川の生き物 飼育ライフ

今までに出会った生き物の紹介や、自分で採取してきた生き物の飼育ライフを紹介します。でも最近は海釣りと菜園がメインです。

見慣れないチョウ

2010年10月31日 22時51分48秒 | 昆虫
先月、家の前で見慣れないチョウを発見しました。アゲハチョウにも見えたのですが、とりあえず写真に撮っておこうと思って一枚撮ったら飛んでいってしまいました。ちょっとぶれているのですが、長年東京に住んでいて一度も見たことのないチョウだったので、すごく気になったので後で調べてみたのですが、なかなかわからない…。

しばらく放っておいたのですが、後々アカボシゴマダラというチョウであることがわかりました。元々、中国や台湾、ベトナムなどに生息するチョウで、日本では奄美大島に分布しているようです。しかし、2000年ごろから神奈川や東京で見られるようになり、現在に至っているようです。道理で今まで見たことがなかったようです。



人気ブログランキングへ

カエル考

2010年10月31日 21時52分22秒 | その他
 ここ10年位は東京都の区部に住んでいて、なかなかカエルを見ることも少なくなりました。そんな中で唯一見ることのできるカエルが、アズマヒキガエルという主に土の中などで生活しているカエルです。やはり区部にある実家の庭にもいつどこからやってきたのかわからないですが、このカエルが住み着いています。実家近くの神田川沿いには、梅雨の時期になるとたくさんのアズマヒキガエルが遊歩道に出てきて賑わう姿を見ることができます。
 逆に考えると、区部で生活していく中で、このカエル以外のカエルを見ることがほとんどないといえます。以前は東京都の市部に住んでいて、そのときにはアマガエルやトノサマガエルなどいろいろなカエルを見ることができました。地域が変われば見られる生き物の種類も変わってくるものでしょうが、なんだか寂しい気もします。



 川に生き物を採りにいくようになって、何度かおたまじゃくしを捕まえることがありました。それは、アマガエルやトノサマガエル、アズマヒキガエルのおたまじゃくしとは比べ物にならないほどの大きさの、ウシガエルのおたまじゃくしです。カエルについてはあまり調べていないのでよくはわかりませんが、おそらく岸辺に見られるカエルはウシガエルではないかと思います。ただ、ウシガエルは特定外来生物に指定されているため、許可なく飼ったり持ち運んだりすることが禁止されています。何度か網にかかったことがありましたが、確認のため写真撮影をした後、速やかにリリースしました。



 都市部にカエルが少ないのは、人間が自然環境を自分達の生活に合わせて都合よく変えてきた結果でしょうし、さらに追い討ちをかけるように人間達の都合で連れて来られたウシガエルが在来種を駆逐していった結果と言えるのでしょう。




人気ブログランキングへ

クチボソ丸呑み

2010年10月31日 20時54分06秒 | ハゼ類
水槽内環境にも慣れて、最近は非常に食欲旺盛なウロハゼ君とぬまっち君ですが、水槽内にクチボソを入れたところ、早速追い掛け回し始めました。捕まえたのはウロハゼ君のほうで、大きな口でがっちりと咥えると一気に丸呑みし始めました。4センチ弱くらいある個体なので、正直飲み込めるのか心配しましたが、がっつりと飲み込んでしまいました。しばらくは、エサがなくても大丈夫かな?



人気ブログランキングへ

ヌマチチブのぬまっち君

2010年10月28日 21時35分25秒 | ハゼ類
 我が家の生き物の中で一番大きいウロハゼ君に次ぎ、二番目に大きな肉食系水槽の同居魚にヌマチチブがいます。ヌマチチブは全体的に黒っぽく顔に星がいっぱいあるなかなかおしゃれな魚だなぁなんて思ったりしています。顔はごついのですが(笑)。
 さてこのぬまっち君は、小さな水槽をウロハゼ君とシェアしているわけで、約半月間も同居を続けているとお互いにテリトリーを暗黙の了解で大体決めちゃっているようです。大きなウロハゼ君は、水槽に向かって正面のこちらから見やすいポジションであるのに対して、ぬまっち君は反対側の裏に面した方をテリトリーにしており、あんまり顔をみることができません…。平時は争いごとも起きずに、お互いにのんびりと過ごしているようですが、エサをおっているとたまにはち合わせすることがあり、なんかビックリしています。ウロハゼ君と比べるとぬまっち君の方が体が小さい分、フットワークも軽いです。





