今日は朝の内だけの晴れ間で、午後からは天気が悪くなる予報でした。そこで、カワセミの川も午前中だけの参戦でした。昼過ぎにちょっとヤマダ電機によって、PCの価格を見てから帰ったのですが、家に着くと同時に雨が降り出し、何とかセーフでした。
昨年に続いて川の下流域では、またまた河川改修が始まりました。川の中にブルトーザーが入り川底を掻き回しています。何が目的なのかよく分かりません。川底に溜まった土砂を取り除くのでしょうか。それなら昨年やってしまっておけばよかったのでは。追加費用も少なかった思う。今年一から工事を始めるため、ダンプで土を運んできて、土手からブルが下りる道を造り、工事が終わるとそれをまた取り去り原状回復せねばならない。その付帯作業の方がよほど費用がかかる思う。また、1ヶ月ほど前に、土手の斜面には芝生を植えたばかりである。それも全てパーとなってしまい、また芝生を植え直さなければならないであろう。無策な、金を使うことが目的だけの工事と思われる。これが役人が考える景気対策なのであろうか。でも工事業者に金が落ちるだけで、一般の人の購買力向上には役立たず、景気対策とは全く無縁だと思うのですが。
川の中の葦も根こそぎ捕ってしまうようです。鳥の隠れ家も無くなり、川の水質浄化にはマイナスとなるはずですが。昨年の葦の刈り取りで「クイナ」や「ヒクイナ」は全く来なくなりました。「ヨシキリ」も姿を見せなくなりました。人の手が入ることにより、鳥がますます来なくなっています。
その工事現場から下流は水が濁り、カワセミの餌捕りは困難となっています。カワセミ君にとっては受難の季節です。そうでなくても川の水温が下がり、魚が少なくなっていく時期なのですが。
でも川の上流は工事の影響もなく、今日はカワセミ君が大サービスをしてくれました。いつもの場所で雛は多数回ホバリングをして楽しませてくれました。ただ、残念なことに、後ろ姿のホバが多かった。
そして、昼過ぎ雨が近づいて暗くなったころに雛二羽の縄張り争いのバトルもありました。これはまた後日のアップとします。
【今日のカワセミ】
<ホバリング>
よかったのはこのホバぐらいでした。
背景はよかったのですが、短かった。
いつものようにブロックの護岸壁の背景が多かった。
<餌捕り>
雛もだんだんと大きな魚を捕れるようになってきました。来年の春には雌や雛のために大きな魚を捕ってこなければならないのですから。早く一人前にならなくては。
<雄親の水絡み>
今日は雄親が度々飛び込みを見せてくれました。手前の土手の見えないところから急に飛び出して川に飛び込みます。なかなか魚が捕れず何回も繰り返してくれました。「もぐらたたき」のようでした。なかなか飛び込み場所が分からず、ピントが合わないのが多かったですが、面白かった。最後に少し上流に移動したのですが、散歩のおばさんに邪魔されて追い掛けることが出来ないでいると、魚を捕ってしまいました。最後の魚捕りの場面だけ狙えなかった。