四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

オーストリア旅行

2007-07-27 11:35:03 | 風景
7月3日(火)
リンツ~メルク~(ドナウ河クルーズ)~クレムス~ウイーン


今日は世界遺産ヴァッハウ渓谷のクルーズと、最終地ウイーンに入ります。
朝から快晴の天気となり素敵なドナウ河クルーズが楽しめました。
メルク修道院はドナウ河支流の断崖にそびえ立つ城塞から造られたバロック建築様式の宮殿のような豪華な建物です。
メルクからクレムスまでは雄大なドナウの流れに乗って、約2時間のんびりとしたクルーズです。世界遺産ヴァッハウ渓谷のブドウ畑、小さな村々、古城、教会などが走馬燈のように流れていきます。
クレムスで昼食後、本旅行の最終地ウイーンに入ります。最初のシェーンブルン宮殿はハプスブルグ家の夏の離宮だった豪華な宮殿です。ハプスブルグ家の当時の栄華が忍ばれます。時間に追われてゆっくり見学することができなかったのが残念です。その後、ウイーン市内に入り市内観光の予定でしたが、リングが道路工事の影響で大渋滞し、シュテファン寺院に立ち寄っただけで、目抜き通りを通り抜けてオペラ座付近からバスに乗り、夕食の「ホイリゲ」で最後の晩餐でした。


メルク修道院の入り口




メルク修道院の宮殿のような内部建物




華麗な教会




内部の「大理石の間」の天井フレスコ画     豪華な教会の祭壇

 

    図書室の約10万冊の蔵書          面白い階段模様
   


ドナウ河からのメルク修道院




メルクの街並み  赤い屋根の街並みが美しい




ドナウ河クルーズ
断崖に佇む城



ブドウ畑の中の古城




ブドウ畑の中の小さな村




ドウナウクルーズの終点クレムスの街並み




ハプスブルグ家の夏の離宮シェーンブルン宮殿




シェーンブルン宮殿の庭園  ギリシア神殿風のグロリエッテとネプチューンの噴水
シンメトリーの庭園が美しい  残念ながら時間がなくこちらには行けませんでした




シェーンブルン宮殿の庭園




    宮殿前に馬車の列が             宮殿前の噴水
  


<オーストリア市内>
シュテファン寺院
荘厳なゴシック様式の教会






寺院の内部(柱の彫刻も素晴らしい)      荘厳な祭壇
 

オーストリア旅行

2007-07-22 22:56:14 | 風景
7月2日(月)
ゴーサウ~ハルシュタット~リンツ

今日は湖水地方の美しい街、世界遺産のハルシュタットの散策である。湖ギリギリまで岩肌が迫り、その斜面に沿って街並みが並ぶ迫力満点の景観です。
ハルシュタットは岩塩の採掘で開けた街で、みやげ物に色々な岩塩が並んでいます。岩塩の採掘抗跡にはケーブルカーで見に行くことができます。
遊覧船で約1時間ハルシュタット湖を巡り、湖上からの景観も素敵でした。
ハルシュタット観光後リンツに向かう。リンツは古くからドナウ河を利用した交易により栄えてきた街です。旧市街のハウプト広場の周りには美しいバロック様式の建物が並んでいます。


ゴーサウの朝
ガスがたなびくゴーサウカム山が幻想的でした。
山の朝焼けを期待していたのですが、残念ながら曇り空でした。




ゴーサウの田園風景が素敵です




ハルシュタット湖に映る街並みが美しい




湖に面した家々には舟屋があります。京都 伊根の舟屋を思い出します。




マルクト広場の噴水
マルクト広場はハルシュタットのの中心です。さまざまな市が開かれ、
人々の憩いの場所になっています。今日は学生達が写生をしていました。




狭い路地と教会





  
   美しいアルプス風の家            壁に寄り添った木


   
   古い道具類で飾られた家          現代風な飾りの土産物屋


午後から移動してリンツ市内観光
夕方には激しい夕立となりました。明日は晴れるかな。

旧大寺院(聖イグナチウス教会)
1678年に完成した古いバロック様式の建物
教会の敷地内にホテルが建てられるとかで、工事中でした。もう、この景色も見られなくなるかも。




   
 ステンドグラス(戴冠式の場面など、色々な場面の絵が描かれています)

 
   
