川の生き物 飼育ライフ

今までに出会った生き物の紹介や、自分で採取してきた生き物の飼育ライフを紹介します。でも最近は海釣りと菜園がメインです。

ザリガニとオニヤンマのヤゴの共通点

2010年10月20日 22時56分02秒 | トンボ・ヤゴ
 実際に飼ってみると、ザリガニとオニヤンマのヤゴには、意外と共通点があることに気づいたわけであり…。
 厳ついとか肉食とかいろいろとあるのですが、なによりも実感することは「よく脱走する」ということです。思いもしないところをよじ登り、いつの間にかに姿を消します。
 ザリガニは、以前小学校で飼っていたとき、2階から1階へと、しかも何十mも水を求めて彷徨った挙句に、カラカラに乾いて発見されたりしていました。そんな苦い経験があったにもかかわらず、捕まえてきたザリガニ君をうっかり敷居の低い部屋に入れてしまったがために脱走いたしまして、朝起きたら、同じ布団の中で安らかに(?)眠ってしまっていました。まだおチビちゃんだったのが、救いだったような…。
 さて、オニヤンマのヤゴですが、現在、肉食系水槽につけてある稚魚飼育用ネットの中で飼っています。しかしそこから気づくと抜け出しています。ネットをよじ登って、上の小さな隙間から水槽外に転がり落ちているようで、何度かフローリングの床を這っているのを発見しました。見つかる分にはいいのですが、昨日から1匹行方不明です。どこから見つかるか、戦々恐々としております。水槽内に落ちていて逞しく生きているといいのですが…。


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メダカ考

2010年10月19日 00時47分56秒 | メダカ
川に魚を捕りに行くようになって2ヶ月ほど経ちました。

 だいたい、いつもポイントは幾つか決まっていて、そこを中心として上・下流をタモ網片手に行き来するのですが、たまに同じような方にお会いすることがあります。気さくな方、寡黙な方、それぞれなのですが、ごあいさつ程度にお話をすると、だいたいの方がメダカを捕っているとおっしゃいます。
 自分は、そこにどのような魚が棲んでいるのかや、いろいろな魚に出会いたいという好奇心からはじめたので、「なんでメダカをそんなに捕ってるのかなぁ?よっぽどメダカ好きなん??」など思ったり、「他の魚のこと、知られたくないんかな?」と思ったりしていました。

 でも、最近メダカを捕りに行く自分がいます。それで、なぜ彼らがメダカを捕っているのか、理由がようやくわかってきました。

 最近、オニヤンマのヤゴやヨシノボリなどを飼いはじめて、彼らの食性が肉食であり、生餌が(特にオニヤンマのヤゴは)必要なことがわかりました。そして、白羽の矢が立ったのが、メダカです。
 おそらく大型の肉食魚類を飼育している方は、群れることが多くて動きも網で掬えるほどのメダカは捕まえやすく、また捕食しやすいメダカは生餌として最適であるのであろうと、自分の行動から省みて推測することができました。
 なんだかそう考えると残酷な気がしてきましたが、自然界での中では食物連鎖として当然のこととして成り立っており、野生の生き物を捕まえてきて飼育している以上、それを熟慮した上で取り組んでいかなければならない問題なのであろうと思いました。



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飼育環境

2010年10月16日 23時16分47秒 | 備忘録
生き物を飼育しはじめておよそ2ヶ月ほどが経ちました。
川や水辺に生き物を採りに行くのが楽しくて(いい大人が…)、いつの間にかに飼育槽がたくさん増えてしまいました。今回はそれらを紹介したいと思います。

①メイン水槽(室内)
 一番はじめに生き物を飼育し始めた水槽です。現在はメダカ6匹、オイカワ2匹、タモロコ3匹、モツゴ2匹、ドジョウ7匹、ホトケドジョウ3匹、スジエビ1匹、カワニナ1匹、シジミ3匹、マルタニシ1匹、が仲良く(?)住んでいます。ドジョウの抱卵(?)事件でドジョウの数が増えてしまったので、ちょっと(いや、かなり?)手狭になってしまいました。ちょっと検討中です。あと、ミナミヌマエビもいると思います。ただし、エサをやり忘れたり、水草が減ってくると捕食されてしまっているので何匹いるかはわかりません。ぱっと見2~3匹は見受けられます。

②肉食系水槽(室内)
 小さめのヨシノボリをメインとした水槽です。ヨシノボリが4匹、スジエビが2匹います。稚魚飼育用のネットが二つ取り付けてあり、そこにオニヤンマのヤゴ2匹と名前のわからないヤゴ1匹、カワニナ2匹を飼育しています。

