四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

ササゴイ

2009-04-20 19:58:06 | 
カワセミの川にササゴイが現れました。一羽でしたが、今年初見参です。
川下から飛んできて、目の前に留まり、その後川上に飛んで行ってしまいました。川の状況の偵察でしょうか。しかし、今この川には魚がいません。カワセミはもちろん、鷺も魚を捕るのに苦労しております。ササゴイもいまここにきても魚がおらず苦労することでしょう。
川のカワセミは出てくる頻度が減っています。2時間おきくらいにやっと現れます。今日も9時頃に飛んで行ってしまい、その後11時頃にやっと雌が現れました。雄が小さな魚しか運んでこないせいでしょうか。それでは自分で捕ってくると。しかし、魚がおらず西洋カラシ菜の中を行ったり来たりして、魚を狙うのですがなかなか撮れません。


【ササゴイ】
今年、初見参でした。夏鳥がぼつぼつと現れ出しました。




【カワセミ】
今日は菜の花(西洋カラシ菜)づくしで。
菜の花の中で魚を狙う。しかし、魚がなかなか見つかりません。




菜の花の前でミニホバ。




チョット恥ずかしく、顔を隠して。




菜の花に留まります。ヨッコラショ!




菜の花の冠を被っています。私きれい?




強風が吹いて、風に吹き飛ばされそうです。




ホバもありましたが、これは水面付近でした。ホバも菜の花に掛かるところにやってくれたらいいのですが。


ギフチョウ

2009-04-19 22:53:22 | 
ギフチョウを目指して小塩山に登ってきました。
前回10日に登った時は全く見かけなかったので、今日こそはと思って登ったのですが、いつも見かける登山道の途中では飛んでいるのを全く見かけない。もう終わってしまったのかと最初のカタクリ群生地に行くがここでもギフチョウの姿は全く見かけませんでした。ここは昨年まではギフチョウを一番よく見かけたところですが、鹿の被害でカタクリがほとんど食い尽くされているためギフチョウも来なくなってしまっているようです。次いで、期待を込めてカタクリの花が最も多く咲いている谷に向かう。ここでも最初は見かけず、諦めかけていると、二羽遠くで飛んでいるのが見られた。そこで、ここで撮せるところに来るまで待つことにする。
その後、昼過ぎまで時々現れて写真を撮すことができた。でも昨年までに比べるともの凄く数が少ない。生息数が減少しているのか、それとも時期がチョット遅かったのかわからないが。


【ギフチョウ】
ギフチョウが飛んできて、近くに留まっていて動かない。




よく見ると、ミヤコアオイの葉に留まっている。産卵しているようである。




ミヤコアオイの葉に産み付けた卵。




カタクリに留まるギフチョウ。
チョット遠いが目的とした絵を撮すことができた。重い300mmレンズを持って登ったかいがった。いいシチュエーションであるが、少し遠く背景まで写ってしまったのが残念。




これも遠かった。




ごく近くに留まったギフチョウ。




【カタクリ】
カタクリの花はもうほとんどが咲き終わっていました。先週が最盛期だったようです。







コチドリ

2009-04-18 23:00:39 | 
今日はやっと快晴の天気になりました。カメラの調子を確認すべく、勇んで川端に出かけるも、翡翠の出は悪い。大体、2時間おきぐらいに出てくるが、どこかで餌を捕っていた場合は、目の前を通り過ぎるだけで、4時間待ちの状態になってしまう。待ちぼうけ、待ちぼうけのこの頃である。

カワセミを待っている時に、目の前にコチドリが出てきて河原を動き回っていた。そこへツグミが出てきた。すると、コチドリはもの凄い勢いでツグミに飛びかかり、追い払ってしまった。体は小さいが、気性は激しいようである。

【コチドリ】
目の前の河原に出てきて、餌をあさっていた。目の周りの黄色が目立つ。




そこへツグミが出てきた。向きを変えて、臨戦態勢に入るコチドリ。




羽根を広げ、猛烈な勢いでコチドリがツグミに襲いかかる。




見事にツグミを追い払いました。小さな体ですが、気性は激しい。




【カワセミ】
今、川はカラシ菜の花盛りです。昨年川の中に生えていた葦を完全に刈り取ったため、そこにカラシナ菜が繁殖したようで、カラシ菜が川の中にまで生えてきました。

