四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

オーストリア旅行

2007-08-03 15:14:14 | 風景
7月4日(水)
ウイーン市内自由行動

ツアー最終日はウイーン市内の自由行動です。
ホテルより電車で市内に出ました。キップを買うのも一苦労です。
オペラ座のガイドツアー、王宮、美術史博物館を見物しました。昼食はカフェ・ザッハーでザッハートルテを食べました。夕食はオペラ座近くのカフェ・モーツアルトが日本語メニューがあるとのことでそこでとりました。夜は予約を取っていた楽友協会のモーツアルト・コンサートを聴きました。夜ホテルに帰ったのは11時頃でした。翌朝は早朝出発3時に起床せねばならず、スーツケースをパッキングしていたら寝る時間がほとんどありませんでした。

オペラ座の内部見学ツアーがあるはずでその時間を確認に行ったら、11時から開始とのことで、すでに沢山の人が並んでいました。日本語ツアーは20名ほどの参加で、こちらの大学に留学している学生さんが案内してくれました。
さすが、音楽の都ウイーンが世界に誇るオペラ座です。大理石の正面階段や入り口のホールも豪華な造りです。内部の円形の観客席も広く素晴らしいです。昔、皇帝が使用していた貴賓室も今はお金を払えば使えるとか。誕生パーティーをやった人がいるそうです。オペラの公演はちょうど7,8月は休みでその間は色々なイベントが催されています。今日はジャズフェスティバルが行われるとのことで準備中でした。

オペラ座の正面外観



舞台 今日はジャズフェスティバルが催されるとのことで準備中でした。




ホール内部 豪華な客席です。




    オペラ座入り口の階段           舞台裏  もの凄く広いです 
  


     入り口ホール                 客席のロイヤルボックス
             


カフェ・ザッハーのザッハートルテとメランジェ     カフェ・ザッハー
 さすがに美味しかった

  


ハプスブルグ家の640年間の王宮は旧王宮、新王宮、スイス宮と二つの庭園からなる広大な宮殿です。
今回は旧王宮の食器展示室とシシィ・ミュージアムを見学しました。

    王宮の正面



ミヒャエル門(旧王宮)  バロック様式の豪華な建物です



ミヒャエル門両側の彫刻
  


新王宮の正面



宮廷銀食器等のコレクション展示室は皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が使用した食器類が展示されています。
その豪華さと多さには目を見張らさせられます。
          陶器の皿                 金の燭台
  


最近解説されたシシィ・ミュージアム
皇紀エリーザベトのゆかりの品々が展示してあります。



王宮庭園の中にあるモーツアルト像
     モーツアルト像               前にはト音記号の花壇
      

    ゲーテ像もあります           
 


王宮を出て、王宮庭園を通り抜けリング通りを渡ると美術史博物館と自然史博物館が向かい合ってあります。

      美術史博物館                 自然史博物館

  


その間にマリアテレジアの像があります。




美術史博物館は1857年にハプスブルグ家の美術品を収蔵するために建てられました。ルーベンス、レンブラントのコレクションが多くありました。
      入り口の階段               階段正面の彫刻
  

  室内内部も豪華です
      


   ルーベンスの絵        収蔵品の中には日本の慶長大判や銀貨もありました
  


古代エジプト・オリエントコレクションも沢山ありました
  


楽友協会でモーツアルトコンサートを聴きました。
楽友協会はウイーンフィルの本拠地で、毎年元旦にニューイヤーコンサートが催され、世界に放映されています。内部は金箔の装飾が施され、華麗で豪華です。
ここも7,8月は休演期間で、今の時期は観光客目当てで、中世の衣装での演奏をやっています。チケットは日本であらかじめとっていたのですが、当日でも入手できそうです。

楽友協会正面  外観はいたってシンプル



      大ホールの正面                後の方向
  

     入り口のホール             中世衣装のオーケストラ
  


夜の楽友協会 




10日間のオーストリア旅行もあっと言う間に終わりました。
オーストリア内は比較的ゆっくりとした日程でしたのでのんびりと楽しむことができました。添乗員さんや同行の皆様にも色々とお世話になり楽しい旅ができましたことに感謝です。