四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

翡翠日記

2009-07-31 22:11:16 | 翡翠
今日で7月も終わりです。明日から8月、でも関西はまだ梅雨明けになりません。明日からまた雨の予報です。本当かな? 明日雨が降らなかったら、気象庁は実は30日から梅雨明けしてましたと言う可能性がありそうです。

今日も朝6時半からヤマセミの川へ行きましたが、ヤマセミは出てきません。9時まで待ちましたが結局ヤマセミの顔を見ることはありませんでした。やはり、釣りのおっさんの爆竹が利いているのでしょうか。今日もヤマセミの留まり場所に「三爺じゃまトリオ」が入ってきました。でも規定の腕章はしてなかった。

鮎釣りをする人は、この場所で早朝、手軽に引っかけで、鮎の20~30匹はすぐに釣れますよ。鮎釣り用の長い竿も必要ない、友釣りでもないです。岸から短い竿で釣れています。

ヤマセミが出てこないので、カワセミの川にまわりました。ここのカワセミは子育て中のようで、大きな魚を巣に運んでいます。結構、ホバリングや水絡みで楽しませてくれました。


<ホバリング>
久々に見るホバリングです。




これはコンクリートバックでした。この直後、高く飛び上がってグリーンバックになったのですが、カワセミを見失ってしまった。視力が段々と低下しているようです。




橋の下の暗いところから飛び出してのホバリングでした。ちょっとコントラストが強すぎました。




<魚の捕獲>
大きな魚を捕まえて上がってきました。




しかし、魚が大きすぎたのでしょうか、途中で落としてしまいました。逃がした魚は大きい、残念! その後、落ち込んだのでしょうか、木の中に入ってなかなか出てこなかった。




今度は上手く捕まえて、巣で待っているであろう雛に持ち帰りました。お父頑張っています。




大きな魚を捕まえて止まり木に。




いつも魚が捕まえられるとは限りません。今度は失敗でした。



ルーヴル美術館展

2009-07-30 22:48:49 | 祭り・イベント
大阪の国立国際美術館で催されている「ルーヴル美術館展」に行って来ました。今回のテーマは「美の宮殿の子どもたち」です。ルーヴル美術館にある子供に関係のある作品を集めています。約200点の作品が展示されています。しかし、あまり有名なものはなく、ちょっとこぢんまりとした感はあります。

<国立国際美術館>
ルーヴルを模したような少し変わった建物です。右の円い建物は市立科学館。




<国立国際美術館の入口>
ここから地階に下りていきます。




<ルーヴル美術館展のポスター>




<主な作品>

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
《聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス》(部分) 




ディエゴ・ベラスケスと工房
《フランス王妃マリー=テレーズの幼き日の肖像》




ジョシュア・レノルズ
《マスター・ヘア》(部分)




古代エジプト美術部門
《幼いホルス神に授乳するイシス女神》


三日坊主

2009-07-29 22:18:56 | 
アーア! またまた三日間ボーズとなりました。
今日も早朝6時にヤマセミの川に出向く。しかし、今日はヤマセミは出てこない。昨日の釣りのおっさん二人は今日も橋の下で鮎釣りをしていたが、7時15分頃に釣りを止めて、竿をしまい出した。その時今日も爆竹を鳴らしたが、幸いにまだヤマセミは来ていなかった。その後三人となり、「釣りのおっさんの三馬鹿トリオ」で留まり場所に入って川をしばらく眺めていたが、やがて帰っていった。昨日の爆竹の影響でヤマセミは来なくなったのかと心配していたが、やっと8時15分に暗渠に出てきた。いつもの留まり場所に留まり餌捕りをと期待したのであるが、カメラを構える前に暗渠から一気に川の右岸に飛び出し、下流に下っていった。今までなら、左岸を飛んで下るはずであるが、やはり昨日の爆竹の影響があるようである。そう言えば、昨日も、左岸を飛んでいたヤマセミが爆竹の音で急遽左岸に進路を変えて下っていったため、急にファインダーから消えてしまったのである。
その後、二度と川には出てきませんでした。昨日と同じように山越えで帰っていったのでしょうか。川には別の釣りの「KYおっさん」が留まり場所の近くに入って釣りをしだした。橋から上流は宇治川漁協が釣り禁止としている場所であるが、宇治川漁協の人も同行していた。どうなっているのであろうか。一般の人は禁止で取り締まり、漁協関係者は見て見ぬ振りのようである。その後、私は帰りましたが、昼過ぎまでいた人が全然出てこなかったとのことでした。そして3時から4時半まで再度川に行ったのですが、全くヤマセミは現れなかった。
やはり昨日の釣りのおっさんの嫌がらせの爆竹が大きく影響しているようである。

