久し振りに満員の映画館

４月２５日　金曜日　晴れ
今日は雷が鳴るかもしれないという予報がありましたが、好天でした。
昨日も映画を観たのですが、今日もお誘いがあって映画を観てきました。
歳をとった音楽家たちが一緒に住むホームで生活を舞台にした「カルテット！人生のオペラ」でした。

ピアノの鍵盤を叩く、皺のある年寄りの指の動きに見とれましたし、その音色に魅せられました。
若いときからずっと携わってきた人達ですから、直ぐにアンサンブルを楽しめるわけです。
でも楽器の演奏者は楽器を触って音を出せるのですが、声楽の人は身体が楽器ですから大変です。

認知症的な言動をする人がいたり、現実では大変でしょうけど映画で観ていて羨ましかったです。
何となくゆったりした気持ちで映画を楽しみました。
それに１０時開演の映画でしたが、劇場は老人で一杯だったのです。驚きました。

映画館がこれほどの人が入っているのを見たことがありません。大抵１０人位しか入って居ません。
映画が終わり次の回の上映が始まるわけですが、大勢の入場者が列を作っていました。
やっぱり老人が多かったです。

このような老人ホームがあるのでしたら、わたしも入りたいです。
芸術家は個性的ですから団体生活は大変でしょうが、何となく夢を感じました。
日常的に音楽が家庭に入っては居ませんのに、大勢の人がこの映画を見に来て居るのです。
こんなホームがあったらよいな～、と思って居る人が多いのかもしれませんね。

お日様ギラギラで暖かく、気持ちの良い一日でした。
久し振りに一緒にランチをして、彼女の好きな東急ハンズに寄って買い物をしました。
東急ハンズはわたしも好きですので、あちこち物色を楽しみました。

本当は、買いたいと思って居た物があったのですが、困った事にその品物が何かを忘れたのです。
本当に忘れることばかりで困ります。またそのうち思い出すでしょう。
「忘れるくらいだから、それほど必要では無いのよ」と笑いながらの彼女の言葉。名言です。