四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

小塩山のカタクリ

2009-04-10 22:51:57 | 
今日も真夏日になる気候となりました。晴れの日が続いています。
そこで小塩山にカタクリがボツボツ咲き出す頃と思い登ってきました。カタクリはこの暖かさでかなり開いてきていました。しかし、ここでも鹿に花や葉をかなり食べられたようで、ほとんど花が見られなくなっている地域もありました。各地で鹿被害がでています。本当に困ったものです。「西山自然保護ネットワーク」のボランティアの方々が鹿よけの防護ネットを張った所は花も多くきれいに見られました。予算がなく徐々にネットを広げていくそうです。それまではネットがないところは竹や木で花のみを一輪一輪囲っておられました。それらが邪魔になってチョット写真は撮りにくいのですが、本当にご苦労様です。
ギフチョウはまだ見かけませんでした。一時出てきたようですが、ここ2、3日は見かけないとのことでした。ここ2,3日と言えば真夏日が続いている気候です。「春の女王」の蝶はひょっとして夏には弱いのでしょうか。

カタクリの群生地・小塩山の地名を今回初めて出しました。昔、カタクリを撮しに登った時に「西山自然保護ネットワーク」の方と合い、ネットに写真を出すが小塩山の名前を出してよいかと聞いた時に、盗掘の危険性もあり、名前は出してくれるなと言われたので控えていました。でも最近はネットでも「小塩山のカタクリ」の名は色々の方がオープンにしていると思っていたら、「西山自然保護ネットワーク」のHPでもオープンにされています。私としては「ナンジャ・コリャ」といった所です。そこで、今回は名前を出すことにしました。

【カタクリ】
仲良く並んで






二輪がきちんと整列してました




こちらは「カタクリ三兄弟」です




一輪でもきれい




前ボケを入れて




写真を撮している間に、見る間に花びらが開いてきました


桜とツツジの競演

2009-04-09 22:18:18 | 風景
木津川市山城町の神童寺(じんどうじ)に行って来ました。ここは桜と同じ時期にツツジが咲き、その競演が見られます。昨年は桜の散りが早く、少しずれてしまいましたが、今年は桜の保ちが長く、どちらも満開の花が見られきれいでした。

【神童寺】
聖徳太子の創建と伝えられ、役行者がこの山で修行中に二人の神童の助力を得て刻んだという蔵王権現像を本尊とし、また多くの文化財を所蔵する古寺として知られています。室町時代建立の本堂(蔵王堂)は、国の重要文化財です。また、収蔵庫には、国の重要文化財に指定されている木造不動明王立像、木造愛染明王坐像や木造阿弥陀如来坐像など多数安置されています。(木津川市HPから)

<本堂>
桜が満開でした。




桜とツツジの競演です。









裏山から本堂の屋根と桜、ツツジ




お寺の脇の裏山にはツツジが多数植えられている。




桜も見事に咲き誇っています。


毘沙門堂の桜

2009-04-08 22:44:48 | 風景
今日も快晴の絶好のお花見日和でした。気温も上がり歩くと汗ばむほどでした。
桜の花はどこも満開になっており、京都の観光地はお花見の人で賑わっています。
カメラを修理に出して鳥を撮ることができないため、古いカメラを持って山科の毘沙門堂に桜を撮しに行ってきました。ここも桜は満開できれいでした。

<しだれ桜>
宸殿の前にある、樹齢100有余年のしだれ桜が満開でした。




勅使門と桜




毘沙門天が祀られている本堂と桜










門跡寺院の土塀と桜







暗い世の中、「夢」を持ちましょう。



翡翠日記

2009-04-07 22:25:45 | 翡翠
今日も素晴らしい快晴の天気でした。気温も4月下旬の暖かさだったようです。
今日、カメラとレンズの修理・点検に出しました。3週間ほど鳥の撮影はできなくなりました。古いカメラで花でも撮しに行かねばと思っています。
今日はカメラを修理に出した後、昨年行ったネパールの写真展が5月に行われるので、出品写真の選択を行いました。そのため撮影には行けませんでした。
そこで、最近撮したカワセミの飛びものを載せます。