今日はヤマセミの画像はなく近くで見かけたありきたりの鳥でお茶を濁します。

<カワセミ>
いつも橋の下を飛び交っています。でも遠いので絵になりません。




橋の上から上流に飛んで行った。




<アオサギ>
川が増水してなかなか魚が捕れないようで、あっちに行ったり、こっちに来たりと飛び交っています。

増水した川で魚を探すアオサギ




飛びの姿です。







<セキレイ>
セキレイの雛




<キセキレイ>
これも雛のようです




いたちの最後っ屁

2009-07-28 20:58:02 | 風景
「いたちの最後っ屁 」とは「追い詰められたときの最後のあがきのこと」の意味ですが、追い詰められてはいませんが、釣りのおっさんから強烈な「最後っ屁」をかまされました。
待ちに待ってやっとヤマセミが出てきて、いつもの留まり場所に留まった所で、鮎釣りを終わって上がってきた釣りのおっさんが爆竹を鳴らすではありませんか。ヤマセミはびっくりして、下流に飛び去り、支流に飛び込んで行ってしまいました。雌のヤマセミはいつもはすぐに出てきて魚を捕るはずですが、待てど暮らせど出てきません。どうも川には出ずに山を越えて帰っていったようです。その後、夕方まで一度もヤマセミは帰って来なかったようです。どう考えても釣りのおっさんの嫌がらせとしか思えません。川鵜を追い払うための爆竹も、すでに釣りは終わっているのですから鳴らす必要はないと思うのですが。

今日は一日中曇りから雨の予報でしたので、早朝にヤマセミの川に。朝6時半頃、雄ヤマセミが飛んできました。雄は非常に用心深く近くには留まりません。山際の木の中を飛んできて一気に支流に入ってしまいました。カメラを向ける暇もありませんでした。その後、待てどいっこうに帰ってきません、どうも山を越えて巣に帰って行ったようです。
そして、約2時間後の、8時20分頃、今度は雌が現れました。前述したように、留まり台に出てきてこれから餌捕りのシーンが見られると期待した矢先に、釣りのおっさんの妨害で逃げて行ってしまいました。その後、この雌も川には出てきませんでした。多分、餌を捕って山越えで巣に持ち帰って行ったのでしょう。

夕方、再度川に行ったのですが、4時頃いつもなら出てくる所が全く現れませんでした。昼も出てこなかったとのことで、今日は恐れをなして川には来なかったのでしょうか。


唯一、いつもの所に留まったヤマセミの雌




一昨日の飛びものでも

留まり台から飛び出して




川に飛び込むと思ったらホバリングをしていました




そして、留まり台に帰ってきました




留まり台から飛び込み


ヤマセミ

2009-07-27 21:43:13 | 
梅雨まっただ中、今日も降ったり止んだりのおかしな天気となりました。朝方は雨だったが、昼からは晴天となったため、夕方ヤマセミの川に出向く。しかし、ヤマセミが出てくる時間になった頃に、またまた黒雲が押し寄せ激しい夕立となった。と言うわけで今日はヤマセミの顔を見ることができなかった。


そこで、ヤマセミの川で見かけたチョット面白い画像を載せます。

<ヤマセミと川鵜の遭遇>
ヤマセミが飛んで行った所に潜っていた川鵜が顔を出した。びっくりしたなぁ、モォ!!




<セキレイがまねした>
ヤマセミが魚を狙って飛び込んだところに、セキレイが全く同じ行動をしました。このセキレイは雛のようです。何事にも好奇心があるのでしょうか。

魚を捕って上がってきたヤマセミにセキレイがついていきます。




同じ格好で飛び上がりました。




同じ格好で着地




ヤマセミが魚を食べるのを見つめるセキレイ。私も欲しいな。




<金魚を食べるアオサギ>
金魚のような真っ赤な魚を捕らえました。緋鯉と言うよりはフナに近い形をしているのですが。しかし、金魚にしては大きすぎるような。




ヤマセミ

2009-07-26 22:48:52 | 
今日は一日中おかしな天気でした。晴れたり夕立が来たりで、右往左往しました。明日も雨の予報、まだまだ梅雨が続いているようです。何時になった梅雨明けするのでしょうか。北九州や中国地方では集中豪雨で大きな被害が出ているようです。今年の梅雨は集中豪雨型とは言われていましたが、これほどになるとは。

