四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

餌渡し

2010-04-30 21:02:57 | 
今日で4月も終わりです。
今日は平日ではありますが、ゴールデンウイークの中とあってこちら宇治の平等院付近も観光客でいっぱいでした。

観光地を逃れて近場のハヤブサに自転車で出向く。自転車での山登りも段々と慣れてきた。急がず、あわてず、最低速ギアでゆっくりと登ると何とか登れることが分かってきた。しかし、今日も途中でオオルリに出会い、止まってカメラを向けたため、やはり急坂は押して上がるはめとなりましたが。

やっと念願のハヤブサの餌渡しを見ることができました。しかし、タイミングが悪く、太陽が雲に隠れた時ばかりでした。そのため絵的には今一つでした。

<ハヤブサの餌渡し>
オスが鳩を捕って帰ってきました。カラス二羽に追われて、キーキー啼きながら帰ってきました。




巣にいたメスが餌を受け取りにやってきました。




餌渡しシーンです。




なかなか上手く受け取れません。




二羽は餌をもったまま降下して行きます。その後、樹木の背景まで落ちていき、焦点が合わなくなりました。




餌を受け取り、鳩を掴んで飛ぶメス。




獲物をさばく場所に持っていき、見えない岩陰で解体していました。


2010-04-29 21:06:58 | 
今日から大型連休です。高速道路は大渋滞になったようです。平城遷都1300年が始まった奈良の平城京の会場もものすごい人出で、長蛇の列となったようです。
京都も観光客であふれているようです。この時期はあまり外に出ないで近回りで鳥や花を追い掛けていた方がよさそうです。

<宇治 平等院の藤>
今年は寒さが続いたせいか開花がかなり遅れています。春日大社の「砂づりの藤」も花が少ないとテレビで放映していました。





平等院入口にある藤も一般の藤はまだこれからです。




でもボタン藤は満開で花が散り始めていました。




白藤も満開です。




<ヤマブキ>
ヤマブキは宇治市の花です。宇治川のほとりには多くのヤマブキが自生しています。
松尾芭蕉も「山吹や宇治のほいろの匂ふ時」とうたっています。

恵心院で少し前に撮したヤマブキです。




トリノ・エジプト展

2010-04-28 20:49:16 | 祭り・イベント
今日は神戸市立博物館で開催されている「トリノ・エジプト展」に行ってきました。
”世界屈指の古代エジプトコレクション、日本初公開!!”との事で、大型彫刻像、ミイラの木管、ステラ(石碑)、ミイラなどがきていましたが、見るべきものは「ツタンカーメン像」ぐらいでしょうか。その他のものは王墓から出てきた物はないようで、高級官僚の墓からのものばかりで、現地の美術館では見ずに素通りするものばかりだと思います。

トリノ・エジプト博物館はイタリア北西部の都市トリノにあり、ロンドンの大英博物館やパリのルーヴル美術館、カイロのエジプト博物館などと肩を並べる、世界屈指の古代エジプトコレクションを誇っています。今回はイビの石製人型棺の蓋やセクメト女神像をはじめとする2メートル級の大型彫像、ミイラ、彩色木棺、パピルス文書など約120点が展示されています。

【神戸市立博物館 トリノ・エジプト展】






博物館の玄関




館内の写真コーナー




【主な展示物】
<アメン神とツタンカーメン王の像>
新王国時代、第18王朝、ツタンカーメン王~ホルエムヘブ王治世(前1333~前1292年頃)
アメン神(左)に忠誠心を示すツタンカーメン(右)の像




<トトメス3世のシリア遠征パピルス>
新王国時代、第20王朝(前1186~前1070年頃)のパピルス
トトメス3世のシリアでの戦いを神話的に描写したもの。
今から3千年以上前のパピルスがよく残っていたものと感心させられます。




<イビの石製人型棺の蓋>
末期王朝時代、第26王朝、プサメティク1世治世(前664~前610年頃)
カルナック大神殿の財宝を監督していた役人イビの人型棺の蓋。王でない者としては非常に立派な墓をテーベ西岸に築いた。




<アメン・ラー神に牡羊の頭部を捧げるペンシェナブの像>
新王国時代、第19王朝(前1292~前1186年頃)
ペンシェナブがアメン・ラー神に対して、ひざまずいて牡羊の頭を載せた祭壇を捧げている。