カワセミは魚を捕って、食べるところまで運びますが、最近大きな魚が捕れず、絵になるような飛びものが撮れません。このように魚が捕れなくては繁殖活動に入った時に、雌に運ぶ魚や子供ができた時の餌が十分では無いと思っているのか、雄はなかなか繁殖活動に入りません。ここの川では給餌・交尾活動は遅れそうです。ちょうど人間の世界も就職難で、フリーターでは家族を養うこともできないと、結婚を見送っている若者と同じ考えでしょう。人間世界もカワセミの世界も生存競争は厳しいのです。特に、カワセミの世界は生活保護もテント村もありません。甘えは許されないのです。









魚が少なく、餌を捕れず飛び去ることが多くなっています。
そして、決まった餌場が無く、あっちへ行ったり、こっちにきたりと魚を探して右往左往しています。







桜並木

2009-04-06 20:49:10 | 風景
今日は快晴の花見日和となりました。
京都八幡の背割堤(せわりつつみ)と一口(いもあらい)前川堤の桜並木を見に行ってきました。渋滞を避けて自転車で一走り、宇治川の堤防を走るのは気持ちがよかったです。

【背割堤】
宇治川と木津川の合流点の堤に約250本のソメイヨシノが1.4kmの桜並木をつくっています。










堤防の上に桜のトンネルが続きます




【一口(いもあらい)】
巨椋池が宇治川に流入する前川に桜が植えられています。ここの桜並木がきれいなのですが、今年は河川工事で川に水が無く、河床はブルトーザーが走り回っていて絵になりませんでした。




桜と菜の花がよくマッチしていたのですが、最近は菜の花が少なくなっています。




翡翠日記

2009-04-05 23:04:03 | 翡翠
今日は天気も回復し、気温も上がり暖かい日和となりました。ちょうど桜も満開となり、こちら醍醐寺や勧修寺は多くの人で大混雑していたようです。車も大渋滞でした。

カメラのレンズが壊れ、仕方なく昔使用していたズームレンズを持って川端に行きました。やはりAFの追従が遅く、水絡みや飛びものはピントが合いません。昔はこのレンズでももう少しピントが合うものがあったはずですが、技術が落ちたのでしょうか。そういうことで今日は留まりものばかりでした。


【カラシ菜のカワセミ】
雄カワセミが巣から帰ってきて、カラシ菜に留まりました。嘴の先には土が着いており巣穴を掘っているようです。交尾ももうすぐでしょう。しかし、火曜日から2週間ほどカメラを点検に出し、無くなります。それまでに給餌、交尾が行われるのでしょうか。







近くに雌も出てきました。しかし、二羽が並ぶことはありませんでした。




水絡みです。うまく黄色の中にはまりました。




カラシ菜に留まって魚を狙っています。




そこからダイブです。




川端の小鳥達

2009-04-04 23:40:10 | 
今日は生憎の雨となりました。今日から始まる「さくらまつり」には恨めしい雨でしょう。まだ咲き始めたばかりの桜の花を散らすことはないでしょうが。明日は天気も回復するようで、気持ちのいいお花見となることでしょう。

と言うことで、今日はカワセミ君もお休みです。あまり珍しいものはいませんが、川端の小鳥達です。


【メジロ】
この桜の木にカワセミが来るのを待っているのですが、カワセミが留まるどころか最近この付近では全く姿を見かけません。この付近を縄張りとしたカワセミがつがいでいるはずですがどうしたことでしょう。
メジロがきて花芽を啄んでいました。




【ヒヨドリ】
同じ木にヒヨドリもきています。メジロを追い払って我が物顔です。これがいるからカワセミも来ないのかも知れません。




盛んに桜の花に頭を突っ込んでいます。メジロと同じように花芽をつっついているのかと思ったら、花にきた蜂を捕まえては食べていました。




【イカル】
イカルの大群が来ています。木の実を啄んでいます。桜の木の方に行かないかと期待しているのですが。




【ハチジョウツグミ】
この川端では珍しい、ハチジョウツグミがいました。この場所にいつも留まるカワセミを追い払ってしまいました。




【モズ】
この付近を縄張りにしているモズです。やっと出てきたカワセミを追い払って留まっています。




【カワラヒワ】
カワラヒワも目の前を飛び回っています。




【コゲラ】
宇治川で桜を見た後、川岸を走っていると、頭上で木をつっつく音が聞こえるので探していると、すぐ目の前の木にいました。まだ穴を掘り出したところのようです。


