介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

介護していません

2011-08-11 18:47:39 | 日記
土曜日に父の所へ行ってきました。
今回、施設に居た時間は30分でした。しかし、実際に父と会っていた時間数は、いつもよりも少なく10分程度だと思います。

当日は色々と予定が詰まっていたので、家を出たのは9:15頃。
以前プログに出てきたお向かいに住む「遠い親戚・近くの小父さん」が、隣接する自分達(親の所有)の畑で捥いで来たキュウリを洗っていたので、一寸雑談。

施設には9:30頃に到着。入り口には靴が既に4足並んでいるので、いつもより(推定)面会者が多いようです。
2階に上がると、余計な事は考えずに父の部屋へ直行したのですが、父は部屋に居りません。時間から考えて食堂に居る可能性は低いので、『多分、トイレだろう』と言う事で母と二人でトイレ近くで所在無く待っていると、推測どおりに父がトイレから出てきました。
父に『部屋に戻る?、食堂に行く?それとも、エントランス前のテレビを見に行く?』と尋ねるとニヤニヤしているだけで、何も答えません。再度、『部屋に戻るの?』と尋ねると、スタコラと自分で部屋に移動開始。
部屋に戻ると、父は車椅子からベッドに自力で移動。父がベッドに移動すると母がトイレに行ってくると言って、部屋を出て行きました。
二人っきりなると、父が『ドアを開けろ』と言うので私は「?」状態。スライド式の部屋のドアは出入りの為に開いています。指指す先を目で追っていくと通路の窓を指しているので、とりあえず窓のところまで行ってカーテンを少しだけ開けて戻ると、「部屋に居ると天井しか見えないからつまらない。外が見えるからドアは開けておけ」と喜んでいます。
『あのね~、部屋の中の窓からも外の景色は見えますよ!それに今日は、部屋の窓に懸かっているカーテンは全て開いているのですがね~』と言いたいのを我慢して、『こっちの窓からも外が見えるから、退屈しのぎになるね~』とご機嫌取り。
なかなか母が戻らないので散歩の事を振ると、『田圃は遠いから』と言って外出拒否。元よりこんな暑い日に外出はさせませんが、『家に帰りたい』とも言うので、『田圃に行く方が家に帰るより近いよ。玄関を出たら、道なりに坂道を下れば田んぼに突っ込むから』と言い返すと、『道が分からないから田圃には行けない』と言い返す。でもね~ここはホボ町内ですよ。2番目の施設入っていた時には、田圃を通って、今入っている施設経由でワザと大回りして家まで散歩をしたのを忘れてしまったようです。この大回りの散歩をした後で夜に施設から脱走して隣町[元の職場]近くで立ち往生したのはそれ程前ではないのですがね~

やっと母が部屋に戻ってくると、大分時間が押してしまったので帰ることになりました。

施設を後にして、馴染みの薬局へ行くと、薬剤師の先生が私に手の出来物についての経過状況を聞いてきたので、医者からアレルギーだといわれた事を話すと、『ショウセキ膿胞症』と病名を言い当ててしまいました。
 [今週の月曜日に医者にそのことを話すと、この病名を知っているだけでも勉強している事が判る。医者でも、水虫と勘違いすることが多いといっていました]
薬局を後にして、次はお盆の準備の為に花屋まで1km。花屋での用事が済んだら、再び薬局方面に戻り、薬局の斜め前にあるスーパーでいつもの買い物。
自宅に戻って来たのは12時少し前。

午睡の後、午後4時からは母を自転車に乗せて墓掃除に。
慌しい1日でした。