<タバクエンコンスの人型棺>
第3中間期、第21王朝(前990~前970年頃)
被葬者はアメン・ラー神の歌い手の称号を持つ女性、タバクエンコンスである。
木棺の表面には、隙間なく祭礼や神々の図像が描かれている。第3中間期の第21王朝に特徴的な彩色木棺である。




<ハヤブサ、トキ、ジャッカルの小像>
プトレマイオス時代後期(前2~前1世紀)
プトレマイオス時代後期の彩色された動物神の木製小像である。ハヤブサはホルス神、トキはトト神、ジャッカルはアヌビス神となっています。これらは古代から身近にいて、神として敬われていたのでしょう。
ハヤブサやトキは今もエジプトには沢山いるようです。


カワセミ

2010-04-27 20:42:49 | 翡翠
今日も朝から雨の一日となりました。風が強く、寒い一日でした。
ゴールデンウイークは天気が良さそうな予報がでていますがどうなるのでしょうか。高速代が休日千円の最後の連休のようで京都の観光地は観光客の車で大渋滞になるのではないでしょうか。あまり動き回わらない方がよさそうです。

ホームグラウンドの川のカワセミの出が悪く撮影になりません。近くの池のカワセミはチョクチョク出てくるのですが遠すぎてなかなかいい絵にはなりません。参考写真程度に。

オスが出てきて遠くのヨシに留まっていました。




メスが出てきて追い掛け合いをして、オスは遠くに飛んで行ってしまいました。その前にホバリングをしていたのですがあまりに遠すぎた。
そして、メスが近くの木に留まりました。昔はここから飛び込んだりしていたのですが、今は近くでの芸はありません。




遠くのヨシから飛び込んでいましたがなかなかAFがこない。




小さな魚を捕りました。






ハヤブサ

2010-04-26 21:32:50 | 
昨日のカワセミ撮影はさっぱりだったので、今日は久しぶりにハヤブサを見に行く。今回は自転車で山登りの挑戦をしたが、やはり坂がきついところがありしんどかった。しかし、比較的短時間で目的地に到着した。途中で鹿に出会ったり、鳥を見ながらのサイクリングはこれもまた良しでしょう。

ハヤブサはオスが木に留まっていた。その内に餌を捕りに行って、メスやヒナに持って行くのではないかと期待していたのであるが、じっと留まったままで動かない。今日はお休みのようです。常連の人によると昨日はよかったとか。昨日、今日と憑きが無いようです。




昼頃になってやっとオスが動いて、岩に留まる。




そこから飛び出して巣の近くに飛んで行った。オスはヒナにやる餌を探すことができないようで、メスと交代するようである。




メスが巣から飛び出す。ヒナの面倒をオスと交代です。




餌を探して飛ぶ回るメス。どこに餌を隠したかな?




隠して置いたえさをくわえて巣に飛ぶメス。そして、ヒナに餌をやっているようでした。
ハヤブサもへそくりはメスの方が上手なようです。人間と一緒です。




その後、メスは岩場に留まったままで居眠りをはじめる。
今日は餌捕りは無さそうなので、帰宅の途につく。


カワセミ

2010-04-25 22:49:58 | 翡翠
今日は雲一つ無い快晴の天気となりました。昼間は気温も上がり、気持ちのよい日光浴の一日でした。

久しぶりにホームグラウンドのカワセミの川に。実に45日振りです。カワセミ仲間と久しぶりに会い井戸端会議をする。しかし、カワセミの出は相変わらず悪い。

朝から待ちぼうけ。全くカワセミの顔を見ない。昼過ぎてもまだ出てこない。少なくとも餌捕りぐらいには出てくるのではないかと思いながら待つが全く現れない。もう今日はダメかと思っている時に、やっと少し上流で現れたと仲間から連絡が入る。急いで行って見ると、上流に移動して橋桁に留まっているカワセミをやっと一枚撮すことができた。

本流で久しぶりに見るカワセミですが、証拠写真程度です。




しかし、すぐに上流に飛んで行ってしまった。最近はこのような行動ばかりで、何もせずに飛び去ることが多いとのことである。

その後はまた待てど暮らせど現れませんでした。今日はこの一ショットだけかと、諦めて帰宅の途につく。帰宅途中の下流でカワセミ仲間が3名カワセミの帰ってくるのを待っている。少し前に餌捕りをして下流に飛んで行ったとのこと。話しながら待っているとやっと帰ってくる。それではと、カメラを出し、餌捕り写真を撮ることができた。しかし、ここも遠くて証拠写真程度である。やはりAFが利かずピンボケばかりでした。

