翡翠日記

今日で１０月も終わりです。今年もあと２ヶ月となってしまいました。
世間は明日から３連休ですが、金のない身とするとどこに行くことも出来ません。
カワセミ君と遊ぶのがお金のかからない余暇の過ごし方となってしまいました。
鬱陶しいおっさん達に追い回されるカワセミ君にとってはいい迷惑でしょう。
「ゆっくり食事も出来ない、休憩も出来ない」と思っているかもしれません。

今日は予報では雨ということで朝ゆっくりしていたら薄日が差しだしたので
遅れて川端へ。今日は川端も盛況で多くの人達が詰めかけていた。
もうすでに出た後で、どこかに行ってしまったとのこと。チョット遅かった。
でも１時間ほど待つと、出てきて結構遊んでくれた。その後、別の場所で
何とかホバもあった。
昼頃から雲も厚くなり、暗くなったので、撮影中止して帰宅。


【今日のカワセミ】
下流の雌の雛がホバしてくれる。
暗くて、遠かったのでＡＦが利きにくかった。




その雌雛の水絡みの餌捕りシーン




いつものホバポイントの雄は今日はホバなしでした。曇りの時はホバをしなくても、
石の上から魚がよく見えるのでしょうか。
石からすぐに飛び込んで魚を捕っています。







この雄はあまり物怖じしないのか、よくすぐ目の前に留まります。
小さなレンズでは近いことが一番です。




そこから飛び出して、目の前を飛んで行きました。

翡翠日記

今日も川端でカワセミを追うには絶好の気候でした。日が陰ると寒いぐらい
で、冬が近づいていることを実感します。

政府が追加経済対策を出してきました。事業規模２７兆円とか。
「景気を浮揚させる効果は期待できない」との見方が大勢ですが、選挙目当ての
バラマキの様相が強いようです。この金はまた国民の借金となるのでしょう。
そのおつりとして３年後には消費税１０％に上げるとか。国民は飴をなめさされた
後にむち打ち「１００叩き」の刑か。ずっと飴ばかり舐め続けることができる
官僚機構はそのままになるのでしょう。それでは今色々と非難されているどこかの
国と同じではないでしょうか。
年金も物価スライドで増額して欲しいものである。すでに、多額の控除が減らされ
消費税２～３％アップに相当する増税を受けているのである。これでさらに消費税
アップとは！
だれか世の中をガラット変えるような人が出てくれないものか。国民を口先で
騙すような過去の首相のような政治家でなく。
しかし、コロッと騙される国民にも責任があるのでしょうが。


【今日のカワセミ】
いつものホバポイントのカワセミ雄君が今日は色々と遊んでくれました。ホバも
２回してくれました。でも出てくる回数は依然として少ない。


＜カワセミ雄＞
まずは近くでの留まりものです。１時間半ほど待ってやっと目の前に出てきてくれました。




第１回目のホバ
グリーンバックが理想ですが、あまり贅沢も言えません。ホバしてくれるだけで
良しとしなければ。
今回は光線もよく、向きもよかった。






つづけて、第２回目のホバ
やはりコンクリートがバックです。








＜下流の雛の雌＞
下流に移動すると、この子がいました。いつもの雌の雛だろうか？
足も若干赤いように思われる。そして、お寺の方に飛んで帰って行きました。
まずは近くの留まりもので。




この子もホバ２回してくれました。でも１回は飛び出しが小さく、後ろの草に
近く、ＡＦが後ろに取られてしまった。
もう１回は水面バックできれいでしたが、雛のカワセミは色が悪いのが難点です。

翡翠日記

朝晩はかなり気温が下がるようになってきました。
北海道では雪が降ったとか。いよいよ北から冬の便りが来るようになりました。

川のカワセミはますます出が悪くなってきています。除草作業の影響で多くの
時間は橋の下や支流に入り込んでなかなか出てきません。
長い休憩後に、やっと出てきたと思ったら、すぐに餌を捕ってその後また休憩に
入ります。また、魚を捕る場所も一定せず、他所で餌を捕って休憩していると、
数時間待っている場所に出てこないことになります。困ったものです。


【今日のカワセミ】
＜雌の雛＞




雛はまだまだ魚の取り方が下手で、なかなか魚を捕ることが出来ません。




＜雄の親＞
橋桁から飛び込んで目の前の石に留まりました。




これも目の前に出てきて留まったものです。
雄は色がきれいです。




水絡み




飛びものもありました

翡翠日記

今日もカワセミの出は悪い。とうとうホバポイントも除草作業が入り、カワセミが
寄りつかなくなった。他の場所も草による遮蔽がなくなり、止まり木が見通される
ようになり、カワセミはもの凄く敏感になっていて人がいるとすぐに逃げてしまう。
当分このような状態が続くのでしょう。


