すみれです。
沢の鶴まるごと開放シリーズ第②弾!
瑞宝蔵(ずいほうくら)酒蔵見学ツアー
の様子をお送りします。
前回のブログはこちら→★
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スタッフさんの案内で、酒蔵見学にいざ出発!
゜*.。.*゜ ここでマメ知識゜*.。.*゜
美味しいお酒ができるまでの道のり
①蒸米(むしまい)
玄米を精米・洗米・浸漬し、蒸米にする。
②製麹(せいきく)
蒸米に、種麹(微生物を培養したもの)を接種し
生育させ、麹(こうじ)を作ります。
③酒母(しゅぼ)
出来上がった麹を用いて酒母(しゅぼ)を作ります。
酒母とは「もと」とも呼ばれる予備発酵のこと。
④仕込み
出来上がった酒母をベースに本発酵を行います。
仕込みは、蒸米・麹・水を3回に分けて
徐々に加えながら発酵させる
三段仕込と呼ばれる方法で行います。
この3回を順番に初添、仲添、留添と呼びます。
⑤製品化
熟成したもろみを圧搾し、清酒と酒粕に分けます。(上槽)
このままではアルコール分が高いので、割水して調整。
さらに、火入し加温したまま充填し、日本酒の出来上がり。
お酒を造るのに、こんなに工程があるなんて
知りませんでした!
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こちらが原料の玄米
玄米を精米して糠(ぬか)を作り、
さらにその糠を洗米・蒸して
蒸米(むしまい)にしているところ。
左が蒸米、右が麹の状態。
手にとって食べることが出来るので、
皆さん口に含んで味を確かめていましたよ!
三段仕込を経て、もろみに変化。
もろみは、麹の働きで
デンプンが分解され、糖分に変化し、
酵母により糖分がアルコールに変化します。
スタッフさん「酒粕はアルコール18度もあるんですよ!」
「ひょえー!」
これには お酒に目がないお父さんもびっくり!
私は、その声にびっくり…
こうして
1ヶ月前後の発酵期間で、2割ほど未分解の酒粕を残し
あとはすっかり液体のお酒に変わってしまいます。
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沢の鶴の瑞宝蔵は四季醸造蔵と呼ばれ、
最新の空調設備により
年間を通してお酒を造ることができるんだとか。
機械が開発されるまでは、
この工程を全て手作業で行っていたなんて…信じられない!
蔵人の愛情と根性が美味しいお酒を育てるんですね。
゜*.。.*゜ ここでマメ知識゜*.。.*゜
瑞宝蔵で造られる新酒は
1日30000リットル
=一升瓶17000本
あまりピンとこない量ですが…
20歳の男性が1日1本お酒を飲んだとしても
全て飲むには46年かかってしまうそうです!!
これには先ほどのお父さんも
「どっひゃ~」
と、またまた驚いていました。
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お酒についてすっかり詳しくなったところで、
搾りたての本醸造無濾過生原酒を試飲しましょう!
そして利き酒にチャレンジ!
ABCの瓶のうち、
本醸造無濾過生原酒はどれでしょう!?
「Aやろ~」「Bちゃう~?」「Cやって~」
皆さん必死です!
家族連れからご年配の方まで
幅広い世代の方々が楽しんでいる姿が印象的でした。
スタッフさんの丁寧な案内のおかげで、
楽しく、わかりやすく お酒について勉強できて大満足!
酒蔵見学ツアーは定期的に行われているので
皆さんもぜひ訪れてみて下さい!
詳しくはこちら→★
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さてさて
ますますお酒に興味を持った私は、
沢の鶴本社すぐそばの
沢の鶴資料館
も見学することに!
その昔、蔵人たちはどのようにして
お酒をつくっていたのでしょうか!?
気になる続きは次回のすみれブログをお楽しみに
゜*.。.*゜おまけの句゜*.。.*゜
酒樽に 咲いた菜の花 いとをかし
すみれがお送りしましたー!
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