餌捕りシーン。久々の水絡み写真です。




魚を食べるでもなく、くわえたままでしばらくもて遊んでいました。どうしたいのかよく分からない行動です。




そして、魚を落としてしまった。ドジなカワセミ嬢、居眠りでもしていたのでしょうか。
逃がしてならずとその魚を捕りに飛び込む。




再度魚を捕まえて上がってきました。そして、今度はすぐに食べてしまいました。
メデタシ! メデタシ! 今日のお話はこれだけです。



オオルリ

2010-04-24 22:23:52 | 
今日は晴れ・晴れの天気予報のはずでしたが大間違い。朝は曇り空で、時折雨が降る天気でした。晴れの空になったのは夕方になってからでした。

今日も鳥の撮影は無理と、昼から映画を見に行ってきました。「のだめカンタービレ 最終楽章後編」です。「のだめ」ファンとしては時間がある時に何時かは行きたいと思っていましたので。マンガチッククラシックぐらいが私には向いているのでしょう。

今日の鳥はオオルリの水浴びです。
木の高いところにいたのですが、思いがけず水の流れているところに下りてきて水浴びをしました。チョット場所が高く見上げる状態だったのが残念でしたが。








ああ! さっぱりした!






新緑の中の留まりもの




飛びものも一つ


キビタキ

2010-04-23 22:27:32 | 
今日は雨は降らなかったが、一日中どんよりとした曇り空でした。気温も低く、寒い。
明日からの週末は天気も回復して来るようですが、また寒気が流れ込んで寒くなるようです。何時になったら正常な春の陽気に戻ってくるのでしょうか。

カワセミの出も悪いことから川への撮影は休みました。

キビタキにやっと会えました。思いがけずに目の前の木に留まっていました。付近には誰もいない。独り占めでした。しかし、飛んで他の木に移ると一人ではなかなか探せない。やっと見つけた時にはまた他の木に移るといった連続でした。
それにしてもカメラのAFが利かない。こんな留まりものでも、ピント外れの画像が多発しています。何とかして欲しいものですが、どうしようもないのでしょうか。

<キビタキ>











カワセミ

2010-04-22 21:25:43 | 翡翠
今日は朝からの雨となりました。今年は晴れの日が続きません。そして、関東地方ではまた温度が急激に下がったようです。東京では昨日よりも15度以上も下がったようです。先日も同じよなニュースが流れていたばかりです。こう気温の急激な変化が続くようでは身体の方も調節が利かなくなってしまいそうです。

昨日は植物園で久しぶりにカワセミに会いました。ワンチャンスだけでしたが、カワセミの写真を撮ったのは1ヶ月以上前だったように思います。
しかし、留まりものしか撮せなかった。一ヶ月以上もカワセミを撮していないと動きに対応できません。腕がかなり落ちてしまったようです。そして、カメラのAFは修理しても直らず、即座のピントがきません。留まりものさえAFが飛んでしまうことが多い。もうカメラの限界なのでしょうか。2年も経っていないのに。更に、ここは被写体が遠い。三重苦のカワセミ撮りでした。

オスカワセミが出てきて新緑の紅葉に留まりました。ここは背景がきれいです。








何回か飛び込んで魚を捕りました。しかし、木の陰で魚を捕ったところは撮せませんでした。




魚を木に打ち付けています。




メスに持ち帰るのではと期待していたのですが、自分で食べてしまいました。魚が小さすぎたのかな。次はメスに持ち帰る魚を捕るのではないかと期待したのですが、どこかに飛んで行って分からなくなってしまった。


クマガイソウ

2010-04-21 21:18:09 | 
今日は長期予報に反して晴天となりました。
そこで、植物園のクマガイソウが先日は蕾でしたが、もうそろそろ咲き出しているはずだと自転車で植物園に走る。家から植物園まで自転車で1時間20分ぐらい掛かります。行きは北風のアゲインストでしんどかった。帰りはフォロー風になるので楽になると思っていたのですが、南風に変わっていてまたまたしんどかった。さらに植物園の中をウロウロと動き回って今日はいい運動になりました。

<クマガイソウ>
可憐な花を咲かせていました。








<コンロンソウ>




<ハルユキノシタ>
一般のユキノシタは花びらに赤い斑点があるが、ハルユキノシタには無い。




<バイモ>




<エビネ>




<オドリコソウ>