       教会の入り口             州庁舎の入り口


ハウプト広場と「三位一体柱」
ハウプト広場は旧市街の中心です。ここに建つ「三位一体柱」はヨーロッパを襲ったペストの猛威、トルコ軍の侵攻、大火災から平安が戻ったことを記念して1723年に建てられた




ハウプト広場の周辺にはこのような造りの家が多くあります



   

オーストリア旅行

2007-07-15 00:35:30 | 風景
7月1日(日)
ザルツブルグ~ザルツカンマーグート~ゴーサウ

今日は朝から快晴の天気で朝焼けがきれいでした。
午前中ザルツブルグの市内見物。ザルツブルグは「塩の城」という意味で、昔は塩によって栄えた街である。旧市街の丘の上に「ホーエンザルツブルグ城塞」が聳え、ザルツブルグのシンボルとして遠くからも眺めることができる。その下には1614年に再建された大聖堂がある。初期バロックとローマ建築様式が混在した、素晴らしい建物である。モーツアルトもここで洗礼を受けた。
旧市街地は石畳が敷き詰められたいかにも古い街並みが続いている。
ミラベル宮殿の庭園は映画「サウンドオブミュージック」が撮影されたところがある。

ホテルから眺めたザルツブルグの朝焼け




ミラベル宮殿  花と建物の調和が美しい




ミラベル宮殿庭園
ここで映画「サウンドミュージック」の撮影が行われた。花の模様が美しい。




ミラベル宮殿からザルツアッハ川を渡り旧市街に入る。
ホーエンザルツブルグ城塞が聳え、大聖堂のドームが望まれる。




旧市街の街並み、ゲトライテ通り  古い看板が並ぶ




ハンバーガー「マクド」の看板       
由緒がありそうな看板である         結婚式に向かう馬車

   

大聖堂




大聖堂の広場でハープを弾く音大生      陽気な女子大生(学生寮のよう)

   


午後から、ザルツカンマーグート地方に向かう
美しい山々の間に湖が点在し風光明媚な地域です。

ザルツブルグから約30分でザルツカンマーグートの最初の湖ヴォルフガング湖を望む峠に到着。
バスを下車して写真を撮す。




ヴォルフガング湖岸に到着した後、西岸にあるサンクト・ギルゲンの街を見物する。
サンクト・ギルゲンから望むヴォルフガング湖




サンクトギルゲンはモーツアルトと関係のある町です。
母親がこの町の出で、姉もここの町に嫁いできたそうです。

  モーツアルトの銅像         人の顔のような家
   


サンクト・ギルゲンの見物の後、ヴォルフガング湖岸のサンクト・ヴォルフガングに向かう。そこからシャ-フベルグ登山鉄道でシャーフベルグ山に登る。小さなSLで急坂をゆっくりと登っていく。山頂からは眼下にブルーに輝く湖、遠くに雪山を望み素晴らしい眺めである。ここも映画「サウンドオブミュージック」で出てきた場所である。
サンクト・ボルフガングの船乗り場からヴォルフガング湖を望む。




 可愛らしいシャーフベルグ登山鉄道のSL         山頂を走るSL
     

シャーフベルグ山の山頂からの眺め、360殿の展望である 
眼下にヴォルフガング湖を見下ろし、遠くの山はホーヘンダッハスタイン(3004m)




反対側のモント湖方面を望む




シャーフベルグ山での眺望を楽しんだ後、今日の宿泊地のゴーサウに向かう
ゴーサウは山の中の静かな田舎町である。遠くにゴーサウカム(2459m)の岩峰が望まれる。




静かで落ち着いた田舎町の風景




シャーフベルグで見かけた花々

  


  


  


  


  


  


  

オーストリア旅行

2007-07-11 19:10:41 | 風景
6月30日(土)
ハイリゲンブルート~フランツ・ヨーゼフ・ヘーエ~ザルツブルグ


今日は今回の旅行の最大の目的である、オーストリア最高峰 グロースグロックナー(3798m)の観光である。フランツ・ヨーゼフ・ヘーエ展望台から眼前に迫る雪を頂いたグロースグロックナーは迫力がある。足下にはオーストリア最大のパステルツェ氷河が横たわっている。さすがヨーロッパアルプスの一端である。しかし、残念ながら山頂は雲がかかり全容を眺めることはできなかった。
グロースグロックナー山岳道路は雪を被った3000m級の山々を眺めながら走る雄大なドライブコースである。