宇治川の桜

2009-04-03 21:39:10 | 風景
桜前線は東北地方にまで上がって行っているようです。京都の桜の名所も色々な所で見頃となってきています。こちら宇治でも明日、明後日は「宇治川さくらまつり」が催されます。しかし、明日の天気は曇り後雨のようで花見はしんどそうです。今日は上天気になりましたので、さくらまつりの混雑を避けて、宇治川の桜を見に行って来ました。最近の寒の戻りで寒い日が続き花の開花は遅れたようで、今は3~4分咲の状態です。中には満開に近い木もありますが。日曜日は天気も回復し、大勢の人出になるのでしょう。もうブルーシートを張り場所を確保している所もあります。このような不法行為が段々とエスカレートして来るのでしょう。花火の時は10日ほど前から場所取りが行われるようになっています。

今日、鳥撮りに使用していた単焦点の300mmレンズが壊れてしまいました。三脚座の付いた鏡筒とレンズの鏡筒が外れてしまい中の配線がむき出しになってしまいました。何かにぶつけたわけでもなく、どうしてこうなったか原因がよく分かりません。また、どうやって引っ付いていたのかも分かりません。ニコンサービスセンターに問い合わせても、現物を見ないとよく分からないとの返事です。ちょうどカメラD300も購入後一年に近づき、最近AFの利きが悪くなってしまったので点検に出したいと思っていたところで、まとめて修理、点検する事にしました。でもピックアップサービスを申し込むと7日の火曜日に取りに来るとのこと。それより早い引き取り日がありません。どうしてこんなに遅いのでしょうか。もう少しユーザーのことを考えて欲しいものです。


【宇治川の桜】
しだれ桜は満開です。




朝霧橋と桜




こちらの桜はまだ3分咲程度でしょうか




桜並木の映り込み。もう少し咲いてくるときれいかも。




柳の新芽が燃えるような緑できれいでした。




十三重の塔と山桜


翡翠日記

2009-04-02 21:10:16 | 翡翠
今日は天気も回復して青空となりましたが、北風が強く肌寒い一日でした。時折、強風が吹き付け満開になった桜の花びらが舞う強さでした。

川のカワセミは最近出が悪くなっております。朝も下流では全く見かけないので、上流に走っていると、彼女を亡くした雄が一羽で川に出てきていました。ホバリングをしながら魚を捕ろうとしていましたが、なかなか撮れません。やっと小さな魚を捕って食べた後、お寺に飛んで帰ってしまいました。もう少し、ホバリングすることを期待していたのですが。
この雄カワセミは今でもお寺から度々巣作り中の山の方に飛んで行っているようで、お寺にもなかなか帰ってこないそうです。雌がいない今となっては巣も必要なくなっているのですが、今でも雌の姿を探しているのでしょうか。雌が帰ってくると思って巣作りを進めているのでしょうか。可哀想で仕方がありません。


【ホバリング】
魚が少なく、盛んにホバリングをしてくれました。










【留まりもの】
一羽で魚を探している姿も何か寂しそうです。




カラシ菜に留まって。




【懐かしの一枚】
在りし日の雌です。二羽仲良くならぶシーンがよく見られました。




翡翠日記

2009-04-01 22:18:02 | 翡翠
今日から4月です。あっという間に3ヶ月が過ぎ去りました。
春到来で、各地で桜もかなり咲き出してきています。これからは気温も高くなってくるのでしょう。

川のカワセミのペアの春はなかなか進みません。まだ雄の方がその気になってないようで雌が近づいても逃げてしまいます。でも全く避けているのかというとそうでもなく、雌の所に近づいて留まりはします。でもそれ以上の接近は雄の方からはしません。そしてよく分からないのは、二羽で山に行っているようで、何時までも帰ってこないことがあります。巣作りを二羽で始めているのでしょうか。


ペアの間隔はこの程度です。
雌がいるところに雄がやって来て留まりました。でも間隔は広い。




雌が雄の所に来る時はすぐ側にやって来ます。




雌は雄に向かって何か盛んに叫んでいます。何を言っているのでしょうか。
”しっかりしなさい”とか。




雄は雌の剣幕に尻込みしています。どの世界も女性は強しでしょうか。
その後、雄は逃げ去りました。




たまには雄が反撃することもありますが、すぐに退散してしまいます。




一瞬、雌が雄の所にきて並ぶこともあります。相変わらず雌は何か叫んでいます。でもすぐ雄は逃げてしまいます。




雌に叱られていちもくさんに逃げる雄。
まだまだ、給餌、交尾行動は先になるのでしょうか。