好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

愛蓮説その2

2009-07-20 20:57:47 | 其の他
水上や陸上に生えている草木の花は愛すべきものがとても多い。
晋の陶淵明はひとり菊の花を愛した。李氏の唐王朝以来、世間の人々は牡丹の花をとても好んでいる。

(しかし)私だけは蓮の花が泥の中から成長しても汚れに染まらず、漣の立つ清らかな水に洗われながらもなまめいた美しさがなく、茎の中が空洞でまっすぐに立ち、蔓のようにはびこらず枝分かれせず、花の香りは遠くまで香り益々すがすがしく、高くそびえ清らかにすっくとたっており、遠くから眺めるべきでもてあそんではならない、そのような蓮が好きである。

私が思うに菊の花は花の中の隠遁者であり、牡丹の花は花の中の富貴人であり、蓮の花は花の中の君子といったところであろう。

ああ、菊の花を愛する人は、陶淵明のあとにはほとんど聞かない。
蓮の花を愛することが私と同じほどの人はほかに誰がいるだろう。牡丹の花を愛する人が多いのは疑いようのないことである。


周敦頤(1017~1073)は、字は茂叔といい、北宋の道州(今の湖南省道県)の人で著名な哲学者。

本当に蓮の花は綺麗ですねぇ~~~ 私も大好きです!
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4 コメント

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謝謝!!! (つつじ)
2009-07-22 14:56:41
でいいの?高尚な訳で日本語を読むのに疲れる私って・・・編み物の図面や目数の計算で精一杯なのです・・・
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OKよ! (さき)
2009-07-22 15:14:50
日本語の「有難う」が、中国語で「謝謝」なんてね。

感謝の「謝」より「あやまる」ってほうを先に思い浮かべちゃいますよねぇ~

お疲れの時は蓮の写真でも眺めて目を休めてくださいね。
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双頭の・・・ (つつじ)
2009-07-23 23:05:23
今日のローカル紙に。「5年ぶりに双頭蓮咲く!」との記事。掲載写真ではまだ蕾でした。残念!突然変異ですって。咲いたの観たいですね。地元の花蓮公園ですが家からはちと遠方なので・・・こちらの蓮も美しいですよ!
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Unknown (さき)
2009-07-24 00:00:58
「双頭蓮」なんてあるのねぇ~、初耳です。

ググってみると新聞に写真が出てますね。
京都の「双頭蓮」とは品種が違うようですね。幸運が訪れるっていうから直接見たいですねぇ~
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