介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

香典の後払い

2012-12-10 13:15:50 | 日記
相変わらず、父の葬儀の話が途切れたままですが・・・

四十九日の法要の際、ご住職は祭壇に区別して置いておいた「お布施」(協定により3万円)や「塔婆代」(1本5千円×11本)等を持っていきませんでした。
勿論、私が良く確認もせずに居たのがいけないのです。
そこで「どうしようか?」と悩んでいたら、翌日の月曜日、ご住職から自宅へ電話が入り、「お布施」等をどのような形で寺に届けるのかは檀家総代と相談して下さいとの依頼。
ご住職の方も他所での法要が詰まっていたために、祭壇に用意されていたのに受け取るのを忘れて事を後で気づいたそうです。

そこからが大変。
電話を受けた母はお寺の住所を知りませんし、持ち回り制の檀家総代の家の所在地も知りません(町内の方なので、名前は知っています)。勿論、私も。
で、檀家総代の住所を確認するために香典帳を開いて、住所を確認したのが火曜日の夜。

水曜日
 母は『檀家総代』の家へ赴き、相談する心算だったけれど、訪ねる家を間違ったと言うことで水曜日はそこで終了。

木曜日
 家に戻るとテーブルに解読困難な文字で書かれたメモが1枚あり、台所に居る母は「それが住所だから」との事。
※解読困難な例として
 フロ ⇒ 石   ロ- ⇒ 日
[実際には、『フロ』はフとロがくっ付いていますし、『ロ-』はロの真ん中から横棒が出ています]
母に確認したら「白石田1234」だと言うのですが、私が『白石田は何県何市なの』と尋ねると、10数秒間に亙り母はダンマリ。出てきた言葉は「当然、市内だと思うけれど」だったので、『だったら、住所は「市内白石田」で出すけれど』と言いながら、自宅にある電話帳及び郵便番号帳で寺の名前や地名の郵便番号を調べ、どちらにも載っていないことを示したら、市外であることをしぶしぶ納得。

金曜日
 改めて檀家総代に問い合わせ母の新たなメモには『白井市 白石田1234』(←白井市は実際に存在いたしますが、架空の住所です)

本日(12/10)
 郵便局で現金書留封筒を購入し、書き始めたら郵便番号を調べていなかった。一旦、会社に戻ってネットで検索したら・・・正しい住所は『白井市 タ1234』
 そうです、母は、電話先の檀家総代が「イロイシ タ 1234」と言っていたのを「シロ イシ タ 1234」と解釈したのです。

物がなくなっている

2012-12-10 08:10:02 | 日記
先週の四十九日法要の際、我が家へ20名以上の方が集まると言うことで、前々日の10月31日と前日の11月1日に叔母2名が居間及び玄関にある荷物等を箱に入れたりして片付けてくれたのですが・・・1週間かけてある程度以前の状態(物の配置)戻せたのですが玄関内に置いてあった幾つかの物が見当たりません。
見当たらない物は微々たる物ですが、父が使っていた「剪定ばさみ」2丁、釘入れ(目的別に)5個、母が入院する時などに持っていっていたスリッパ・サンダルが数足。

柄が壊れた「高切りバサミ」と、未使用の安い「剪定ばさみ」は、確かに私の一存で叔母に差し上げましたが・・・どこに仕舞ったのか?それともゴミの中に紛れてもしてしまったのか?

今回の教訓

法要の1週間前には玄関と居間だけは綺麗!

四十九日終了

2012-12-05 17:48:43 | 日記
遅々として進まない父の葬儀ネタ。
急に最近に飛んでしまいますが・・・昨日が四十九日。
実際には日曜日に四十九日の法要と納骨を執り行いましたが、それまでの間に母の考えが二転三転してチョット母が面倒な常態が発生しておりました。

