バラ科ワレモコウ奥の多年草。ワレモコウという名前の響きは一度聞いたら忘れないが、由来はよくわからないらしい。漢字では吾亦紅と書き、これも印象的である。名前だけでなく花も「これが花?」と思えるほど個性的だし、葉も特徴的なので、花がなくてもすぐにわかる。これがバラ科に属すということも意外感がある。サクラやキイチゴなどに代表されるような、5枚の花びらが開いて咲くというイメージのバラ科の花とはほど遠く、花弁のないごく小さな4枚の萼片でできた皿状の花が集まって赤紫色のつぶつぶとして茎の先端にポチポチとつく。時に高さ2メートルほどにもなる。葉は楕円形で、縁に独特のギザギザがあり、複葉を作る。玉川上水では明るい場所に生え、全体としては限定的である。






ワレモコウに来たベニシジミ

ワレモコウで訪花昆虫を待つアズチグモ

葉

エッセー
花というイメージから随分離れたポンポン。 トンボが良く似合う。住田景子
訪花昆虫の調査をした時に、この花にやって来る虫をひたすら待ったことがあるのだが、結局虫は一匹も来なかった。花につかまって獲物を待ち伏せていた小さなクモも私もすっかり落胆したのを覚えている。豊口信行
花に注目しがちですが、はっぱの形もそれに負けないくらい独特です。沖縄のお菓子「ちんすこう」を思い起こします。リー智子






ワレモコウに来たベニシジミ

ワレモコウで訪花昆虫を待つアズチグモ

葉

エッセー
花というイメージから随分離れたポンポン。 トンボが良く似合う。住田景子
訪花昆虫の調査をした時に、この花にやって来る虫をひたすら待ったことがあるのだが、結局虫は一匹も来なかった。花につかまって獲物を待ち伏せていた小さなクモも私もすっかり落胆したのを覚えている。豊口信行
花に注目しがちですが、はっぱの形もそれに負けないくらい独特です。沖縄のお菓子「ちんすこう」を思い起こします。リー智子
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