四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

狂い咲き

2010-10-13 21:14:37 | 
本来なら今頃はヨーロッパに向かう飛行機の中の予定でしたが、諸般の事情により延期となりました。そのため今日もカワセミの川端に出向きました。

今日も暖かい一日でした。寒くなったり暖かくなったりと気温の変動が激しく、体調の維持にも苦労します。人もそうですが、花も苦労しているようです。

カワセミの川端の桜の花がちらほらと咲いていました。毛虫の発生のため葉を落とした桜ばかりです。葉の残っている桜では花は咲いていません。冬に葉を落としたのと勘違いし、その後急に暖かくなったのが、春が来たと勘違いして花を咲かせているようです。新芽も出ています。今花を咲かせると、来年の春はどうなるのでしょうか。

肝心のカワセミは昨日の全敗のリベンジを心掛けたのですが、今日も返り討ちに合ってしまいました。ほとんどピントが来たものがありませんでした。もうガックリです。腕が悪いのか、カメラが悪いのか全く分からなくなってしまいました。


<狂い咲きの桜>












<カワセミ>
最近、水絡みが全く撮れません。毎日、ガックリするばかりです。
どなたかカワセミの写し方を教えて下さい。よろしくお願いいたします。








サギソウ

2010-08-11 22:38:01 | 
昨日の雨模様の天気と打って変わって、今日はいい天気となりました。気温も35℃以上となり猛暑がぶり返したようです。昨日の花火大会が一日どちらかにずれていたらと残念でなりません。

台風が接近して来ています。今年は台風の発生が少なかったので、初めての本土接近です。その影響で明日は雨の予報のようです。どうなるのでしょうか。

岡山に帰省した際に、毎年訪れる湿原のサギソウが咲き始めていました。まだちらほら咲きの状態で、遠いところばかりでした。

<サギソウ>














沙羅の花

2010-06-25 20:45:47 | 
沙羅(夏椿)の花が見頃となっています。京都の妙心寺・東林院では「沙羅の花を愛でる会」が催されています。しかし、会費が高額で「抹茶付きが1500円、抹茶と精進料理付きは5300円」となっています。なかなか訪れる気になりません。

そこで、毎年訪れる宇治 恵心院の沙羅(夏椿)を見に行ってきました。しかし、今年は異常気象の影響でしょうか、樹勢が衰えており、花がほとんどありませんでした。寂しい限りです。

一輪咲いていた沙羅(夏椿)の花




隣の朝日焼の中にも1本沙羅の木がありました。こちらは勢いはよいですが、塀の向こうです。




姫沙羅は沙羅より小ぶりのかわいい花です。少し遅かったようで花はほとんど散っていました。



<アジサイ(紫陽花)>
アジサイも花が遅れているようです。まだ一部の品種しか咲いていません。

シチダンカも数本木があったはずですが、今年は1本花が咲いているだけでした。その花が全部裏返っていました。どうしてでしょうか。




ガクアジサイ






ウズアジサイ


オオヤマレンゲ

2010-06-10 21:17:52 | 
今日は快晴の天気となりました。気温も上がって京都では32.5℃にもなったようです。ここ数日間は移動性の高気圧に覆われて、梅雨前線も南岸に追いやられたようです。梅雨はどうなっているのでしょう。

その暑さを逃れて、オオヤマレンゲが咲いているとの事で、山の中に入ってきました。ちょうど見頃で可憐な花々を満喫してきました。残念ながら目的の鳥は見られませんでしたが。

<オオヤマレンゲ(大山蓮花)>
モクレン科の落葉低木。白い花弁に淡紅色の雄しべが映えて美しい。








まだ蕾も沢山残っています。






<ユリノキ(百合の樹) >
モクレン科の落葉高木。鐘形で、枝先に直径6cmくらいでチューリップに似た形の、付け根近くにオレンジの斑紋のある淡い黄緑色の花を咲かせる。




<ホオノキ(朴木)>
モクレン科の落葉高木。花は径20センチメートルに達する大きな淡黄白色、強い芳香を放つ。


山藤

2010-05-10 21:02:02 | 
今日は雨の予報でしたので鳥撮影は諦めました。しかし、朝からどんよりとした曇り空ではありましたが雨が降り出したのは夕方、それなら午前中は川に行けたのにと悔やむ。しかし、光は悪かったでしょう。

藤の花が見頃です。しかし、宇治平等院の藤の花は今日刈り取られたと思います。藤の木の保護のため、花は連休が明けると切ってしまいます。今年は開花が遅かったため今がちょうど見頃だったと思うのですが。

山の藤は10日ほど前にやっと芽吹いた所ですが、もう花が見頃を迎えていました。花芽が出て開花するのが早い。
野生の山の藤は一種類で、変わった花はありません。また形もきれいに整ったものがありませんので絵にするのが難しい。












端境期

2010-05-06 22:14:26 | 
今朝空を見上げると曇り空。天気予報通り今日から天気は下り坂に向かうのかと判断。曇り空では鳥撮影もダメかなと思い、植物園に行く。例年だとバラがボツボツ咲いているのではないかと期待して行ったのですが、全くの外れで蕾ばかりでした。開花がかなり遅れているようです。

