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久し振りに神戸駅へ行きました。
ふと、構内を見上げて、改めて気づいたこと・・・。
神戸駅の天井あたりって、外国を想わせる雰囲気が
ありますね。柱や窓・照明、天井のラインなどなど。
1930年に現在の駅舎に改築された、神戸駅。
三代目の駅舎は、近代的設備を整え、貴賓室なども
あり、豪華なつくりとなっていた様子です。
そして、こちらは駅構内「ビエント神戸」の
中央あたりにある、モニュメント
「やすらぎの泉」
鉄道トリビア 神戸駅
プレートには「この水呑器は昭和5年、3代目神戸駅
開業以来60年余りコンコースに設置されていました。
長距離列車を降りた多くの旅人が、ここで喉を潤して
神戸の街へと出て行きました。」と記してあります。
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形・大きさを眺めながら当時の旅人の
姿を想像してみました。
大きな荷物をもった人や、着物を着ている人も
多かったのでは・・・
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小さな子どもは、抱っこして呑ませてもらったり
ご婦人は、ちょっと恥ずかしくて使いにくかったかも。
慣れない長距離の旅で疲れ、ここで喉を潤し、ほっ!と
した人もあったでしょうね
旅人に供するいたわりとねぎらいの水を呑むための
器は、どっしりと安定感がり、暖か味ある色と形に
感じます。
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コンコースにあったということは、たくさんの出会いや
別れを見守ってきてもいるわけです
そう思うと、モニュメントとして残し続けてもらいたい
ですね。
神戸に下りた旅人の一口目を潤し、エネルギーを
与え、静かに見守り、そして見送ったのですから
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BY 店長