早朝、ヤマセミの川に。日曜日とあってすでに沢山のカメラマンがセットしている。ヤマセミは遠くの手すりに出てきている。カメラをセットするまもなく、近くの柳の木に出てきた。こんな所に留まるのはあまり無いことである。カメラ構えるまもなく柳の木から飛び出し下流に飛んで行った。巣にお持ち帰りの魚を狙っているようである。




支流入口のいつもの木に留まる。




そこから飛び込んだが魚は捕れなかったようで、木の中に入る。
撮影場所を移動した直後に木から飛び込み大きな魚を捕らえ、対岸の木の中に入る。




木の中で魚をくわえ直したようで、巣へお持ち帰りである。




定刻の9時頃に巣から帰ってきた。
働き疲れたのか、留まり台の上に羽根を広げて腹這いになって休んでいる。口を開けてしんどそうである。腹這いのままで下の魚を探しているのか、横着な格好である。しばらくこのような格好で休憩していた。




ぼつぼつ巣に持ち帰る魚を捕らねばならない時間がきて、立ち上がって本格的に魚を捕ろうとしだした時に、背後にバードウォッチィングの女性が2名入り柵から身を乗り出してのぞき込む。アーア、鳥は逃げていってしまった。その後も、女性達は立ち退かないため、ヤマセミも戻ってこない。このように鳥の気持ちが分からないバードウォッチャーがいるのである。単なるハイカーが入り込んで逃がすことはよくあるが、バードウォッチャーがである。このような人はバードウォッチングする資格は無いのではないだろうか。




その後、もの凄い夕立となり、急いで帰宅する。お陰でびしょぬれである。

夕方、晴れ間がのぞいているので再度ヤマセミの川に行く。4時頃やっと出てきたと思ったらまたもや激しい夕立となる。そこで諦めて撮影は中止し帰宅する。今日は一日中天候に振り回されてしまった。


ヤマセミ

2009-07-25 21:41:45 | 
今日は曇り。朝方、空を見ると西から北の空は真っ黒の雨雲である。しかし、東から南の空は晴れて日が出ている。そこで、北のカワセミの川は危ないと思い、南のヤマセミの川に向かう。

川の水量は減っていて、案の定ヤマセミは遠くの方で魚を捕っている。今日は釣りのKYのおっさんも来ていない。しかし、ヤマセミも近くに来ない。困ったものである。待つこと3時間、巣に魚を運んでいったヤマセミが帰ってきた。そして、遠くで小さな魚を何匹も捕って自分で食べた後、やっと近くに来てくれた。そして何回も水浴びをやってくれた。じっと待っていた我々が気の毒とでも思ったのでしょうか、ショーを楽しませてくれました。その後、巣に持ち帰る大きな魚を捕るはずであったが、急な夕立となり、今日の撮影は終了とした。


近くに出てきて飛び込みましたが、魚は捕れなかった。




岩場に留まりました。




この岩場から水浴びをやり、身体をきれいにしていました。さすが雌ヤマセミ、お洒落には気を遣っています。














飛び込みの瞬間、「位置について!」「ヨーイ!、ドン!」




着地も決まって、はい、ポーズ!


翡翠日記

2009-07-24 22:35:26 | 翡翠
今日は曇り空であったが、時折日が差し、川は暑かった。
朝、ヤマセミの川に向かうがちょうど支流に行って休憩に入ったところのようであった。2時間ほどで出てくるので待っていると、昨日の釣りのKYのおっさんがまた立入禁止の場所に入って、今日は本格的に釣りを始めた。ちょうど、関電のパトロールが出てきたので聞いてみると、「釣りクラブ」は入っても良さそうである。でも、釣りクラブかと本人に声をかけたのみである。誰でもそう聞けばそうだと答えるだけであろう何の証明もないのであるから。それならば、我々でも釣りクラブに入って、ブラインドをしてカメラを構えると最至近距離でヤマセミを撮すことができる。
でも、柵には絶対に入れないように、進入防止の追加の柵までしたのである。また、人によっては入ってはいけないと言うこともあるようで、関電の管理は一体どうなっているのか疑問である。

ヤマセミは予想通り2時間ほど休憩した後支流から出てきたが、いつもの餌捕り場に人がいるため、はるか上空を飛んでダムの方に行ってしまった。この分では当分近くでの水絡みはだめであろう。水量が減ってくると遠くで魚を捕ることになると思う。水量が多い今が絶好のチャンスであるのに、残念なことである。




