先日、長田神社で見た碑の作者の作品が
別のところにもあると知り、行ってみました。
6月9日ブログ 長田神社の眼鏡碑
>>>>>>>>>>>>>>>>>◆<<<<<<<<<<<<<<<<<
須磨浦公園にある
みどりの塔です。
緑の香りを胸いっぱいに吸い込み
須磨浦公園の遊歩道を進むと・・・
立派なモニュメントが目の前にそびえ立っています。
「薫風」と題されたこのモニュメントは
昭和29年に神戸で開催された
第5回全国植樹祭の時に作られたのだそう。
神戸の飛躍と発展を願った彫刻。
このモニュメントの作家が
眼鏡碑の新谷英夫さんです。
立派なモニュメントは戦後作られた
ものとしては、最も早い1953年に
建てられたとのこと。
>>>>>>>>>>>>>>>>>◆<<<<<<<<<<<<<<<<<
長らく神戸の発展を願い続けてきた彫刻。
このモニュメントをコの字型に囲む石堀の台座に
一対の地球儀が載っています。
この地球儀の一方が、阪神大震災で
落下してしまった・・・というから驚き
直径1.2㍍ 重さ2.4㌧というサイズの石が
落ちるということの衝撃を改めて思いました。
この事実を震災モニュメントとして
後世に伝えるために残し、碑文も綴られています
>>>>>>>>>>>>>>>>>◆<<<<<<<<<<<<<<<<<
>>>>>>>>>>>>>>>>>◆<<<<<<<<<<<<<<<<<
最初のモニュメントが作られた目的に
時の流れによる、別の意味も加わり
さらに意味深長さが増した
みどりの塔
彫刻は、あちこちでそれぞれの人の心に
何かを語り続けているような気がします。
BY 店長