介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

介護していません

2011-08-23 12:34:20 | 日記
雨が予想される中、土曜日に父のところへ行ってきました。
今回は15分程度。

降水確率50%の曇天の下、9:30に玄関前に自転車を持ってきて施設へ行く準備が整ったと思ったら、母が「忘れ物をした」と言って、17日に2軒隣にすむ親戚(私から見て父方の従兄)からもらったトウモロコシを取りに台所へ逆戻り。

自宅から施設に向かう道は何回か直角に曲がるクランク状態の緩い上り坂なのですが、途中から黒猫さんの車が後ろから近付いて来るのに気付き、いつもよりも急いで坂を上る事となりました[黒猫さんは私たちを急かして居りません]。
施設に着いたのが9:43頃。息を整えている間に黒猫さんは配達を終えて、入り口ドアに張っているチラシを眺めています。私も気になって見たら、17日に施設内で夏祭りをしておりました。
施設の入り口には今回も推定27cmのスニーカーがあります。気になって仕方ありません。
施設訪問者票に9:45と記入して、2階へ。

2階に上がると今回も母が「部屋を見てきて」と言うので、足早に父の部屋へ向かうと・・・父はベッドに横になっておりました。
私が声を掛けると気付いて「おぅ、来たのか」言ったので、部屋から一旦出て母を手招き。
母が部屋に到着すると父は「一人しかこないのかと思って心配した」とのコメント。更に、「バスで来れば目の前だから楽だぞ」と言うので、母が「施設の前にバス停は無いでしょう。バスは表通りを走るのだから、バスを使ったら遠いわよ」と応戦(今になって思うのですが、父は施設がデイサービスの方々を送迎するためには知らせているマイクロバスの事を言っていたのかもしれません)。
続いて父は寝ている理由を話し始めました。父の話を要約すると『今日の朝食で食べた魚がいけないかったのか、腹が痛い。昔は魚を良く食べたのに、これでは怖くて魚が食べれない』と言う事でした。母が「魚が悪い訳ではないでしょう。年をとると内臓の弱いところに病気が出る様になるから、仕方が無いわね。」と言うと、父は納得したようで、明日以降も魚は食べると言ってくれました。

雨が降りそうなので「過ごし易くなったけれど、散歩は出来ないね」と私が言うと、父は何を思ったのか「田植えはまだだよな~」と、季節感の無い発言。
既に早稲は収穫をしていますから、「田植えなんてとっくの昔に終って、今は稲刈りの時期よ」と母が6応戦すると、父は怪訝そうな顔をしております。『今日は何月何日。何の日』と気にするのはボケ防止になると言う事なのか、施設のアチラコチラにカレンダーは掲示されておりますし、部屋にもカレンダーが張ってあります。ですが、関心の無い父に無駄なようです。

「散歩も出来ないし、話すこともないので、帰るよ」と言うと、「俺、腹が痛いんだから、もっと頻繁に来いよ」との注文。

なんやかんやで、施設訪問者票に書いた面会終了時間は10:00。
自転車の前カゴに積んだトウモロコシを馴染みの薬局へ渡し、いつものスーパーで買い物。
11:00頃に帰宅し、生活道路にハミ出している垣根からの雑草を草むしりをしていたら、ショウセキ膿胞症で出来た指(左手の人差し指と中指)のカサブタと言うか、硬くなってテカテカしている箇所が剥がれてしまい、痛くって草むしりは途中で中止。