人気ブログランキングへ

ウロハゼ君の食事の様子

2010年10月28日 21時06分40秒 | ハゼ類
 そういえば、魚のジャンルに分類しているにもかかわらず、最近ヤゴやエビ、カニや貝など魚ではないものについて書いていることが多い!ということに気づきました。ということで、魚の話題についてあげようと思います。

我が家で一番大きな魚は、半月ぐらい前に仲間に加わったウロハゼ君です。15cmぐらいのサイズで、狭い水槽内をゆったりとのんびりと過ごしていることが多く、いったいどうやって捕食しているものかと常々疑問に思っていました。水槽内の生き物は結構な速さでいなくなったり傷ついたりし、またウロハゼ君のお腹も意外とぷっくりしているので大食漢なのだろうということは想像していたのですが、なにぶんこの半月間捕食している様子を見ることがありませんでした。しかし、先ほどミナミヌマエビを入れていると目の前のエビをすばやく頬張っているではありませんか。捕食の時には、結構大胆に突進していくのだなと感心する反面、意外と不器用で視野が狭いのかはっきりと見えていないのかなという感じもしました。動いているものに反応しているようです。クチボソなど大き目のものも咥えるものの、大きすぎて途中で吐き出してしまう様子も観察することができました。またエビと一緒にザリガニの抜け殻を一緒に食べてしまい、エラから吐き出す様子も見られました。捕食の仕方ひとつ見ても、なかなか興味深く奥が深いものです。



人気ブログランキングへ

ミナミヌマエビ考

2010年10月28日 20時44分37秒 | サワガニ・モクズガニ・エビ類
 今回は、ミナミヌマエビについて色々と想いを馳せてみました。
川に生き物を採りに行くようになって2ヶ月以上経ちましたが、一番初めに捕まえることができたのが、このミナミヌマエビでした。少年時代、近所の緑地公園の池などでは、ほとんどエビの類は採れることがありませんでした。近くの田んぼや用水路などでもサワガニやドジョウはいても、エビを見ることはありませんでした。ある意味、自分の中ではレアな生き物であったわけです。
 そんなエビを採ることができた!と、はじめのうちは興奮して捕獲していたのですが、そのうちに採れども採れどもエビしか採れず、ほかにかろうじて採れるとしてもメダカくらいであり、そんな訳で次第にはじめの感動は薄れていってしまいました。
 一回の網の投入で何十匹も採れることも多々あり、もはや川の生態系を支えている一番の生物といっても過言ではないようです。ということで、うちではどの水槽にも(サワガニ専用水槽以外)ミナミヌマエビがいます。肉食・雑食のどの生き物も好んで食べるようです。普段は市販のエサを与えているのでそれを元気よく食べている魚達も、エサが足りなくなるとチョコチョコとついばんでいるようで、少しずつ水槽のミナミヌマエビ君の個体が少なくなっていっています。生餌しか食べない生き物には、とても重宝しています。ヤマトヌマエビとは違い、淡水で繁殖することができる種類のヌマエビとのことですので、いずれは繁殖にも取り組んでみたいなぁと思っています。



人気ブログランキングへ

オニヤンマのヤゴ 脱皮!

2010年10月27日 22時54分02秒 | トンボ・ヤゴ
明日は朝早いので先ほどまで寝ていたのですが、目が覚めて起きるとヤゴ1匹脱走していました。肉食系水槽には大きなヤゴが3匹いるので(稚魚飼育用ネットにそれぞれ1匹ずつ、水槽底にもう1匹)、どこから逃げたのかなと思いつつ確認のため覗いて見ると、一番大きなオニヤンマのヤゴが脱皮をしていました!!
ただでさえ大きいのが、さらに一回り大きくなっています。水槽の中から抜け殻を取り出して大きさを測ってみると…なんと4.5cmもありました。先週末に捕まえてきたエサをお腹いっぱい食べられたことが良かったのでしょうか。なんにせよ、オニヤンマのヤゴを飼育し始めて、初めての脱皮なので、とても嬉しいです♪




