データーだけでいいの?

介護していません

2011-08-11 18:47:39 | 日記
土曜日に父の所へ行ってきました。
今回、施設に居た時間は30分でした。しかし、実際に父と会っていた時間数は、いつもよりも少なく10分程度だと思います。

当日は色々と予定が詰まっていたので、家を出たのは9:15頃。
以前プログに出てきたお向かいに住む「遠い親戚・近くの小父さん」が、隣接する自分達(親の所有)の畑で捥いで来たキュウリを洗っていたので、一寸雑談。

施設には9:30頃に到着。入り口には靴が既に4足並んでいるので、いつもより(推定)面会者が多いようです。
2階に上がると、余計な事は考えずに父の部屋へ直行したのですが、父は部屋に居りません。時間から考えて食堂に居る可能性は低いので、『多分、トイレだろう』と言う事で母と二人でトイレ近くで所在無く待っていると、推測どおりに父がトイレから出てきました。
父に『部屋に戻る?、食堂に行く?それとも、エントランス前のテレビを見に行く?』と尋ねるとニヤニヤしているだけで、何も答えません。再度、『部屋に戻るの?』と尋ねると、スタコラと自分で部屋に移動開始。
部屋に戻ると、父は車椅子からベッドに自力で移動。父がベッドに移動すると母がトイレに行ってくると言って、部屋を出て行きました。
二人っきりなると、父が『ドアを開けろ』と言うので私は「?」状態。スライド式の部屋のドアは出入りの為に開いています。指指す先を目で追っていくと通路の窓を指しているので、とりあえず窓のところまで行ってカーテンを少しだけ開けて戻ると、「部屋に居ると天井しか見えないからつまらない。外が見えるからドアは開けておけ」と喜んでいます。
『あのね~、部屋の中の窓からも外の景色は見えますよ!それに今日は、部屋の窓に懸かっているカーテンは全て開いているのですがね~』と言いたいのを我慢して、『こっちの窓からも外が見えるから、退屈しのぎになるね~』とご機嫌取り。
なかなか母が戻らないので散歩の事を振ると、『田圃は遠いから』と言って外出拒否。元よりこんな暑い日に外出はさせませんが、『家に帰りたい』とも言うので、『田圃に行く方が家に帰るより近いよ。玄関を出たら、道なりに坂道を下れば田んぼに突っ込むから』と言い返すと、『道が分からないから田圃には行けない』と言い返す。でもね~ここはホボ町内ですよ。2番目の施設入っていた時には、田圃を通って、今入っている施設経由でワザと大回りして家まで散歩をしたのを忘れてしまったようです。この大回りの散歩をした後で夜に施設から脱走して隣町[元の職場]近くで立ち往生したのはそれ程前ではないのですがね~

やっと母が部屋に戻ってくると、大分時間が押してしまったので帰ることになりました。

施設を後にして、馴染みの薬局へ行くと、薬剤師の先生が私に手の出来物についての経過状況を聞いてきたので、医者からアレルギーだといわれた事を話すと、『ショウセキ膿胞症』と病名を言い当ててしまいました。
 [今週の月曜日に医者にそのことを話すと、この病名を知っているだけでも勉強している事が判る。医者でも、水虫と勘違いすることが多いといっていました]
薬局を後にして、次はお盆の準備の為に花屋まで1km。花屋での用事が済んだら、再び薬局方面に戻り、薬局の斜め前にあるスーパーでいつもの買い物。
自宅に戻って来たのは12時少し前。

午睡の後、午後4時からは母を自転車に乗せて墓掃除に。
慌しい1日でした。

アレルギー

2011-08-02 08:29:30 | 日記
今回は私が罹っている病気の事になります。
もしも例えば麻疹とか水疱瘡に罹っている状態を読むのは気分が悪となると感じる方は読まないほうが良いかもしれません。



覚悟を決めましたか?



では、書きます。



正月頃から手指の数本(腹の部分)に小さなしこりが幾つも出来ては治ると言うのを繰返しておりました。
しこりが出来てから治るまで状況は、そのときによって多少の違いはありますが
しこりが出来る⇒しこりの拡大⇒炎症(水ぶくれ)で大きく膨れ上がる⇒皮膚の硬質化⇒皮膚が白くなる⇒魚の目が取れた時の様に白くなった部分の一部が割れる⇒アカギレ状態⇒白くなっていた部分の皮膚が剥ける⇒一時的に治まる
凡そこのような感じです。
「炎症」の時に何かを強く当てたりすると多少痛く感じる程度で、痛くも痒くないのです。
ですから病院にも通わず、売薬すら買わずにいたのですが・・・6月に行なった定期健康診断で医師から『ヒフ科に罹って下さい』との治療指導。
まあ~6ヶ月も症状が継続しているので多少は不安に思っていましたから、7月の初めに会社の近くに有るヒフ科に行くと『アレルギーによる膿胞症だね』と言う事で2週間分の薬が出され、その薬を飲み始めてから1週間後には症状が再発することが無くなりました(出された薬はチャンと2週間の飲み続けましたよ)。