ヤマセミがダメなので、カワセミの川にまわる。
思いがけず、若が出てきていた。まだ、橋桁などの高いところには留まらず、低い所から飛び込み小さな魚を捕っていた。







親のカワセミは度々出てきたのであるが、橋脚や橋桁から飛び込みばかりで、絵にならない。今日は下流にも行かず、先日のようなホバも無かった。




橋脚からの短時間ホバを何とか撮せた。暗いところで、シャッター速度 1/125 のスローシャッターである。




1/125 のスローシャッターでの飛び上がりである。




餌捕りも橋の下の暗いところばかりである。シャッター速度が出ず、シャープな画像とならない。




雄は時々魚を持って巣に帰ります。巣には雌が待っているのでしょうか。



ヤマセミ

2009-07-23 22:23:16 | 
今日は「大暑」、天気も良くなり暑かった。昨日の日食が1日ずれていたら、きれいな日食が見られたことでしょう。残念です。また明日から梅雨に戻るようです。今年は梅雨明けが遅そうです。

今日のヤマセミの川は濁流は消えましたが、依然として流れが速い増水状態です。
午前中は出て来ましたが、午後は全く姿を見せませんでした。どうも、気まぐれです。11時頃魚を持って巣に飛んで行きました。雛がいるのか、どういう状態なのかよく分かりません。


朝、手すりに出てきて、飛び込みました。今日はホバリング無しで、直接のダイブでした。




魚は捕れませんでした。




その後、支流の入口に飛んで行って留まりました。




長いこと留まっていたのですが、魚がいないようで、また上流に帰っていきました。
先ほどの所で、水絡みの餌捕りシーンが見られると思って急いで追っかけたのですが、ヤマセミは更に上流に逃げてしまいました。
何と、こんな所に「釣りのおっさん」が入っていたのです。「立入禁止」の漢字が読めないのか! 鳥が必ずそこに留まる事はよく知っているはずです。カメラマンがいることも。「漢字読めない」「空気読めない」、「KY」のおっさんです。どこかの国の首相みたいです。




その後、ヤマセミはまた支流の入口に行って、二回餌捕りをしました。そして2時間ほど休憩後同じ所で魚を捕って巣に持ち帰りました。今日は二度と看板の所には来ませんでした。

魚を捕って対岸へ。




対岸で魚を食べて、再び支流の入口に。またそこで魚を捕って対岸へ。




また支流の入口に戻ってきました。




魚を狙っていたようですが、川に飛び込まず、木の中に入って2時間ほど休憩しました。その後、魚を捕って再度、対岸へ。今度は食べずに、巣に持ち帰りました。
川には釣り人がいたため、川面を飛ばず、目の前の上空を飛んで行きました。魚の頭を前にして、相手が食べやすいようにくわえて飛んで行きました。誰かに給餌するのです。


日食

2009-07-22 22:36:53 | 祭り・イベント
今日は日食の日でしたが、こちら京都は天気が悪くきれいな部分食は見られませんでした。皆既日食を求めて悪石島に行った人々は悪天で大変だったようです。

予報では今日は昼から晴れ。少し早く天気が良くなって日食が見られるようになった場合、どこがいいかなと考え、お寺の五重塔と掛けらないかなと思いその方向のカワセミの川に向かう。しかし、昨夜の雨で川はもの凄い増水で、濁流となっている。これではカワセミは無理と考え。ヤマセミの方に向かう。同じように日食をその近くの十三重の塔とかけようと思って行ったのであるが、こちらの川ももの凄い濁流で、十三重の塔の島は立ち入り禁止となっている。天気も悪く、太陽は雲の中である。ヤマセミも姿を見せず、諦めて帰宅する。

段々と周りが暗くなり、最大日食になる頃に空を見ると雲の中に微かに三日月になった太陽が見える。いそいで写真を撮すが、雲の中でピントがシャープでない。これが京都の日食でした。




<濁流の宇治川>
ダムは放水しており、増水して、濁流となっていました。






吊り橋の下の水量も増えています。今日は釣り人もほとんどいない。




【ヤマセミ】
朝は見かけなかったヤマセミも夕方にはいつもの所に出てきて魚を捕っていました。
濁流にダイブ。上がってくるまでに2mほど流されてしまいます。




この濁流の中で上手に魚を捕まえます。魚がよく見えるものと感心させられます。濁流で魚が浮き上がってくるのでしょうか、普通の時よりすぐに魚を捕まえられるようです。




濁流の中を魚をくわえて飛ぶヤマセミ