人気ブログランキングへ

シジミ考

2010年10月24日 16時34分18秒 | 巻貝・二枚貝
 魚を飼い始めると、水槽の環境を整えたり安定させたりするために、川に生息する貝を入れたくなります。現在、うちの水槽内ではカワニナ、マルタニシ、そしてシジミを魚と一緒に飼育しています。
 ちなみに、カワニナとマルタニシは、サワガニやドジョウを採取した用水路やその近くの田んぼで採ったものです。そしてシジミは、いつも行く川で採ったものです。

 いつも思うのですが、川では貝って思っているほど見かけないです。川の情報をある程度調べてはいるので、どのような生き物がいるのか大まかには把握しているのですが、わかっていてもなかなか出会うのは難しいなぁといつも思います。川の場所によって魚相も違うので、それぞれの生き物の特徴をよく捉えておくと出会う機会も増えるのでしょうが…。そんなこともあり、シジミをはじめて見つけたときには、かなり興奮してしまいました。

 ということで今日はシジミについてです。シジミを見つけてから、種類を知るべく調べてみました。日本にはマシジミと呼ばれる淡水シジミの固有種がいるとのことなのではじめはそれなのかなぁと思いましたが、よく調べてみるとタイワンシジミという外来種が増えているという状況であることを知りました。マシジミが生息する地域にタイワンシジミが入ってしまうと、わずか数年で入れ替わってしますそうです。問題は、自分が採ったシジミがどっちだろうかということなのですが、このマシジミとタイワンシジミ、見ただけではどっちだかわからないということです。どうやら内側を見ると大体判断つくそうですが…、それを調べるためだけに採取したシジミを開くわけにもいかないし、何よりも確実にわかるわけでもなく、正確な判断をするためにはDNA鑑定の必要があるそうであり、今でもうちのシジミ君たちがどっちかは、はっきりとはわかりません。タイワンシジミのような気もするのですが…、マシジミであってほしいです。


人気ブログランキングへ

ヤゴ発見!

2010年10月22日 21時31分15秒 | トンボ・ヤゴ
失踪していたオニヤンマのヤゴですが、私の願いが届いたのか?先ほど水槽の底にいるのを発見しました。大きなウロハゼやヌマチチブがいるので、稚魚飼育ネットから水槽内へ逃げていても生存は絶望的かと思っていたのですが、思ったより逞しいようです。それとも大きな2匹が穏やかなだけなのでしょうかね。

 一緒に入れていた生き物の内、メダカとスジエビ1匹は☆になってしまったようですが、そのほかのチビドジョウやヨシノボリ(小・中)、スジエビのもう1匹、それに何匹かのミナミヌマエビは、しっかりと環境に馴染んでいるようです。大きな2匹が入った当初は、そのほかの生き物は警戒したのかまったく見られなくなり、まとめて捕食されてしまったのかと危惧していたのですが、それぞれ石の下や水草の陰などに自分の新たなテリトリーを見つけていたようです。なかなか順応性が高いようです。でも大きな魚が入ってこれないようなスペースを創ってあげることが大切だということがよくわかりました。
上の画像にはヤゴとドジョウが写っています。



人気ブログランキングへ

新しい仲間達

2010年10月22日 18時50分58秒 | ハゼ類
 いつも家から近くの川に行っているのですが、先週の日曜日に最下流へ行って魚や水草を採取してきました。最下流は本流へと注いでいるのですが、その日は初めて本流へと足を踏み入れてみました。支流とは川幅も流れる水量も違い、はじめはちょっとビビッてしまいましたが、慣れてきてからタモ網で川岸を何度も探ってみると、大きな魚が入っていました。今までの中で一番の大きさです。その後ももう一匹似たような魚を捕まえました。両方ともハゼっぽい魚だったので、支流で採れるヨシノボリかなぁ?なんて思っていました。しかし、それにしては大きいような…とも思ったのですが。





 ちなみにはじめに捕まえた大きいほうが15cmぐらいで、もう1匹は9cm前後です。家に帰ってきて、さっそくヨシノボリの水槽に水草と石を増やし、その中に入居いたしました。
 いろいろと調べてみたのですが、どうやら形や模様、大きさなどから判断して大きいほうがウロハゼで、もう1匹はヌマチチブのようです。はじめは同じ魚で、しかもヨシノボリだと思っていたのですが…。魚の知識や飼育経験の少ない自分にとって、魚種を判断するのは難しいことを再認識しました。




人気ブログランキングへ