好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

『ある歴史家の生い立ち 古史辨自序』

2023-04-29 21:10:53 | 参考文献
 『中国古代神話 1』に、『捜神記』巻14の「頂虫」の伝説の参考文献として記載があった、顧頡剛著『古史辨』の第7冊・上編を読んでみたいと思いました。
 しかし、邦訳されたものが第1冊の「古史辨自序」しかないようなので、とりあえずこの本(第3刷)を図書館から借りて来ました。

 国会図書館でもログインすると閲覧できるようです。
 以下は、転載時の表記例に記載されているものです。
 顧頡剛 著 ほか『ある歴史家の生い立ち : 古史弁自序』,岩波書店,1987.6.(第1刷) 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12221775 (参照 2023-04-29)

 まず目次に目を通し、「八 歌謡の蒐集」から読み始め、私にしては珍しく一気に「九 古典の再検討」「十 上海商務印書館」まで読み進めました。
 本文中に、羅振玉・王国維・胡適氏等の知っている名前がたくさん出てきてその関係性も興味深く、また上海商務印書館の依頼で教科書の編集を引き受けた話、『詩経』に関する見解なども述べられています。

 『新編古文書解読字典』を図書館から借りてきたのですが、買おうかどうしようか迷っているので、頭を冷やすにはちょうどいいタイミングでした。
 
 今夜は「十一 考古学・歴史学・民俗学の三方面の収穫」を読み、明日は冒頭から読もうと思っています。

 [追記]
 『抗日戦下の中国知識人 : 顧頡剛と日本』小倉芳彦 著
 小倉芳彦 著『抗日戦下の中国知識人 : 顧頡剛と日本』,筑摩書房,1987.5. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12221594 (参照 2023-04-29)  

 
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