③サワガニ用水槽(室内)
 サワガニの赤ちゃん8匹とカワニナ2匹、マルタニシ1匹がいます。

④ヨシノボリ&アメリカザリガニ槽(室外)
 虫かごのような水槽です。石をいっぱい入れて、10cm位あるヨシノボリと中型のアメリカザリガニを1匹ずつ入れています。大きいヨシノボリは生餌しか食べないので、川で採ってきたミナミヌマエビとヒメダカを入れていましたが、どうやら全部捕食されてしまったようです。また捕まえてこないと…。

⑤ホトケドジョウ用ミニケース(室内)
 黒い透明のアクリルケースにホトケドジョウを7匹飼育しています。横に穴を開け、蓋の上には苔を置いて育てている不思議な水槽です。ちょっと7匹には狭いので2階建てにしようか検討中です。

⑥シマイシビル&オニヤンマヤゴ用アクリルケース(室内)
 オニヤンマのヤゴ(1cm程)2匹とシマイシビル2匹を水草を入れて飼育中です。オニヤンマのヤゴは生餌しか食べないのですが、どうやらヒルは食べるようです。ただしこのケースのシマイシビルはヤゴよりも大きいので沿う簡単には食べられないでしょう。大きなオニヤンマのヤゴならば、メダカなどの小型の魚を食べることができますが、まだ小さなヤゴのうちは小さな水生生物をエサとするので、捕まえてこないといけませんね…。

⑦モクズガニ用水槽(屋外)
 大きなタッパーを使ってモクズガニを飼育しています。蓋ができるので逃げ出す心配がないので安心です。タッパーの蓋に通気用の穴をいくつも開けてあります。中にはモクズガニ1匹のほかに、水草とミナミヌマエビを10匹弱、モツゴ2匹が入っています。モツゴはエサにと思ったのですが1ヶ月たった今も元気にしています。主に水草が主食のようです。

⑧オイカワ稚魚&ミナミヌマエビ用アクリルケース(屋外)
 ホトケドジョウと同じケースにオイカワの稚魚1匹とミナミヌマエビを数匹飼っています。水苔の生えた石を沈めておいたのですが、もうすっかり禿げ上がって水生昆虫も石からほとんどいなくなってしまいました。

⑨ミニミニビオトープ(屋外)
 メダカ10匹強、イトトンボ系ヤゴ2匹、シオカラ系ヤゴ2匹、シジミ1匹、ミナミヌマエビ数匹

⑩ベランダビオトープ(屋外)
オイカワ2匹、メダカ2匹、シオカラ系ヤゴ1匹、ミナミヌマエビ2~3匹


書いていて、何でこんなに増えてしまったのだろうと反省してしまいます…。興味や関心だけで増やして言っては、生き物達がかわいそうですね。まずは1つ1つ環境を充実させて、数より質を求めないといけませんよね。がんばります。



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飼育中の生き物

2010年10月16日 22時56分35秒 | 備忘録
この2週間の間に飼育している生き物も多少変化しました。

オイカワ 1匹 ⇒ 5匹(1匹は稚魚)
モツゴ  4匹 ⇒ 変化なし
タモロコ 3匹 ⇒ 変化なし
ドジョウ 3匹 ⇒ 7匹
ホトケドジョウ 3匹 ⇒ 10匹
ヨシノボリ 2匹 ⇒ 5匹
クロメダカ 20匹くらい ⇒ 多少減った感じ
ヒメダカ 1匹 ⇒ ☆(10cmヨシノボリに捕食)
ミナミヌマエビ 多数 ⇒ 多少減った感じ
モクズガニ 1匹 ⇒ 変化なし
アメリカザリガニ 1匹 ⇒ 変化なし
カワニナ 1匹 ⇒ 6~7匹だと思う
シジミ  4匹 ⇒ 変化なし
ヤゴ   3匹 ⇒ 10匹
          イトトンボ系2匹(もはやどこにいるかわからないが…)
          シオカラ系3匹・オニヤンマ4匹・わからないの1匹
シマイシビル 2匹 ⇒ 変化なし
マルタニシ ⇒ 3匹
サワガニ ⇒ 8匹




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サワガニの飼育(1週間経過)

2010年10月16日 22時36分17秒 | サワガニ・モクズガニ・エビ類
サワガニを飼育し始めて1週間が経ちました。
その日に水槽は用意したものの、はじめの1日は水草入りのジッパーの袋の中で過ごしました。次の日に砂と石を用意して、水槽を立ち上げて、その中に8匹の赤ちゃんサワガニを放って今に至ります。