でも・・・先週の月曜日頃から両方の腕に赤発疹が広範囲に亙り出てきました。まるで赤痣か皮下出血かと思えるくらい真っ赤に染まり、痒い。事務作業で机に接している部分なので「アセモ?」と思っていたのですが、先週木曜日の夜から先に書いた指のしこりが再び出てきたので、昨日ヒフ科で相談すると、腕の発疹も含めて『アレルギー症状が起っている』との診断となりました。医者に拠れば、本人が訴えている部位以外にも発疹が単発で全身に出ております。

前回は2週間分の薬が処方されましたが、今回は血液検査のための採血と1週間分の薬。何故?と聞いたら、アレルギーの症状が前回よりも進んでいるので、2週間後の診療では危険だから1週間後とのことでした。

アレルギー反応は重度になると「ショックによる即死」OR「気道が炎症で腫上がり窒息死」となります。
医師の説明で納得は出来る半面、血液検査だけでアレルゲン[アレルギーの原因物質]が特定できるのかが不安です。

介護していません

2011-08-01 12:59:26 | 日記
予報では降水確率50%だったけれど、土曜日に父の所へ行ってきました。
今回も15分程度でした。何だか15分が定着しているような気がいたします。

7月は色々と有り5回あった日曜日の内、3回は会社に来ていたという事実と、土曜日は過ごし易い気温だったせいか非常に眠かったので、今回は父の所へは行かずに寝ていたかったというのが本音です。

さて、自室で惰眠を貪っていると母が起こしに来たので、仕方なく父のところへ。
9時45分ごろに施設へ着くと、いつぞやの27cm程度のスニーカーと一緒に26cm程度のスニーカーが玄関に有りました。施設の職員であれば、何度も玄関に靴を脱いだままにはし無いと思うので、やはり1階の入所者への面会人なのだと思います。

2階に上がるとエントランスに設置されている長椅子には3名の入所者の方が座られており、テレビを見ております。その横を通り過ぎて父を探しに部屋へ向かうと、部屋で寝ていました。私の姿を見ると「一人だけ出来たのか」と不満そう。少し遅れて母が到着したので『二人で来ないと暴れるでしょう』と言うと知らんぷり。
起きそうも無いのでさてどうした物かと思っていると「トイレにいく」と言うので、部屋の入り口に置いてある車椅子をベットの横まで持ってきて、あとは自力でさせようと見守っていたら、ベットに設置されている自動コールのセンサーが反応して職員が飛んできました。私たちが自力で靴を履かせたり、車椅子に乗り移ったりするようにさせているといったのですが、「素人ではカテーテルが抜けてしまうからダメです」との事。
職員の介助で車椅子へ乗り移ると、「薬の時間だから食堂に行きましょう」と言って当初の目的は無視されて運ばれていきます。「勝手に移動させられたのだから帰ろうか」と言う母を連れて食堂に私たちも遅れて移動。

今回の食堂は静かと表現するのは適切では有りませんが、騒がしくはありませんでした。大型液晶テレビは真正面からでしか見えないので、特定のテーブルにいる方のみがそれ程大きくない音量で何の番組かは不明ですが見ています。
入り口側から見て父の座るテーブルの1つ手前に座っているお婆さんが『お願いします。お願いします。』と連呼していますが、これに応えていると大変な目にあうかも知れないというのは私も経験済み(注)。

父が薬を飲み終わり、やりたい事も話す事も無い様なので『帰るよ』と言うと、「もう帰るのか?もっと居ろ」と催促。『雨が降るから早く帰らないとダメなんだよ』というと、納得したようでした。

(注)
全ての場合に当て嵌まる訳ではありませんが、次のような事があるのでその方の状況を知らない者は応えたり、職員・施設を批判してはいけないと考えます。
・ボケている為に、自分に対して必要なサービスが提供されていないと思っている。
 少し事例が異なりますが、最初の施設では見知らぬ入所者から挨拶されたので挨拶を返していたら、そのうち、その入所者は私を自分の身内だと勘違いして、「自分のところには話に来ない」「勝手に帰ろうとする」と暴れだしてしまいました。施設の職員からは「関係ない方とは話しをしないで下さい」との注意。
・元々、自分本位の生活をしており、自分以外の者の世話をしているのが不満なので呼びつけている。規則や決まり事は自分以外に適用されると考えていた方とも言える。
 こちらも多少事例が異なりますが、施設主宰のイベントで入所者と家族が別れて座っていると、可愛い孫が来たからと言って勝手に移動を開始する方がおります。