【今日のカワセミ】
今日はホバはなく、川への飛び込みが多く見られました。
そこで今日は色々な飛び込み模様をアップしてみます。


豪快に水しぶきを上げて水面に出てきます。






魚を捕らえて出てきたシーンです。
なかなか大きな魚をくわえて、いい形で飛び出してきません。








【チョウゲンボウ】
夕方、チョウゲンボウが出てきて頭上を舞っていました。




【ジョウビタキ】
川に、ジョウビタキが出てくるようになりました。

翡翠日記

天気も回復、秋晴れとなりましたが、少し肌寒い気候となりました。
いよいよ冬が近づいてきているのでしょうか。紅葉も進んでくることでしょう。

でも川は本年度三度目の除草が行われています。カワセミがよく出てきている
あたりも今日は除草が入り、またまたカワセミが顔を見せません。
上流のホバポイントは昼過ぎまで除草が来なかったので、何とか僅かに出てくれ
ました。その後除草が下流から上ってきて、カワセミは上流に逃げていってしまい、
その後来なくなったので、打ち上げて帰りました。除草作業の終業時間になると
また出てきたかも知れません。


【今日のカワセミ】
朝方、上流のホバポイントに行くと雄親が出てきていました。どうも餌を捕って
食べた後のようで、その後隣接の中学校のプールに飛んで行き、プール脇で休憩
してしまいました。こんな所に行くのを見るのは初めてです。どこに行ったか
見あたらないと思っていたら、こんな所に隠れていたのです。
その後、本流に出てきたと思ったら、そこに居合わせた雛と追い駆けっこをして
支流に飛んで行ってしまい、その後は顔を見せませんでした。
昼過ぎに今度は雛が出てきて、さかんに飛び込んで餌捕りをやっていましたが
なかなか魚が捕れません。寒くなって魚の動きも悪くなってきているのでしょうか。
でも今日は久しぶりにホバを２回見せてくれました。何回も飛び込んで小さな
魚を食べ、下流に帰っていきました。


久々のホバです。






別の場所でのホバ




朝の雄親
雄はやはりきれいです




雄親の水浴び




雛の留まり
まだまだ色が黒い




何度も飛び込んで魚を捕ろうとしていましたが、なかなか捕れません
寒くなって魚が水面に出てこなくなると、雛の捕獲技術ではしんどくなります

翡翠百態

今日も雨の一日でした。日曜テニスも中止となってしまいました。
こんなに天気の悪い予報ではなかったはずですが。
ということで今日のカワセミ詣でも中止となりました。


【翡翠百態】
前回は親のカワセミが雛に餌をやるシーンでした。
今回は雛に親離れを強いるシーンです。
一度に２、３羽生まれた雛に親鳥はさかんに魚を捕って運びます。
でもカワセミの親離れは早く、川に出てきてからは、１週間ほどで親離れを
させます。まず早く出てきた子は、何とか自分で餌が捕れるようになると、
親は餌をやらなくなり、自然と親離れします。下の子に餌を運んできた時に、
上の子も当然もらえるものとやってきますが、親は絶対にやるようなことは
ありません。厳しい躾です。
だが、末っ子は人間と同じで甘えん坊で、いつまでも親に餌を強請っています。
そこで親はいつまでも餌を強請ってくる雛に脅しをかけて追い出します。

また、末っ子がいつまでも自分で餌を捕らないような場合は、親は餌を持ってきて
出てきた雛の前で餌を川に落としてしまいます。これを、繰り返して、自分で
魚を捕るように躾ます。このシーンは写真では無理で、ビデオででも取れば
いいシーンだったのですが。我々人間も見習わねばならない厳しさです。


＜親離れシーン１＞
雄親（左）が来ると、そこに餌を強請って雛（右）が現れました。
親にさかんに餌を強請っています。




餌を強請る雛に対して、雄親は羽根を広げて脅しています。
これが親離れのシーンです。このすぐ前までは、親は雛に餌を運んできてやって
いたのですが。




＜親離れシーン２＞
やはり、雄親（右）のところに、雛（左）が餌を強請ってやってきました。




親は怒っていますが、雛は餌を強請って寄ってきます。




親は雛に噛みつかんばかりに追い返します。




とうとう雛は諦めて飛んでいきました。
この後は、親が来ても雛が出てこなくなりました。
自分で魚を捕りだして、まだ１週間足らずです。まだまだ雛は大きな魚を捕れ
ません。小さな魚ばかりを捕って食べています。
チョット可哀想でもあります。




＜親離れシーン３＞
親の所に飛んできた雛に




親は強烈な脅しをかけます。

翡翠日記

やっと雨が上がりました。天気予報では秋晴れになると言っていましたが、
晴れたり、曇ったりのスッキリしない天気でした。また明日は雨模様の天気
のようです。

空模様と同じで、今日のカワセミも出が悪く、スッキリしません。
いつものホバポイントでは昼間は４時間も出てこず、ガックリです。
川はまた土手の除草が始まっており、他の出やすい場所は除草の影響で、
逃げてしまっているようで、そちらに移動することもできず、仕方なく気長に
待っているのみです。


