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好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

敬語を表す「被」について(3)

2013-08-02 21:59:03 | 漢文・漢字
先月29日に国際日本文化研究センターの「摂関期古記録データベース」の利用申請をしていたのですが、本日無事に承認のメールが届きました。 

早速、29日の画像にある『権記』の長徳四年の記事を検索してみました。
「被参」は「参らる。」と訓まれていますが、「被退出」は「退出す」と訓んでありました。
「刻」も「剋」の表記になっています。

日文研のWebサイトには、底本には「史料纂集」と「増補史料大成」を用いたとあるのですが、原本調査をしたとありますので、その結果「退出」と修正されたのかもしれません。
県立図書館に「増補史料大成」をリクエストしてあるので、届き次第確認したいと思います。

せっかくなので、もうちょっと「被」について関わりたいと思います。
楊守敬の序文はまだ読みかけなのですが、時間を置いて読み返すことで良い考えが浮かぶこともあるので、と淡い期待を・・・ 

[追記]
近代デジタルライブラリーの「史料大成. 続編 第35」(コマ番号28の左頁上段、後ろから5L)では、「被退出」・「剋」

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朝はなかなかエンジンがかからない

2013-08-02 10:29:37 | 日記
もうこんな時間(10時)なのに、まだ頭が重くエンジンがかかりません。
ベランダの野菜に水やりをし、1回目の洗濯は済ませたものの・・・

重いのは頭だけではなく、心も重いのかも・・・ 
今日は曇っていて青空が見えないから?

このような時は、好きなことをするのが一番!
ということで、パソコンに向かいます。 

「敬語」に関して調べたところ、今まで無縁な領域だったので知らなかったのですが、研究書がたくさん出版されていることが分りました。

『古事記』の講座でも先生が、「これは尊敬を表す・・・です」というように説明をしてくださっていたのですが、敬語そのものに焦点を当てて考えるようなことはありませんでした。
現代の話言葉では、二重敬語は間違った言葉遣いとされますが、古典では二重どころか三重敬語が使われている作品もあるようです。

このことから、『馬琴日記』にあった「被召上」も敬語表現なんだろうと考えるようになりました。口語訳すれば「お召し上がりになる」となるのでしょう。

古典籍を読む時には、現代の考えで読むのではなく、書かれた時代の状況などに即して読まなければならないと改めて思いました。
まだまだ学習が浅く、気づかないことばかりです。
せめて古文を読んでいる時に、敬語が重複していることくらい気づくようにはなりたいものですが・・・ 

座っていても状況は改善しないようです。
明日は孫たちが泊りに来ます。
梅干しを干すのを手伝ってもらう予定なのですが、天気は大丈夫かな?

さぁ~~~ そろそろおもてなしの準備を始めましょう!

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