写真と短い文章 2

散歩しながら写した写真を主に載せます。
写真にまつわる面白い話があるとそれを
調べてその語源を散策します。

アンサス(anthus)がつく花の種類: エランセマムなど

2014-04-07 07:15:07 | 草花



プセウド・エランテムム・ラクシフロルム
4月9日、大西区

まだ見た事はありませんが、
ランテムムの種類には
プセウデ・ランテムム・ビコロル
プセウデ・ランテムム・アンデルソニー
などがあるそうです。





エランセマムモドキ、
又はルリハナガサモドキ
4月6日、大中区




エランセマム、瑠璃花笠
2月23日、城区


ギリシャ語では「anthus=花」です。
花の学名には「ギリシャ語」が使わ
れているので花の名前を覚えるには
少しだけでもギリシャ語を覚えると
花の名前も覚えやすくなります。
「瑠璃花笠」は英語ではエランセマム
と言うそうです。 ふた月前が満開
だったようです、今はエランセマム
に似たエランセマム・モドキ、又は
ルリハナガサモドキが良く見られる
ようになりました。この花は英語で
は「pseud=似た、擬」が瑠璃花笠
エランセマムの前に付きます。蝶が
好きな花で色々な蝶がその蜜を吸い
に来ます。人間には本物になりすま
す偽者がいて、人間が作った物には
偽物もありますが、自然には「偽物
はなく」人間が勝手に、植物に付け
たのが名前ですので、英語の「pseud」
は「モドキ」と訳すべきであって、
「ニセ」と訳するのは誤訳と思って
います。

- - - - -

4月8日に思いついて考えた私の
語源散策は次の通りです。沖縄の
歌には次のような歌があります。

イジュヌキヌハナヤ  「アンチュ・ラサ」

サチュイ  ワヌンイジュヌグトゥ 

「マシラ」サカナ

- - - - -

エランセマム、エランテムム、キームム、

イジュ、アンチュ・ラサ・サチュル


  ギリシャ語由来の花の英語名「eranthemum」を

エランセマムと訳する人とエランテムムと訳する人

がいるようです。英語を学んだ人はエランセマムと

言い、ローマ字読みしたい人はエランテムムと言う

のかもしれません。私はある程度英語を学んだので、

今までエランセマムと読んでいましたがエランテムム

の言い方が面白いのではないかと昨日気づきました。

「花」の後で「実が生る」木の代表は「mum=mumu=

momo=桃」かもしれません。 毛桃の沖縄方言はキー

「ムム=mumu=mum」です。ギリシャ語由来の英語の

花の名前「eranthemum」は、「花=anthe=アンテ」

と「ムム=mumu=mum=桃=実」と分析できそうです。

「花」を表す「anthe=anthu=アンチュ」も沖縄方言

にはあります。沖縄は間も無く梅雨入りします。その時

に咲く花が「イジュ」です。イジュの「花」の咲き方が

沖縄では「一番綺麗」と考えられていたかもしれません。

イジュの「花」は「anthe=anthu=antyw=アンチュ」ラサ、

あんなに綺麗に、咲くと、琉歌にも歌われています。花の

科目「eranthis=エランティス」属は「エランティス=春

の花」だそうです。エランセ・マム、エランテ・ムムの

「eran」は「春の」かもしれません。春爛漫という言葉が

あります。「春=ran=爛」と推測できます。ミルラルノキ

属の木があり、その木からは香料が取れるそうで、その木の

名前は英語では綴りは「myrrh=見る」発音は「maa=マー」

です。この英語に相当するヒエログリフは「antyw=アンチュ」

です。ヒエログリフでは「maa=マー=見る」です。


  ヒエログリフとギリシャ語のアルファベット表記
  は次の通りです。


  ヒエログリフ  日本語       英語
  ギリシャ語(G)

  antyw      ミルラノキ属の木  myrrh
          アンチュ・ラサは  
          木の花を愛でる言葉
         (沖縄方言)

  mAA       見る        see, look upon

          
  antho    (G) 花         flower

  anthizo  (G) 花          flower


ヒエログリフ辞典
の参照ページ
189
 75

ギリシャ語はキプロス・ネットの現代ギリシャ語、
English-Greek Dictionary を参考にしています。

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