カラシ菜に留まるカワセミ




あちこち移動して魚を探しているのですが、魚が少なく、なかなか飛び込みません。




やっと飛び込んだが、魚が捕れません。




今度は上手く魚を捕まえることができましたが、魚が小さい。




それでも、くわえ直して、巣で待つ雌の所に運びました。今年は給餌も交尾も見てないのですが、繁殖活動はここまで進んでいるようです。
こんなに小さい魚では雌は、腹一杯にはならないと思います。雄はすぐに帰ってきて、また魚を運ぶのではないかと期待していたのですが、一時間も帰ってこなかった。


八重桜

2009-04-17 22:50:09 | 
桜 ソメイヨシノもほぼ散ってしまい、今は八重桜が花盛りです。大阪の造幣局では八重桜の通り抜けが催されています。
こちら京都府立植物園でも八重桜が満開です(場所:桜品種見本園)。八重桜には色々な名前がつけられています。その語源は何でしょうか、よく分かりませんが。一部八重でない桜もありますが。


【福禄寿】




【御衣黄】




【鬱金(ウコン)】




【祇王寺祇女桜】




【関山】




【鞍馬関山】




【麒麟】




【高台寺】




【大原渚桜】




【泰山府君】




【梅護寺数珠掛桜】




【琴平】




【御室有明】




【大島桜】




【太白(タイハク)】




【早晩山(いつかやま)】






翡翠日記

2009-04-16 22:20:31 | 翡翠
修理に出していたカメラとレンズが治ってきた。本当にAFの調子が戻っているのかを試すため、早速、昼から川端に出かける。しかし、肝心のカワセミの顔が見られない。今の時期は巣作りで川に出る時間は減ってくるはずではあるが、餌は何処で捕っているのであろうか。
何とか3ヶ所でカワセミを見かけたが、なかなか写真は撮れなかった。これといったホバもなく、AFの精度についての試験はできなかった。
カメラのシャッターは10ヶ月で11万回ほど切っており、交換してくれたようである。シャッター押した時の切れはよくなったようである。


【中流のカワセミ】
盛んに二羽で鳴いているのであるが、橋の下のようで姿は見えない。やっと雄が橋の下から二回ほど飛び込んで魚を捕って、給餌態勢にくわえ直して飛び立ったが、橋の下に入ってしまった。どうも、橋の下で給餌をしているようで、写真は撮れなかった。

<橋の下のカワセミのオス>
暗いところに現れ、そこから飛び込んで魚を捕って、雌に運んでいった。ここのペアはうまく行っているようである。でも、この場所では、給餌、交尾が見られない。




【下流のカワセミ】
オスが巣から出てきて、下流に飛んで行き、カラシ菜に留まって、そこから川に飛び込むがなかなか魚が捕れなかった。

一瞬飛び上がってホバしたが、すぐに終了




<カラシ菜に留まるカワセミ>
次々と移動していくがなかなか魚は捕れない。






平等院の藤

2009-04-15 22:27:25 | 風景
今日は雨も上がり、晴天になる予報でしたが、朝からどんよりとした曇り空で、午後遅くになってやっと晴れてきました。また、明日から天気は悪くなるようです。

宇治の桜の花は完全に散ってしまいました。散り桜を撮しに行ったのですが、昨日の雨で散った桜が流されてしまい、何もありませんでした。


宇治 平等院の藤が咲いていました。桜が散ったと思ったら、もう藤の花が咲いているのです。今年は開花がかなり早いようです。このままでいくと見頃は今月末、GWの前半になりそうです。

【平等院の藤】
平等院の入口にある藤です。




白藤




【散り桜】
宇治川端の石垣に散った桜の花びら
もう少し多いと思ったのですが、雨で流されてしまったようです。




散り花びら





桜散る

2009-04-14 23:04:04 | 風景
今日は久しぶりの雨となりました。これで桜も散ってしまったことでしょう。新聞の桜開花情報も昨日から無くなっています。後は八重桜が咲いているだけとなりました。大阪造幣局の通り抜けは明日15日から始まります。

そこで先日撮した桜の映り込みと散り桜です。


【京都府立植物園】
改修した蓮池への映り込みがきれいです。




新緑のモミジと桜の映り込みもきれい。




【宇治川】
宇治川も散り桜はまだのようで、桜の映り込みです。






【円山公園】
桜の映り込みと散り桜




緋鯉が散り桜の中を悠々と泳いでいます。




【岡崎疎水】
あっという間に桜が散って、帯をなして流れています。





山野草

2009-04-13 22:37:19 | 
今日も晴れ。長い晴天が続きましたが、明日は久しぶりの雨となるようです。
桜の花もかなり散ってきていますが、明日の雨で完全に散ってしまうのでしょう。そして、花は初夏の花に変わっていきます。