【今日のカワセミ】
いつものホバポイントでは、出は悪かったが、雄親と雛が出てきました。
でもホバはありませんでした。
途中二羽が激しく追っかけあいをしていましたが、バトルまでには至りません。

＜雄親＞
長時間待ってやっと、石の上に出てきました。




魚も捕りましたが、これ一回のみです。
すぐに飛んで行ってしまいました。その後また長い時間休憩です。




＜雛＞
雄親がいない間に、少し下流にそっと出てきました。
餌を捕っていないようですが、親が追っかけて、逃げてしまいました。
雛が出てきたのもこの一回のみでした。




＜他のカワセミの個体＞
朝川に出てきた時に、下流で見かけました。魚を捕った後、水浴びをした後、
支流に飛んで行ってしまいました。







上流に移動すると、途中木の中で休憩していました。
動きそうもないので、上流のホバポイントに移動する。

翡翠百態

今日も午前中雨で、やっと昼頃から薄日が差しだした。
川端へは今日も休みにしました。

世間は急激な円高に見舞われています。ドルは９５円前後、ユーロも１２０円
です。昨年オーストリアに行った時は１８５円／ユーロで両替したので、
６０円以上のダウンです。無茶苦茶な状態です。日本の輸出企業は大変でしょう。
そのため株価も大幅ダウンしています。市場最安値になる可能性もあるとか。
ますます市場は冷え込んでくることでしょう。このような状況に置いても何も
手を打たない政府はどういうことでしょう。やはり案じていたように、今の
政府は経済能力がないのでしょう。選挙で自分たちが有利になることばかりを
考えて、国民のことは何も考えていないとしか思えません。

海外旅行をするには今がチャンスでしょうが、費用は早くから設定されています。
海外旅行も円高還元セールをしてくれないものでしょうか。ガソリン代も下がって
きていることですし。値段を上げるのは早いが、下げるのは遅いです。


【翡翠百態】
翡翠の雛は６月と９月頃に川に出てきます。一度に２～４羽の雛が出てきます。
色は真っ黒で、親が餌を運びます。このころの親の餌捕りは頻繁でカメラマン
を楽しませてくれます。

雛の所に親が餌を運んできました。




大きな魚を雛に与えようとしています。
「お父ちゃん早くちょうだい！」




魚を雛の口に押し込みます




あまり大きすぎて雛の口に入らず、雛は後すざりしています




雛への給餌シーンです







早生まれの子が自分で魚を捕れるようになると、その後は絶対にその子には
魚を与えません。親が魚を持ってきて、自分ももらえるものと飛んできた
もう一羽は肩すかしです。小さな子にだけ魚を与えます。厳しい子育てです。

翡翠百態

今日は秋雨の一日でした。明日も一日中雨の予報です。
今まで天気のいい日に撮りためた写真の処理がゆっくりできました。


【翡翠百態】
前回、カワセミの雄から雌への求愛の給餌行動を載せましたが、今回は
求愛が進んで、交尾の写真です。
今までチョット生々しい場面ですので、あまり画像を掲載しなかったのですが
その一部を載せたいと思います。
カワセミの交尾は毎年３月から７月頃に行われます。３月頃に第１回目の交尾が
行われ６月から７月頃に最初の雛が現れます。その後７月頃に第２回目の交尾が
行われ、９月頃に２回目の雛が現れます。
このころは山に巣穴を掘るために、特に雄はさかんに山へ飛んで帰ります。
そして、嘴の先に土を付けて川に戻ってきます。巣穴を掘っているのです。
川に来ると体に着いた土を落とすために、さかんに水浴びをします。


＜カワセミの交尾＞
カワセミ雌の所に雄がやってきました。




待ちに待った交尾の瞬間です。
雄が雌の頭を押さえて交尾します。




雄が雌の頭の毛をくわえてひっぱています。毛が抜けそうです。




交尾終了です。




離れて行きました。




これは河原の石の上での交尾です。

翡翠日記

長く秋晴れが続いていましたが、天気が崩れてきました。
昼から雨となりました。この雨は金曜日頃まで続くようです。
今日２２日は、京都では「時代祭」と夜からは「鞍馬の火祭」があります。
雨の中で大変だったでしょう。

カワセミはいつものホバポイントによく出てきました。でも期待したホバは
見られませんでした。昼から雨となり、撮影は午前中で終わりにしました。


【今日のカワセミ】
誰が立てたか川の中に止まり木があり、それによく出てきました。その止まり木
から何回も飛び込み餌捕りをしました。
残念ながら石の上に留まらず、そこからのホバが見られませんでした。




止まり木からの餌捕り






大きな魚を食べました




長いこと留まって羽づくろいも




下流から上がってくる雌の雛も今日は雄親がいるため、途中で留まって、そこから
引っ返していました。




今日は下流に最近ほとんど見ることがなくなった雄が出ていました。
久々に顔を見ました。元気そうです。
これは朝早い時間で、その後はやはり見えなくなっていました。




その近くにいる、雌です。上の雄とよく追い駆けっこをしています。