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川の生き物 飼育ライフ

今までに出会った生き物の紹介や、自分で採取してきた生き物の飼育ライフを紹介します。でも最近は海釣りと菜園がメインです。

帰宅途中の夜道にて

2013年11月10日 00時00分45秒 | 島で見られる動物・昆虫


帰宅途中の夜道を歩いていると、路上になにやらうずくまっている。


イタチと思いましたが、よく見るとマトリでした


マトリとは、渡り鳥のオオミズナギドリのことで、繁殖のためこの島にも渡ってきます


                         





名前:オオミズナギドリ(大水薙鳥)

分類:鳥類 ミズナギドリ目 ミズナギドリ科 オオミズナギドリ属

西太平洋北部の温帯域で、ミズナギドリ科のうち唯一繁殖し、夏鳥として日本近海、黄海、台湾周辺の島嶼に分布する。


日本のミズナギドリ科のなかでは最大種で、日本では春から秋にかけて最も普通にみられるミズナギドリ類であり、よく陸からも観察される。
全長48cm(46-51cm)、翼開長120cm(110-122cm)。体長や翼開長はウミネコと同じぐらいであるが、飛翔時には翼がカモメ類より細長く見える。体重440-545g。ミズナギドリ科では大型種であることが和名の由来。

(『Wikipedia』より引用)

                         




毎年この時期になると、どこからともなく渡ってきます。

山に登ると、マトリが住処にする穴が木の根元などにあちこちあいているのが見られます。


飛ぶのが下手で、自力で飛び立てないという不思議な鳥です

斜面を利用して滑空したり、木に登って飛んだりするようです



カラスにやられてしまうモノも、しばしば見られます


愛らしい姿なのですが、これでよく生き残れるものだと不思議に思う生き物です






オンブバッタ

2013年08月29日 23時32分00秒 | 島で見られる動物・昆虫
畑にはたくさんバッタがいます。その1種類です。


                 


(ちなみに、おんぶしていなくてもオンブバッタです。)


名前:オンブバッタ

分類:バッタ目 オンブバッタ科

分布:日本全土・朝鮮半島・中国・台湾まで、離島を含む東アジアに広く分布

特徴:成虫の体長はオス25mm、メス42mm前後で、バッタとしては小型の部類に入る。メスの方が大きく、体つきもずんぐりしている。
頭部はショウリョウバッタのように前方に尖り、先端付近に触角と複眼が並んでつく。
体の断面は三角形に近く、複眼・前胸部・後脚腿節にかけての白い線で背面と腹面が分かれる。
成虫の翅は前後とも先端が尖る。また、前翅の陰に隠れた後翅は透明だが、基部が黄色みを帯びる。
翅は長いが飛ぶことはなく、後脚での跳躍や歩行によって移動する。飛翔可能な長翅型が現れることもあり、灯火に良く集まっている。
体色は緑色と淡褐色の二通りがあるが、淡褐色系ではたまにピンク色に近い個体も見かけられる。
体表は側面の白線以外ほぼ同一色で、特に目立つ模様はない。


(『Wikipedia』を引用しました。)

                 




基本的にいろいろな植物の葉を食べるそうですが、特に柔らかい葉物の野菜に結構つくようです。




現在は、クウシンサイに各種バッタがよく集まって食害を受けています。


農薬等は使うつもりはありませんが、何とかならないものか思案しています。









フキバッタ

2013年08月22日 23時42分38秒 | 島で見られる動物・昆虫


畑で育てているクウシンサイは、なかなか生命力が強く

例年あまり虫にもやられていなかったのですが、

今年はけっこう食害を受けています。




よく見ると、何種類かのバッタにやられているようです…。

そのうちの1種類がこれ。



イナゴか

と思っていましたが、調べてみると

『フキバッタ』という種類のバッタであることがわかりました。



そんな種類 初めて知った


翅が退化したのか、飛べないので移動距離が短く、

そのため種の分化が進んでいるとのことです。



つまり、地域によって種類が分かれていて

結構な種類に分類されているようです。






ここは離島なので、どんな種類なのかと思って調べてみたのですが

よくわかりませんでした。




ただ、同じ伊豆諸島の八丈島での情報で

『ヤマトフキバッタ』の生息のデータがあったので

その可能性が高いと思います。




今度、もう少し詳しく調べてみようと思いますが

どなたか詳しい方がいらっしゃったら

アドバイスいただけるとありがたいです。







大物ゲット!