京都府立植物園に行って来ました。土、日の花見客の大混雑に比べ、今日は花見客も少なくなっていました。土曜日は満開できれいだったソメイヨシノはかなり散って葉が多くなってきており、しだれ桜もかなり色あせてきていました。明日の雨で散ってしまうことでしょう。
山野草は色々と咲いていました。春の花は終わりに近く、初夏の花が咲き始めています。


【イチリンソウ】




【ニリンソウ】
もう花が開ききっています。ここのニリンソウは三輪のものが多い。




【イワカガミ】




【バイモ】




【トキワイカリソウ】
白とピンクの花がありました。




【ヤマシャクヤク】




【ヤマブキソウ】




【ミズバショウ】




【リュウキンカ】




【エンコウソウ】




【ウラシマソウ】
釣り糸を垂らしているのが特徴です。




【ユキモチソウ】




【エビネ】
エビネはこれからです。


京都の桜

2009-04-12 23:15:37 | 風景
今日も快晴の真夏日の天気となりました。今年は桜の開いている間はずっと天気が続き、桜の花のもちも長く楽しませてくれました。ぼつぼつと桜も散りだしています。火曜日頃から雨の予報です。そこで桜も散ってしまうことでしょう。

4月8日に行った南禅寺、岡崎疎水、勧修寺の桜です。ちょうど満開の時でした。

【南禅寺】
三門と桜




三門と新緑のモミジ




三門とモミジ、桜の競演



三門からの桜




法堂と桜






白壁と桜




【岡崎疎水】




【勧修寺】

参道の紅シダレ




参道の白壁に桜が映えます


京都の桜

2009-04-11 22:55:19 | 風景
今日も気温はグングンと上がり、27.5度の真夏日でとなりました。
この週末、京都は桜も見頃で観光客で満杯です。そこで、自転車で京都市内の桜を巡ってきました。もうかなり桜も散りかけていますが、まだまだ、きれいな桜が見られました。散り桜も撮りましたがそれは次回掲載いたします。

【知恩院】
知恩院の三門と桜
知恩院の門は、空・無相・無願という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門)の意味で、「三門」と書きます。
元和7年(1621)、徳川二代将軍秀忠公によって建立されたもので、高さ24メートル、横幅50メートル、屋根瓦約7万枚。その構造・規模において、わが国現存の木造建築として最大の二重門です。(知恩院HPから)




【円山公園】
しだれ桜は有名ですが、かなり傷んでいて痛々しい姿です。
先日、掲載しました「地蔵院のしだれ桜」とはいとこ同士です。地蔵院のしだれ桜の方が古いのですが、まだ元気です。街中と山間に育つ環境の差でしょうか。




【祇園白川】
すでに早咲きのしだれ桜は散って葉桜になっていましたが、まだきれいなしだれ桜やソメイヨシノが残っていました。






【仏光寺】
京都四条に近い、街中にある浄土真宗の寺で、真宗仏光寺派の大本山です。
御影堂と阿弥陀堂の前に八重のしだれ桜があります。
人も少なく静かな穴場です。

<大師堂としだれ桜>
大師堂(御影堂)は、間口26.5m、奥行33.1m、それに間口10.2mの向拝をつけた単層入母屋造本瓦葺の巨大な木造建築で親鸞聖人の坐像が安置されています。



<阿弥陀堂としだれ桜>
阿弥陀堂は、間口15.6m、奥行21.25mの単層入母屋造本瓦葺の建築で、
阿弥陀如来立像、聖徳太子像と法然上人坐像が安置されています。




【高野川の桜並木】
四条から疎水、鴨川の川端を走り、出町柳から高野川の川端を走りました。
高野川沿いは今が見頃の満開の桜並木でした。




【府立植物園】
最後に府立植物園に行きました。桜は満開で、人もいっぱいです。駐車場に入る車が空き待ちでずらっと並んでいます。自転車は駐車料も無料ですぐに駐輪できます。

温室前の桜、桜の下は花見客でいっぱいです。何とか人を入れずに撮せました。




しだれ桜もきれいでした。今年は特にきれいに咲いているようです。ここも、花の下は花見客が陣取り足の踏み場もないくらいです。桜の根を踏み固めると木が弱るというのに。




【岡崎疎水】
十石舟と桜
疎水の側に植えられた桜並木はすでにかなり散っています。8日に行った時は、花は満開できれいだったですが。まだ桜が比較的残った所を進む十石船。