植物園は花も鳥も端境期のようで何もない。人影もまばらである。しかし、鳥を追う仲間は三々五々と現れて「今日はダメだ!」と話し合う。

花はバラはまだで、シャクヤクが咲き出したところである。ボタンは終わりに近い。ハンカチノキと花筏ぐらいが植物園のお勧めの花のようである。

<シャクヤク>
数株花を付けていた。






<ボタン>
もう終わりに近い。少しましな花を探して撮す。






<カキツバタ>
カキツバタは本来なら見頃を迎えているはずであるが、ここのカキツバタは株自体が少なく貧弱である。




<ポピー>






<ハンカチノキ>
白く見えるのは花を保護する苞(ほう)で、ハンカチのように見える。




<花筏>




<キングサリ(キバナフジ)>




<マムシグサ>




春色

2010-05-02 22:46:08 | 
今日も快晴の天気で行楽地は凄い人出のようです。
高速道も大渋滞、近くの京滋バイパスも昼前に下を通ると、東行きは大渋滞で車が動いてなかった。本線の名神高速が渋滞しているようで、流入ができないためこちらまで渋滞がのびているようでした。休日1000円の高速代では休日は渋滞するのは当たり前でしょう。我々からすると、新料金の全日2000円の方がメリットは多く、休日以外で動けるので新料金には大賛成である。ただし、マイレージポイントは残して欲しい。

それにしてもメディアのでたらめにはほとほとあきれてしまう。高速代無料化の公約に対しては国民の半数以上がその必要はないと言っているので、公約を必ずしも守らなくてもいいとさかんに報道していたはずである。しかし、高速代上限2000円となると今度は値上げをするのは公約違反とさかんい言い立てている。鳩山総理が迷走とさかんに報道するが、メディアの方が考えが一定せず、迷走ばかりで、ようするにセンセーショナルに批判ばかりしているのである。要するに注目を当てたいだけの報道に終始しているようである。
沖縄の問題も全く同じであるが、またの機会としたい。

今日も撮影は無しでしたので、植物園のチューリップでも。













2010-04-29 21:06:58 | 
今日から大型連休です。高速道路は大渋滞になったようです。平城遷都1300年が始まった奈良の平城京の会場もものすごい人出で、長蛇の列となったようです。
京都も観光客であふれているようです。この時期はあまり外に出ないで近回りで鳥や花を追い掛けていた方がよさそうです。

<宇治 平等院の藤>
今年は寒さが続いたせいか開花がかなり遅れています。春日大社の「砂づりの藤」も花が少ないとテレビで放映していました。





平等院入口にある藤も一般の藤はまだこれからです。




でもボタン藤は満開で花が散り始めていました。




白藤も満開です。




<ヤマブキ>
ヤマブキは宇治市の花です。宇治川のほとりには多くのヤマブキが自生しています。
松尾芭蕉も「山吹や宇治のほいろの匂ふ時」とうたっています。

恵心院で少し前に撮したヤマブキです。




クマガイソウ

2010-04-21 21:18:09 | 
今日は長期予報に反して晴天となりました。
そこで、植物園のクマガイソウが先日は蕾でしたが、もうそろそろ咲き出しているはずだと自転車で植物園に走る。家から植物園まで自転車で1時間20分ぐらい掛かります。行きは北風のアゲインストでしんどかった。帰りはフォロー風になるので楽になると思っていたのですが、南風に変わっていてまたまたしんどかった。さらに植物園の中をウロウロと動き回って今日はいい運動になりました。

<クマガイソウ>
可憐な花を咲かせていました。








<コンロンソウ>




<ハルユキノシタ>
一般のユキノシタは花びらに赤い斑点があるが、ハルユキノシタには無い。




<バイモ>




<エビネ>




<オドリコソウ>


穀雨

2010-04-20 22:30:08 | 
今日は一転雨模様の天気となりました。明日は回復するようですが、その後も天気は悪そうです。今年はなかなかスッキリした晴天続きの天気となりません。

今日は二十四節気の内の”穀雨”です。”穀雨”とは、稲や麦などの穀物の生長を助ける雨のことで、その雨の降る頃が穀雨の時期です。でも特に雨が降りやすい日でもないようですが。

京都府立植物園の花も桜が終わり(まだ八重桜は残っていますが)、バラが咲き出すまでの花の少ない時期にあります。でも、植物生態園には色々な山野草が咲いています。

<ヤマシャクヤク>
可憐な花を咲かせています。しかし、咲いたと思ったらすぐに花びらを散らせてしまいます。




<イチリンソウ>
大きな花が一輪だけ咲きます。




<ニリンソウ>
花は小降りで、二輪咲かせます。でも、なかには三輪咲いているものもあります。時期的には少し遅いようで、すでに花が開ききっていました。




<ヤマブキソウ>
山ではなかなか見かけることが無くなっています。




<クマガイソウ>
自生の花はほとんど見かけることが無くなった花です。まだ蕾ですが、もう2,3日もすると花が開いてくるでしょう。




<シラネアオイ>
この花も山ではほとんど見かけることがありません。もう花が散りかけていました。




<イカリソウ>
開き始めたばかりのようです。
ピンク色のイカリソウ。




白色のイカリソウ。




<ウラシマソウ>
浦島太郎のように長い釣り竿を垂らしています。




<ユキモチソウ>




<クリンソウ>
湿地帯の中に咲いています。




<エンコウソウ(猿猴草)>
これも湿地帯の中です。名前の由来は、長く這う茎の様子を手長猿の長い手になぞらえたものだそうです。




<ミズバショウ>
花はもう終わりです。




<ヒメフウロにきたツマキチョウ>
通常のモンシロチョウより少し小降りのチョウです。ツマキチョウは3月から5月頃までの短い命です。さかんに花の間を飛び交っていました。