サワガニのエサは米粒がいいと、ネットで書いてあったので少しずつあげています。時々食べている様子が見受けられますが、一緒に同居しているカワニナ2匹とマルタニシ1匹が食欲旺盛でサワガニ君達が十分食べられているか少し心配です。
大して広くはない水槽ですが子どもの小指の爪ぐらいの大きさのサワガニ君達にとっては十分な広さのようで、砂と砂利、それに石と苔・植物を敷き詰めたにぎやかな水槽のどこにいるのか、もはやわかりません。たまに石と水槽の角の隙間にいるのが見られたり、手前の石や落ち葉の下に隠れているのを発見することができて、元気な様子が見られると、とてもうれしくなります。
2日目ぐらいに1匹白くなって動かないカニちゃんがいたので、☆になってしまったのかと思ったのですが、どうやら早速脱皮をしたようで安心しました。初めての飼育なので試行錯誤しており、サワガニ君達には申し訳ないけれども、がんばって良い環境づくりに励んでいきます。



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サワガニの飼育

2010年10月16日 04時19分36秒 | サワガニ・モクズガニ・エビ類
気づくとドジョウの1匹がずいぶんと丸々とした体型になっておりました。まるで丸太みたいです。
抱卵でもしているのかなと思い、いろいろと情報を調べてみたのですが、いまいちわかりませんでした。まだまだ私自身の知識も不十分で、オスかメスかの区別もよくわかりません…。ネットではいろいろな情報があってどれを頼りにしていいかわからないし…。

普通のドジョウは、繁殖させるのが非常に難しいとのことです。でもこのままというのもかわいそうなので、とりあえず、メスであると仮定して、同じくらいのオスの成体を用意してあげようと思い、連休の中日を使ってドジョウ掬い(?)に出かけました。

うちのドジョウちゃん達は、昔自分が住んでいた地域の近くの田んぼ脇の用水路で捕まえました。今回も同じ場所へといったのですが、稲の刈り入れを終えたためかここのところの雨の影響か、用水路の様子がずいぶんと変わっていて止水域が減り、探すのが難しくなっていました。
でも何とかドジョウを3~4匹ゲットし、ついでにホトケドジョウも何匹か捕獲しました(ホトケドジョウの方が圧倒的に多いので)。ちなみにオニヤンマのヤゴも捕れました。

ここまではその日のプランだったのですが、少し上流の田んぼを散策していると田んぼにあまり見慣れない貝がいたので、採取しました。後で調べるとマルタニシでした。普通に田んぼならどこでもいるようですが、今まで見たことがなかったのはあまり興味を示してなかったからでしょうかね。
新しい発見に気をよくして、田んぼ脇の小さな分水路を小網で探ってみると、小さなサワガニを発見しました。昔まだ体が小さく、用水路に入って生き物を探していたときに何度か発見したことはありますが、久しぶりのサワガニに興奮しました。テンションが上がって、田んぼ脇の自然の流水路のようなところでさらに小網で探ると、ほかにも何匹か捕まえることができました。ふと横を見ると水路脇の土崖に穴がいくつも開いており、そこにサワガニの成体が1匹いました。捕まえようとすると穴の中深くに逃げ込んでしまい、捕獲できませんでしたが、サワガニの生態について少しわかった気がしました。

というわけで、現在子どもの小指の爪ぐらいのサワガニを8匹ほどを飼育し始めました。




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スジエビ

2010年10月03日 18時55分26秒 | サワガニ・モクズガニ・エビ類
土曜日に川まで生き物を採取に行ってきました。いつも採取をしている場所とは別の、下流のほうに行きました。

場所が違うと見られる魚の種類も違うんですね。それがワクワクします。いつもの場所ではなかなかお目にかかれないヨシノボリがいっぱいいたり、いるのは見えていてもなかなか捕まえられないオイカワがとれたりしました。

川岸の茂みをタモ網でガサガサすると、いろいろ入っていました。その中に初めての生き物がいました。いつものミナミヌマエビとは違う、4~5センチある大きなエビです。
どうやらスジエビのようです。他にもイトトンボ系のヤゴも2匹入っていました。後でじっくり観察したのですが、どうやら違う種類のヤゴのようです。川岸で見られるハグロトンボとアジアイトトンボでしょうかね。




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♪飼育生き物紹介♪

2010年10月02日 00時25分52秒 | 備忘録
ブログ始めました。
以前ビオトープの仕事に関わる機会があり、生き物の生態や飼育に興味を持ったのをきっかけに、最近いろいろと採取した生き物を飼い始めました。

現在飼育している生き物について紹介したいと思います。

オイカワ 1匹
モツゴ  4匹
タモロコ 3匹
ドジョウ 3匹
ホトケドジョウ 3匹
ヨシノボリ 2匹
クロメダカ 20匹くらい
ヒメダカ 1匹
ミナミヌマエビ 多数
モクズガニ 1匹
アメリカザリガニ 1匹
カワニナ 1匹
シジミ  4匹
ヤゴ   3匹
シマイシビル 2匹
(オイカワと思われる稚魚1匹)

とりあえず、我が家で意識して飼育している生き物は現在のところ以上です。
かわいい子達です。癒されますね。



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