◎先ずは発端となった「四十九日の法要を何日に執り行うのか?」
 告別式を終わらせて家に帰宅した際に私は『真面目にやると四十九日は火曜日になるけれど、その前の土曜日(12/1)か日曜日(12/2)に行うことは出来ないの?』と母に尋ねると、当たり前のように「一周忌や三回忌だったら前倒しできるけれど、四十九日の法要は絶対に変更できない」と諭される。
 そういう決まりがあるのであれば仕方ないと思っていたら、10/27(石屋の墓の相談をした日)になって突然「12月1日の土曜日に四十九日の法要を行うから」と母が言い出す。その後、いつの間にか「12月2日の日曜日」に変わってしまった。
◎だったら「お寺にお願いしないとね」
 法要&納骨日がコロコロ変わるので、確か11月4日(日)に私は『四十九日の法要を行う日をコロコロ変えるけれど、お寺と相談したの?前倒ししてもいいのかという事と、法要を行う日時をお寺と相談して決めておいてよ』と母に言って於いた筈なのですが・・・11月18日(日)になって母は「早くお寺と相談しないと・・・お坊さんも忙しいんだから、2日に法事が出来ないわよ」と言って、寺との交渉は私に任せているつもりになっていた。
 最終的には母が寺に電話をする事となり「2日の午後3時」に決定したのですが、電話をした際に「午後3時しか空いて居ない」と言われたことで、本人曰く「パニック状態」に突入。
◎そういえば「香典返しの品!」
 私としては早い段階から準備を開始する心算だったので、これも確か11月4日に『香典のお返しを送る人のリストと品物を決めないと』と母に相談したのですが・・・母は「ナニそれ?葬儀の来た人に渡しているから要らないのよ」と変な事を言う。
 別の日に同じ事を尋ねると「四十九日の法要に呼ぶ人にお土産を用意すればいいの。来ない人には葬儀の時に渡しているから二重で渡す必要は無いの」と言う返事。さすがに私は『可笑しいよ。「香典のお返し」だよ。葬式の時に渡したのは「会葬御礼の品」って言うんじゃないの?今年は会社の同僚で親が死んだ人が2名いるけれど、その人たちからは四十九日を過ぎた辺りで物を貰ったよ。四十九日の法要に呼んだかどうかは関係ないでしょう。「風習に反するからダメだ」というのならば、会社で恥じをかけば良いだけだけど、やっぱり可笑しいよ』と反論。暫らくすると、母は急に理解したようで「それは「香典返し」って言うの。最初からそう言いなさい。」と私を叱る。
 で、告別式が済んだ際に葬儀会社の方が運んでくれた荷物と一緒渡されたカタログをめくって、品物を決めることになるのですが・・・母の思っている品物(海苔とお茶のセットで1,000円程度)が載っていない!次に書く個数の問題を解決した11月20日に「海苔3本セット」ということで落ち着く。
◎「香典返しの数は?法要で呼ぶ人の数は?」
 私が「お寺」や「会場(宴会場)」などの手配を行わなかった原因は、これに関する数値の確認・確定手順を母は理解してくれなかった為です。
 母の頭の中には法要が最優先の様なので私が要求した手順は次の3つ。
  1 法要に呼ぶ家の数
    →会場に持っていく「香典返し(お土産)」の数の確定に必要
  2 法要に来てくださる方の人数
    →当たり前ですが、会場の手配の際に必要。
    →各家から1名が当たり前のように考える方も居ますが、これまで出席した
     法要の経験を振り返ると、夫婦で来られる方も居ます。
  3 香典を頂いたけれど「香典返し」を渡さない(送付しない)方のリストアップ
    →私は頂いた方全てに「香典返し」を渡す物と考えておりましたが、
     母は「送らなくてもいい人」が居ると言うので
 これが決まったのが11月20日の夜で、またもや私に連絡しろと言うから拒絶し、カタログにセロテープで貼り付けてある名刺を指差して母に電話を入れるように依頼。11月23日の午後1時に係りの人が来てくれることになった。
◎「ほかの物も詰め合わせるんじゃないの?」
 11月23日に予定よりも1時間早く(つまりは正午)来てくれた。リストの記載内容を確認した係りの人が「袋の大きさは同さりますか?」と尋ねたので、私はこの5週間ほどの間に何度も母が「法要に来てくれた方へのお土産には「缶詰」と「饅頭」、そして祭壇にあげてある「砂糖」を入れるから」と言っていたので、『ちょっとした物を別に入れるので』と伝えた所・・・母は小さな声で「余計なことは言うな」「そんなことは黙っていなさい」と私を叱る。係りの方が帰った後に、何で叱るのかを母に理由を尋ねたら「お饅頭はどうしようか迷っているから、係りの人に話すのは余計なことになる」との事でしたが・・・でもね~そのことを伝えたから大きな袋を用意して貰えたのでは?
◎だったら「何で明日になったら饅頭の手配に行こう」というの?
 11月初旬から「お饅頭の手配は早めにやって置くから。」「他人には任せられない」等と言っていた母ですが、体調の関係などで手配をせずに11月22日の夜を迎えるに至って、私に「明日、和菓子屋まで連れて行け」と言います。
 香典返しの手配をした日でもある11月23日の天気は「雨」でしたが、午後2時ごろ一時的に雨があがったので、自転車の後ろに乗せてお店を目指す。あと100メートル程度と言う所で再び雨が落ち始め、目指す店のすぐ近くのコンビニで雨宿り。後は道路を横切って10数秒と言う距離なのに、母は「帰る」の一言。二人して雨に濡れながら来た道を帰る。
 で、どうするのかな~と尋ねたら、今度は「明日(24日)、洋菓子店へ連れて行ってくれ」との事。24日に洋菓子店へ連れて行くと「このカステラを10個、今すぐ用意できますか?」とムチャ振り[小さな店なので、カステラは受注生産]。
◎結局、何のために購入するの?
 発注しなかった「お饅頭」も、洋菓子店にムチャ振りしている「カステラ」も、四十九日の法要に来てくれた方へのお土産だと聞いておりました。だから私は『1週間後でも間に合うよね』と水を向けたのですが、母は「明日(25日)には使う物なの!1週間では間に合わないでしょう」とお小言。
 洋菓子店側は「急げば翌日のお昼前に用意できます」というので、25日に受け取りに行くことにしましたが・・・カステラは、法要に呼ぶ町内の方への挨拶に使うためだと後で説明がありましたが、話がいつの間にか変わっていませんか??
◎どの家に配るの?
 そして25日(日)の午前10時、カステラを受け取りに行くと・・・「焼きあがっているけれどさめていない」と言う状態なので、洋菓子店が併設しているカフェでケーキセット(サービスでした)を頂きながら30分待ち。
 さて、ご町内を10軒回れということで、自転車の後ろに乗った母のナビゲートで走り回ったのですが・・・母は下を向いて周りを見ていなかったり、私の問いかけに正しく返答しないため、違う家(先祖を辿れば親族)に声を掛けてしまいました。受け取った人も怪訝に感じていたと思います。