ザルツブルグはモーツアルトの生誕の地として有名である。毎年、夏には音楽祭が開かれていて賑わいます。最近は、ガンバ大阪の宮本選手が移籍した「レッドブル ザルツブルグ」の本拠地でサッカーフアンにも知られるようになってきています。今、サッカー場は来年開催される「ユーロ2008」の開催地の一つとなっていて改修工事が行われていました。


早朝のハイリゲンブルート
ガスがかかり幻想的な風景です





代表的なチロルの風景(ハイリゲンブルート)
森と野原に小川のせせらぎが美しい、田園交響曲が聞こえてきそうです




 エーデルワイスが咲いていました         山を望む標識
  


フランツ・ヨーゼフ・ヘーエ展望台からのグロースグロックナーの眺め
昨夜に新雪も降り雄大な雪の岩峰です




パステルツェ氷河が横たわっています




グロースグロックナーの岩峰
頂上を覆う雲がなかなか晴れてくれない




  マーモットも出迎えてくれました         景観を楽し見ながら走る山岳道路
    


グロースグロックナー山岳道路からの眺め
雪をいただいた急峻な岩峰、こちらの方向は天気が回復してきた






ザルツブルグはモーツアルトの生誕地  
   モーツアルトの生誕の家           チョコレートもモーツアルト
   


ザルツブルグの夕焼け
旧市街の丘の上にそびえるホーエンザルツブルグ城壁はザルツブルグの象徴です




フランツ・ヨーゼフ・ヘーエで見かけた花

  


  


  


  


  


  


  


  


     

オーストリア旅行

2007-07-09 22:18:53 | 風景
6月29日(木)
インスブルック~イエンバッハ~マイヤーホーフェン~クリムル~ハイリゲンブルート

今日はイエンバッハからマイヤーホーフェンまでののんびりしたSLの旅と
ヨーロッパ最高の落差を誇るクリムルの滝の見物、ハイリゲンブルートまでの
バスの旅です。


小さなSL列車でツィラタール渓谷をのんびり走ります。






列車からの眺めは牧歌的なチロルの風景です。




スワロフスキーが散りばめられた車両        美人車掌さん
   


マイヤーホーフェンで昼食  食堂であったチロル風のウエートレスさん。




全面バッチのチロルハットのおじさん。




チロルの山岳地帯に入り、素晴らしい山風景が広がってきました。




ヨーロッパの最高落差を誇るクレムルの滝




近くによるとすごい水量です。




ハイリゲンブルートに到着前からものすごい夕立となりました。
ホテルの部屋から教会にかかる虹がきれいでした。




明日行く予定のグロースグロックナー山の方面を望む。
雪山がかすかに望まれるが、山頂は雲に隠れて見えない。





オーストリア旅行

2007-07-08 23:36:19 | 風景
6月27日から10日間でオーストリアに行って来ました。
オーストリア単独で、しかもチロル地方に何日も滞在するツアーでしたのでゆったりとした旅で、オーストリアの山風景と古い街並みを楽しみました。
ただ、関空からオーストリアには直行便が無く、アムステルダム経由だったため、行き、帰りの飛行機便は時間がかかり強行軍でした。特に帰りは更にミラノを経由してアムステルダムに入ったため、早朝4時半のホテル出発でその日は2~3時間の睡眠しかとれませんでした。

6月28日(木)
インスブルック市内観光とエッツタール渓谷の散策

インスブルックは山の中の静かな町で、1964年と76年に冬季オリンピックが開催されたところです。
しかし、ハプスブルグ家の王宮があり昔は繁栄した街のようです。


王宮は1773年にマリア・テレジアが改装したロココ調の素晴らしい宮殿です。




王宮の内部  豪華な調度品と美術品が部屋を飾っています。




豪華な食卓




黄金の小屋根  1500年に造られたチロル領主の専用桟敷、
金箔が張られた銅販でふかれた屋根が特徴の後期ゴシック建築




インスブルック市内風景




何とオーストリアにも100均ショップ(75セント:ユーロ高で130円相当)がありました。




エッツタール渓谷のピブルガー湖  綺麗な湖とチロルの山々

 


エッツタール渓谷の牧歌的な風景  山は槍ヶ岳のように見える




エッツ村の風景  協会の見えるチロル地方の代表的な風景

 


エッツ村で見かけた花

  
    アルペンローゼ