2013年08月19日 23時55分52秒 | 島で見られる動物・昆虫


結構その辺で見かける、ハエトリグモの一種のチャスジハエトリのようです。


体が小さいので、小さな昆虫を食べているんだろうと思っていたのですが……






なかなかやりますね。


自分の体よりも大きな蛾を見事に捕まえていました。


食べきれるのでしょうか? おいしいところだけ食べるのかもしれませんね。





アジアイトトンボ

2013年08月15日 03時01分42秒 | 島で見られる動物・昆虫


今夏、島でイトトンボを何回か見かけました。




それまでは、ウスバキトンボやオオシオカラトンボ、ギンヤンマっぽいトンボは見かけましたが

イトトンボを見かけることはなかったので、生息していないと思っていました。





畑を見に行くと、小さなイトトンボが飛んでいて

止まったところを写真に収めることができました。



調べてみると、

『アジアイトトンボ』の♂のようです。





なんだかとても懐かしい気持ちになりました。





リクガイが…

2013年08月11日 00時27分10秒 | 島で見られる動物・昆虫


種まきポッドのジフィーを覗くと、何やら植物の芽ではない何かが動いている。


よく見るとリクガイでした。





そういえば、以前山で捕まえたリクガイを、このジフィの入っているトレイの中に

入れておいたことがあったっけ!




きっとその時に卵でも産み付けて繁殖したに違いない!


さらによく見ると、もう1匹陰に隠れていました。





そういえば以前、リクガイの種類を調べようとして断念したことがあります。

専門家でなければ、なかなか難しそうです。気になるけど…。





そして、旅立ち!

2013年08月04日 00時56分28秒 | 島で見られる動物・昆虫


孵化したトカゲたちは、1日飼育ケースの中で過ごし、体がしっかりするのを待ってから外に出しました。


結局、はじめに10個あった卵のうち6匹が孵化して巣立ちを迎えました。





1日経つと、すでに動きがかなり速くなっています。


もともと平たいケースなので、ふたを開けると我先に旅立っていこうとします。





元気のいいものからどんどん茂みへと消えていきますが、中にはいつまで経っても

抜け出せないどんくさいものもいます。





ちょっと手を貸して、無事全員旅立っていきました。

元気でね。







クマゼミの羽化

2013年08月02日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫


先日捕まえたセミの羽化の様子です。


捕まえた後に部屋に持ち帰り、カーテンにくっつけておきました。

その後、再び畑仕事に行き、1時間ほど後に部屋へ戻ると

なんとすでに、羽化を始めていました。









昨年のウスバキトンボの羽化に続き、今年はセミの羽化を観察することができました。


ちなみに、朝方 セミが鳴きだす前に外に逃がしました。



短い成虫としての時間を、精一杯過ごしてほしいですね。






セミの幼虫発見

2013年07月31日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫


農作業をするために道具を運んでいると、何かが道を横断していました。

近づいてよく見ると、セミの幼虫でした。


結構大きいです。


セミや抜け殻は、毎夏よく見かけるのですが、

セミの幼虫を見るのは、実は初めてです。





よく見ると、緑がかっているのでクマゼミでしょうか。


日があるうちに出てくる幼虫はあまりいないと思うのでラッキーでした。





深まる夏を感じる出来事でした。





今年も発見!

2013年07月22日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫


先日、畑仕事をしていたときのこと。


土を掘り返していると、その中からトカゲが逃げていきました。

「もしかしたら」と思い、辺りを掘り返すと

案の定、トカゲの卵が見つかりました。










昨年もトカゲの卵を発見して孵化させました。ちょうど同じぐらいの時期でした。

でも島を出ている間に、ちょうど孵化が重なり、ほとんど孵化の様子を観察することができなかったので

今年は観察できればいいなぁと思います。