神戸港を望む大きな海浜公園
神戸メリケンパーク
その昔、
このあたりにはアメリカ領事館があり、
アメリカンという言葉が
アメリケン…メリケン…と変化して
メリケンパークと名づけられました
地元ではちょいと有名な話
スタッフブログではすっかりおなじみの場所ですが、
今回はパーク内に点在する
モニュメントについてご紹介しましょう
まずはこちら
希望の船出の碑
(2001年建立)
この碑は今まさに希望に燃えて
世界に旅立とうとする海外移住者の家族像である。
子供が指をさす彼方は移住する国である。
とありました
戦前戦後、神戸港は海外移住の基地として
多くの移住者を世界に送り出しました。
このモニュメントは、そんな移住者を
讃えるために作られたそうです。
さて
希望の船出の碑の近くでは
こんなモニュメントも見つけました
モアイ像ではありません
神戸海援隊の碑
(1991年建立)
1863年から65年にかけ、
神戸小野浜に
勝海舟・坂本龍馬によってつくられた
海軍操練所が存在した。
武士、町人、 農民を問わず若者たちが大洋に夢をはせ
経済、科学など多くのことを学んだ。
夢をはたせず志なかばで倒れていった若者達を
神戸海援隊と名付け、
その短い青春の夢をここに刻む
とありました
なるほど
形も大きさも違う5体のモニュメントには
港町・神戸らしいエピソードがあったんですね
彼らはそろって
白袴を身に着けていたそうですが…
なんとなく
袴をはいているように見えませんか?
てやんでい
神戸海援隊は、それぞれの夢を胸に
今日も神戸の海を見守っています
written by スミレ