川の生き物 飼育ライフ

今までに出会った生き物の紹介や、自分で採取してきた生き物の飼育ライフを紹介します。でも最近は海釣りと菜園がメインです。

メダカ考

2010年10月19日 00時47分56秒 | メダカ
川に魚を捕りに行くようになって2ヶ月ほど経ちました。

 だいたい、いつもポイントは幾つか決まっていて、そこを中心として上・下流をタモ網片手に行き来するのですが、たまに同じような方にお会いすることがあります。気さくな方、寡黙な方、それぞれなのですが、ごあいさつ程度にお話をすると、だいたいの方がメダカを捕っているとおっしゃいます。
 自分は、そこにどのような魚が棲んでいるのかや、いろいろな魚に出会いたいという好奇心からはじめたので、「なんでメダカをそんなに捕ってるのかなぁ?よっぽどメダカ好きなん??」など思ったり、「他の魚のこと、知られたくないんかな?」と思ったりしていました。

 でも、最近メダカを捕りに行く自分がいます。それで、なぜ彼らがメダカを捕っているのか、理由がようやくわかってきました。

 最近、オニヤンマのヤゴやヨシノボリなどを飼いはじめて、彼らの食性が肉食であり、生餌が(特にオニヤンマのヤゴは)必要なことがわかりました。そして、白羽の矢が立ったのが、メダカです。
 おそらく大型の肉食魚類を飼育している方は、群れることが多くて動きも網で掬えるほどのメダカは捕まえやすく、また捕食しやすいメダカは生餌として最適であるのであろうと、自分の行動から省みて推測することができました。
 なんだかそう考えると残酷な気がしてきましたが、自然界での中では食物連鎖として当然のこととして成り立っており、野生の生き物を捕まえてきて飼育している以上、それを熟慮した上で取り組んでいかなければならない問題なのであろうと思いました。



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