現在見ることが出来た『四部叢刊』には台湾商務印書館発行のものと上海書店発行のものがあった。これ以外にもあるのかどうか、私には今のところ分からない。
担当箇所の調査のために見たのは『毛詩』。
担当箇所の正文に、『毛詩』が引用されていたから当然原典と相違ないか調べるべきものと思っていたが、昨日の先生の話では調べなくても良かったようだ。
「せっかく調べられたのだから、言って戴きましょう」ってことで、おまけ
でも、調べて良かった。この『毛詩』を二つの『四部叢刊』にあたったことで思いもかけない多くの収穫があった。
そもそも、本来なら1つの『四部叢刊』にあたれば事足りるのに、なぜ二つ見ることになったのか。
K大学にあったものは、台湾商務印書館発行のもの。
B大学にあったものは、上海書店発行のもの。
k大学では『四部叢刊』が配置されているのは、図書館とは別棟にある資料室。
ここがなかなかいろいろ使いにくい事情がある。
B大学では、図書館の一角に設けられている「中国語資料室」に置かれている。
おまけに、其の部屋の学習コーナーの背後の壁面には『大漢和辞典』を初め種々の辞典、そして『四庫全書』がズラ~~~リと並んでいる。
今私が必要とする資料が、1か所に集められている。これはもう最高
そして、なによりK大学まで行くよりも自宅から近い。
最初に調べ始めたのはK大学、その続きを調べたのはB大学。
というわけで、二つの『四部叢刊』に幸運にも出会えたわけだ。
台湾商務印書館のものは2段組み、上海書店のものは1段組み。
先生は1段組みのものは見たことが無いと仰られた。
この部分によって出版事項の書き方が変わってくる。
上海書店のものには、1巻ずつ奥付がついているが、台湾商務印書館のものは、『四部叢刊』の最後の巻にのみ奥付がある。
これも出版事項にかかわってくる。
台湾商務印書館のものを参照すれば、『荀子』だろうが『毛詩』だろうが『史記』だろうが、出版事項の最初の部分は、「民國六十八年台湾商務印書館」と同じものとなる。
この後に続くものは、それぞれの書籍の「刊記」によって変わってくる。
台湾のものは先生の資料にあったものと同じなので、自分の参考資料には上海のものを選んだ。
書き方が分からない部分があったので敢えてこちらを載せた。
長文になり過ぎなので後は次回に。
担当箇所の調査のために見たのは『毛詩』。
担当箇所の正文に、『毛詩』が引用されていたから当然原典と相違ないか調べるべきものと思っていたが、昨日の先生の話では調べなくても良かったようだ。

「せっかく調べられたのだから、言って戴きましょう」ってことで、おまけ

でも、調べて良かった。この『毛詩』を二つの『四部叢刊』にあたったことで思いもかけない多くの収穫があった。
そもそも、本来なら1つの『四部叢刊』にあたれば事足りるのに、なぜ二つ見ることになったのか。
K大学にあったものは、台湾商務印書館発行のもの。
B大学にあったものは、上海書店発行のもの。
k大学では『四部叢刊』が配置されているのは、図書館とは別棟にある資料室。
ここがなかなかいろいろ使いにくい事情がある。
B大学では、図書館の一角に設けられている「中国語資料室」に置かれている。
おまけに、其の部屋の学習コーナーの背後の壁面には『大漢和辞典』を初め種々の辞典、そして『四庫全書』がズラ~~~リと並んでいる。
今私が必要とする資料が、1か所に集められている。これはもう最高

そして、なによりK大学まで行くよりも自宅から近い。
最初に調べ始めたのはK大学、その続きを調べたのはB大学。
というわけで、二つの『四部叢刊』に幸運にも出会えたわけだ。
台湾商務印書館のものは2段組み、上海書店のものは1段組み。
先生は1段組みのものは見たことが無いと仰られた。
この部分によって出版事項の書き方が変わってくる。
上海書店のものには、1巻ずつ奥付がついているが、台湾商務印書館のものは、『四部叢刊』の最後の巻にのみ奥付がある。
これも出版事項にかかわってくる。
台湾商務印書館のものを参照すれば、『荀子』だろうが『毛詩』だろうが『史記』だろうが、出版事項の最初の部分は、「民國六十八年台湾商務印書館」と同じものとなる。
この後に続くものは、それぞれの書籍の「刊記」によって変わってくる。
台湾のものは先生の資料にあったものと同じなので、自分の参考資料には上海のものを選んだ。
書き方が分からない部分があったので敢えてこちらを載せた。
長文になり過ぎなので後は次回に。